Pioneer BT搭載ミニコンポ X-HM51-S 通電不可ジャンク修理

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ハードオフ新居浜店にて
パイオニア X-HM51-S
ミニコンポのセンターのようです
付属品無し。

正確な情報が見つかりませんでしたが2013年から2016年あたりまで
販売していたみたいです

『電源入りません 540円』という甘く危険な誘惑に抗うこともできず
カゴに突っ込んでいました


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電源が入らないジャンクはご褒美!


持ち帰り、テストしてみましたが
やはり電源ボタンを押してもウンともスンともいわない無反応。
一般的にはガチジャンク扱いされ
おそらくメーカー修理も1万円以上かかるため
買い換えで廃棄される運命ですが・・・

過去に何度も言ってますが『電源入らない』は
電源さえ入るようにしてやれば他は壊れていないことが
ほとんどなので540円であれば買いなのです。。

ハードオフ新居浜にて A&D DT-W4000 1989年製 この頃まだ私は小学生だったため全く知らないんですが A&Dは赤井電機と三菱電機の合同ブランドとのこと。。 電源入らない 540円という実にいい響きだったため購入 下に置いてあるのはこないだ直したソニーのTC-WE475 (エージング中)

11月2日。 NAOKIT氏との高松ゴミ漁りツアーの際に発見した パイオニアのLDプレイヤーCLD-770 1988年発売モデルで定価158000円

過去の例

年式はまだまだ新しい


2014年製のようです
2000年代前半や30年以上前のオーディオばっか相手しているので
こんな最新式のコンポなど直せるのか不安ですな。。
直れば近代的なコンポが540円で手に入り超お得なわけです。
この辺がジャンク漁りの楽しいところ。

外装は非常にきれいなので使用頻度は低そうな雰囲気。
まだまだバリバリ現役で働けると思うこの子に
いったい何があったんでしょうか・・・?


廉価機のようで光デジタル入力が無かったり
端子も金メッキされていません
TVにつないで使う場合光デジタル入力は欲しいところですが・・・

分解して故障個所を確認!

ネジが特殊でござった


いつものようにネジを外すだけ・・・と思いきや
サイドに付いているネジがT10のトルクスでした

しかし、ジャンカーであればT10くらいは
常備しているはずなので問題なし!

後ろのネジは普通のプラスでした

電源基板が原因とみた


中を確認すると側面に電源基板。
CDドライブの奥にメイン基板が配置されています


本体側面に設置されている電源基板を取り出して確認。
目視ではおかしいところはないが
既定の電圧が出ていないのでこいつを修理すれば
直ると思われます

お約束ですが電源基板の修理は感電や発火の危険性があるので
マネする場合は自己責任で・・・

原因はやっぱりコンデンサ?


ヒューズは健在。


電源基板でよく壊れるパーツといえばやはりコンデンサ。
トランスやヒートシンクなどかなり発熱する部品の近くに設置されている
この二つのコンデンサをチェックしてみました


Changという中国では大手有名な所なんですが
要するに日本製に比べ質の悪い中華コンデンサが使用されていました
コストカットのためとはいえ電源くらい
日本製コンデンサを使ってほしいですな

パッケージにCD110と記載があります
調べてみるとChangのGRシリーズのことのようです
データシート
電源用とかですらない通常品なのか・・・


余談ですがAliで50個100円(送料込)くらいで売ってる
Chongというメーカーロゴからして
そっくりというかほぼ同じ激安コンデンサも存在し
私もジャンク品の応急処置用としてよく使っています

画像の上がChang・下がChong

そのほか、Cheng ChangX ChengX ChongXなど
系列会社なのか否かすら不明なメーカーがたくさんあります
この辺の事情はどうなってるんでしょうねぇ


他の部位で使われてるコンデンサは・・・
電源基板の一部に台湾のLelonのコンデンサ
ここも昔PCのマザーでやらかしてます


メインボードにはTWBORと書かれたコンデンサ
こいつは初めて見ましたが台湾製のようです


電源基板から外したコンデンサをテスターでチェックしてみると
定格は47uF 35Vなんですが半分の23uFあたりまで
容量抜けしていました

それだけでなくコンデンサの抵抗値であるESRの値が
21Ωと高くなっていました


もう一つ、熱源近くから外した10uF 50V。
容量は正常ですがこいつもESRが55Ωと異常な数値。

コンデンサが劣化してESRの値が上がると
回路の動作が不安定になるとのこと。

今回、この二つの不良コンデンサを
ルビコンの同等品と交換しました。


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


仮組みして電源を入れてみると・・・

今まで全く無反応だったディスプレイに
POWER ONの表示が!
無事に立ち上がったようです!


試しにCDを入れてみると調子よく読み込み
音飛びなく再生可能でした!


トレイ開閉も快調でしたが
もしトレイが開かない場合は
ここのゴムベルトを交換すればいいと思います

Bluetooth搭載!


この機種、2014年製というのもあり
Bluetoothレシーバーという最新鋭の機能が実装されています
スマホとペアリングしてスマホの音をこいつで鳴らすことが可能

試しにペアリングして・・・


問題なく再生可能でした!
カセットやMDなど今となってはレガシーな装備しかない
ジャンクばっかり触ってたのでこういったのは新鮮ですな

修理完了!


元通り組みなおして修理完了となりました
スピーカーは有りものでいいとしてもリモコンを
どこかでゲットしたいですな

ハイレゾには対応していませんが
USB端子からMP3なども再生できるのでなかなか便利そうです

この機種、調べてみたところ
運が悪いと2年程度で電源が入らなくなる個体があるようです
電源基板の交換修理を量販店経由でメーカー修理すると
15000円程度の修理費になります。

オクやメルカリでも通電不可ジャンクがたまに出ています。
わずか数年程度で電源が壊れてしまうとは中華コンデンサのせいなのか
廃熱設計の欠陥なのか・・・?

そのほか、トレイ開閉の不良も多く
ローディングメカ一式の交換となり7000円~10000円程度の
修理費になります
こういうのも安く売って使い捨てさせる時代なんですかねぇ

今回活躍したテスターはトランジスタテスターとして
Amazonなどで数千円で入手可能です
ジャンク修理で持ってるとかなり便利なのでぜひ。

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