ソニー プリメインアンプ TA-F333ESRを入手!


今回はハードオフ高松郷東店にて入手した
ソニーのプリメインアンプTA-F333ESRを紹介します。

レトロなオーディオ機器はいいぞ・・・


ハードオフのジャンクといえば楽器・オーディオ・PCでしょうか。
楽器は私はほとんど扱えないので探さないんですが
昔のオーディオ機器は興味があり、特にソニーの単品オーディオは行くたびに探しますね。

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そして今回、以前から探していたTA-F333ESRをゲットしました。
これは以前5000円くらいでゲットしたカセットデッキのTA-K333ESRと
同時期に発売された同グレードの製品ですのでセットで使いたかったんですよね。

オーディオの足跡 TA-F333ESRのページ
発売は1988年とのことで32年も前の製品なんですね。
そしてお値段は79800円。
ESモデルの中でもエントリー機なので単品オーディオとしては安めの価格ですが
それでも一般的に考えてアンプだけで79800円というのはなかなかの価格。

今回、ジャンクでお値段11000円で購入。
オクの動作品価格がだいたい同じくらいと思いますので価格としては普通ですね。
今でも人気のある機種のようです。

今やオーディオと言えばAVアンプやホームシアターばかりが優遇されている時代ですねぇ

各部を見ていく


というわけで持って帰りました。
32年前のオーディオ機器にしては全体的にかなりきれいで
前の持ち主に大事にされていたものと思われます。

それにしてもこのアンプ、21キログラムもの重さがあり
レジに運ぶのも一苦労でした。
当時のオーディオの世界において安定性を得るために『重い』というのは
正義だったようでGシャーシと呼ばれる重く屈強なフレームが使われています。


前面には電源ボタンやセレクター、音質調整などの各種つまみやボタンがたくさんあります。

アンプは各種プレイヤーから送られてきた音声信号をスピーカーで鳴らせるレベルまで
増幅する役目を持っており、オーディオにおいてかなり重要なポジションの装置であります。


こういうのを買っておいて恥ずかしいことながら何に使うのかわからない
ボタンやツマミも多数あり。。
ツマミは金属でできており、触るとひんやりとした感触で高級感がありますね。

セレクターを見るとカセットデッキを3台も接続できる仕様のようで
当時使ってた方はダビングがはかどってたと思います。
今ならばMDやポータブルオーディオをつなぐ端子として使用できますね。


ちょっとお高い機種についていることが多いサイドウッドもきれいな状態。
やはりこれがあるのとないのとでは高級感が違います。
ラックに入らなくなるのか出回っているものの中には外されている個体も多いようです。


入出力端子。
一部は金メッキされていますがエントリーモデルのためかされていない端子もあり。
年式が古いためちょっと酸化しているようで曇りがありますが大きな問題は無さそうです。
まだまだCDなどのデジタル音源が一般に普及する前の製品ですので
デジタル入出力はありません。


スピーカーをつなぐターミナルも金メッキされていないもの。
この辺は上位モデルならいい物が使われているんでしょうか?

スピーカーはA・Bの二系統繋ぐことが可能でセレクターで切り替えたり
同時に鳴らすことも可能。
田舎にある我が家は半径150メートル以上、他の民家がないためオカンが居ない時間なら
大音量でガンガン鳴らしても問題ないです。


天板は若干の錆が出ていますがおおむね良好。
放熱スリットから中を覗いてみましたが特に埃がたまっている感じはなく前の持ち主は
ちゃんとオーディオラックに入れて使用していたものと思われます。
ちゃんと使えればなかなかの当たり個体ですね。

動作チェック!


電源を入れてみます。
すると赤いランプが点灯しました。
しばらく待っていると・・・


カチっとリレーが動く音とともにランプがきれいな緑色に代わりました。
アンプというのは電源投入時にボンッという大音量のノイズが出て
それがスピーカーを傷めないように通電からスピーカーがオンになるまでに
時間差があります。
この状態になれば音が出るようです。

ジャンク理由のボリュームのガリ(ボリュームを回したときにバリバリとノイズが入るアレ)は
何度もボリュームを回しているうちに出なくなりました。
ガリはボリュームの汚れや酸化などの接点不良で発生しますので
何度も回すと接点が馴染んで一時的に直ることが多いです。
接点清掃をしないと再発すると思いますがとりあえずのところはこれでOKかな。


我が家には良いスピーカーがないのでミニコンポ用の安いスピーカーを接続して
動作チェックしました。
とりあえずDAPを繋いでFLACを流してみたところ
ボリュームを絞った状態だと片方のスピーカーの音が出ませんでしたが
9時くらいの位置まで回すと音が出だしてその後は絞っても音がちゃんと出ていました。
おそらくリレーの接点が汚れているせいだと思われますがまだ軽症で実用上は問題ないので
しばらくこのまま使おうと思います。
分解するガッツが溜まったらリレーを清掃しようと思います。
音質調整のつまみなどは良好。

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肝心の音ですが、非常に温かみのある音でききやすいです。
素人の私でも以前購入したONKYOのハイレゾ対応ネットワークプレイヤーとは
かなり音が違うのがわかります。
これがバブル時代に作られたアンプの音なのか・・・すごく良い。
(CR-N765はこれはこれでいいものなんですが操作のレスポンスが悪く
最近はあまり使っていない)
昔のあまり音圧の高くないCDの音源と相性がいい感じがします。

現状、スピーカーがあまりにもお粗末なので当時もののバブリーなスピーカーが
安く売られていたら買ってみようと思います。
とりあえずこいつが収まるオーディオラックを手に入れないといけませんね。
そしてカセットデッキ、CDプレイヤー、ラジオチューナーなどを繋いで
バブル期のオーディオシステムを構築するのが現在の目標ですかね。

今回はここまで。。

音が出ないことがあるアンプ TA-F333ESRの簡易メンテ
先日購入して動作チェックをしたこのソニーのアンプ TA-F333ESRですが、今回は音が出ないことがある症状を改善するために 簡単なメンテを行おうと思います。

音が出にくい症状をメンテナンスしました。

コメント

  1. ジャンクGG より:

    初めまして、もうすぐ66になる爺です、ジャンクオーディオとジャンクギターの修理をささやかな趣味にしています。
    私もSONYのプリメインアンプをハードオフジャンクで手に入れました、型番はTA-F555ESRです、333ESRの上級機になります、単体で26kgあり非常に重いです。価格は¥7000でした、新品時は¥128000ですから当時は高根の花でした、今は良い時代です。店員によるとスピーカーB側が鳴らないと言うことでしたが持ち帰りテストしてみました所B回路に問題は無く逆にA回路が鳴りませんでした、これはスピーカー端子マイナス側が基盤の所で半田が外れていただけで簡単に治りました、後は入力切替セレクターの接触不良で音が出たり出なかったりしていましたのでこれも分解掃除で直りましたが組み立てをミスしたようでチャンネルが一つずれてしまいました、いずれ直します。とりあえずはセレクターのつまみの位置をずらして有ります、これでどこも悪いところは無く快調に作動しています。¥7000はお買い得でした。ところで555はこのシリーズ最上級機となっていますがピン端子の金メッキは333と同じでCDとフォノ端子の2か所です。あとは333と変わらないですね。
    私はサンスイAUーD707X DECAED(1985年製¥129000)も持っていますが(これもハードオフジャンクでした)ソニー555ESR1986年製もなかなか良い音ですね、どちらもほぼ同じ時代の製品でオーディオには良き時代でしたね。この当時の製品は使われていなくて内部に埃汚れが溜まり端子の錆でガリが出たり切り替え不良になるだけで簡単に治る物が多いですね、綺麗に直して売れば結構な値段になるのにもったいないですね。(私は売りませんが)

    • プンソンsetsuhiwa より:

      コメントありがとうございます
      555が7000円はお得でしたね、このシリーズは確かに重たくてちょっと移動するのにも一苦労です。

      >金メッキ
      そうなんですね、その辺にはお金をかけなかったんでしょうか

      今まで買った昔のオーディオは私も売らずにとってあるんですがさすがにそろそろ置き場所がやばいです

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