小型ゲーミングPC!GPDWIN MAXの性能はいかに!?


2020年10月6日。
巷ではゲームギアミクロの発売日でいろんな意味で祭りになっていましたが
スルーした私はこっそりポチっていた小型ゲーミングPCである
GPDWIN MAXで楽しんでいました。

GPDWINはいいぞ・・・


GPDWIN MAXとはUMPC復活のきっかけを作ったGPD社が発売した
ゲームパッド内蔵小型ゲーミングPCのことであります。

今回は今までのような5インチ液晶くらいの超小型PCではなく
8インチ液晶搭載の『そこそこ大きい小型PC』として設計されています。

1月某日、私は ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!! 無駄遣いしてぇ!! ちっちゃいノートPCが欲しい!!! ・・・と、悶えていました

今年初めにOneMix3ProというUMPCを購入したため
スルーするつもりでいたんですが、意外とパワフルなマシンだということで
興味がわいて勢いでポチりました。

各部を見ていく


右側面。
なんと有線LANポートがあります。
UMPCでは真っ先に削られるポートですがネット対戦において
ネットワークが無線LANというのはあり得ないため搭載しているものと思われます
この時点でこのGPDWIN MAXの本気度がわかりますね。
場所的に手持ち操作の時は手で隠れて使用不能と思われますので
外付けゲームパッド使用時やノートPCとして据置使用するときに活躍しそうです。

そのほか、MicroSDスロットがあり。


背面。
両端にLR1・2ボタンがあります。
押しやすい縦並びになっていますね。
初代GPDWINは横並びで押しにくかったので良い改善ですね。

そしてフルサイズのHDMI端子があります。
耐久性の関係でフルサイズの端子がついているのは嬉しいですね。
UMPCでは大抵1ポートしかついていないUSB-Aポートも2つあります。
USB‐Cポートも2つ。(一つは充電兼用)
Thunderbolt3対応となっているのでなんと外付けGPUボックスが接続できるとか。


左側面にはコントローラーをマウスとして使うための切り替えスイッチ。
マウス側にするとアナログスティックでカーソル移動、LRボタンで左右クリックが
できるようになります。
十字キーでブラウザのスクロールもできるため操作が快適になります。

初代にあったDirectinputとXinputの切り替えスイッチは残念ながら削除されています。
したがって、Xinputで不具合があるゲームはJoy to Keyなどを使って
対策する必要がありそうです。


前面にはマイク穴とコンボジャック。

各種端子は保護カバーをつけるといいと思います。
特にLAN端子はコントローラーを使うときに手の平にあたる部分にあるため
汗などで腐食する恐れがありますのでカバーは付けたほうがいいですね。
↑の商品はTwitterで流れてきていいなと思ったので私もポチりました。


底面には冷却のためのスリットとファン。
スピーカーは嬉しいステレオ仕様。


今までのGPDWINではオマケに近いクオリティだったキーボードは
普通のノートPCのようなタイプになり十分なピッチが設けられております。
押した感覚は安っぽいですが配列は思ったよりも素直でブログ執筆も十分できるくらい
使いやすそうです。
英語仕様なのでそこは注意。


今回、かなり進化している十字キー。
初代はフニャフニャしていて押しづらく、中心が押せてしまうため
意図しない方向に動いてしまうことがありましたが
GPDWIN MAXのものはPS VITAの十字ボタンの感触に近くなっており
ちゃんと中心に軸があってシーソーのように動くため上下左右を同時押し
してしまうことがありません。

中央にはタッチパッドがあり、Windowsの基本操作は不自由なくできます。
この手のUMPCってポインティングデバイスが光学ポインターのことが多く
使い物にならない代物が多いので結局はマウスが必要でした。。。

十字キーの右上にはスタート、セレクト、メニューボタンがあり。
小さくてすぐ壊れそうな雰囲気があり、十字操作をしていると
ちょっととっさには押せないのでもう少し大きくしてほしかったかな?


サイズ比較をしてみます。
上が初代GPDWIN、その下がGPDWIN MAX、その右がOneMix3Pro。
初代と比較するとかなりサイズが大きくなっていますね。

外装に関してGPDWIN MAXは液晶の天板部は合金ですがその他の部分は
樹脂パーツとなっているようです。
合金パーツが多めのOneMix3 Proと比べて安っぽさはありますが
軽さと低コストを求めた結果でしょうね。


OneMix3Proと厚みを比べると2倍近くあり、なかなかボリューミーです。
GPDWIN MAXはパワフルなCPUを搭載していますので廃熱機構のスペースの
確保が必要なのとゲームパッドとして持つにはそれなりの厚みがないと
指がつかれるため仕方のない部分といえるでしょう。


今回購入した代理店のデントオンライン限定の購入特典。
液晶保護シート3枚とリカバリUSBメモリ、保護ケース。
GPDのマシンは特殊なドライバが入ってることが多いので
リカバリメディアが付属するのは心強いです。

ケースはちょっと安っぽいですが持ち出すこともあると思いますのであると嬉しいです。

保護シートは光沢2枚、反射防止1枚が付いていました。
OneMix3Proのように最初から張り付けられてはいませんでしたので
反射防止のものを貼り付けました。

この他、外装に被せるプロテクターが付く予定でしたが
製造上の不具合で後日発送になるとのこと。


付属のACアダプターは日本のコンセント対応でUSB PD対応


最大65Wの給電が可能なようですね。
一応、PSEマークはついているので無いものに比べれば安全でしょうか。

動作チェック!


早速設定をしていきましょう。。。
といっても、Windows10の設定など面白味がないので割愛します。


設定が完了しました。
最初からSteamクライアントのインストーラーが入っているのが親切ですね。

液晶は16:10の解像度は1280×800。
フルHDじゃないのが残念ですが、あくまでゲーム機として考えれば
無駄に高解像度にして負荷を高くするよりは不便ない程度の低い解像度のほうが
都合がいいのでこれは英断と言えます。
ネット閲覧や動画視聴程度であればこの解像度でも全く問題ありません。

タッチパネルとして使用可能ですがOneMix3Proのようにデジタイザーペンを
使うことはできません。


手に持ったサイズ感はこんな感じです。
かなり大きい感じがしますが意外と操作しやすい。
画面も大きく見やすいです。
私は手が大きめですので不便しませんが手の小さい方は
十字キーが遠く感じるかもしれません。。

各ゲームボタンの押し心地は良好。
導電ゴム接点ではなくプチプチ感があるボタンです。

タッチパッドですが、小さいながらも操作性が良好でマウスがなくても不便しません。
二本指などのジェスチャーもしっかりでき、下側はクリックボタンになっています。

キーボードですが上段のファンクションキーや数字キーがちょっと
建付けの悪い感じのものがあり、押し方によっては反応しにくい場合があります。
通常サイズのアルファベットキーの押し心地は良好。

負荷がかかると冷却ファンが高速で回りますが、熱いという感じはあまりなく
冷却設計はしっかりとできている感じですね。


CPUはCore i5 1035G7という聞きなれないものが使われています。
4コア8スレッドの第10世代のモバイルCPUで聞くところによると
古い世代のデスクトップ版Core i7を凌駕する性能を持っているとか。。

さらに統合GPUのIrisPlus940の性能が一般的なノートPCのものに比べ高性能で
軽い3Dゲームならヌルヌル動くらしいので楽しみです。
OneMix3Proも同じ第10世代Core i5を載せていましたがそれとはまるで
格が違うようですね。

メモリはDDR4の16GBで普段使いで困ることは全くないと思われます。
今までUMPCのメモリはLPDDR3が主流でしたので新しい世代のものになり
スピードも速くなっています。

OSはWindows10 HOME 64Bit
バージョン2004がプリインストールされていました。


ストレージですがM.2の512GBのSSDが搭載されています。
そのため起動は高速、OSの挙動もサクサクでとにかく快適です。

ただ、パーティーションが分割されていて個人的に嫌だったので
ディスクの管理から統合してやりました。

ベンチマーク

CINEBENCH


CPUの性能を図るCINEBENCH R20で測定。
結果、1677とこれはなんと私がメインで使用しているデスクトップPCを上回る結果。
(デスクトップは1400くらい)
第三世代Core i7 3770Kを上回る結果を出すとは、
この小さいマシンにこのパワーがあるのが信じられません。

Crstal Disk Mark


次にSSDの速度を測りました。
連続読み込みが2000MB/秒を超えていてさすがM.2 SSDだなと。
上記のCPU性能も相まってノートPCとして使う上で不満は全くありません。

保証対象外となりますが裏蓋を開ければSSDは自分で換装ができるようです。
保証期間が終わった後に壊れても安心ですね。

ドラクエベンチ


ドラクエベンチのみ、他に所有しているPCとの比較のため外部モニターに繋いで
1920×1080 最高品質で測定しています。

結果は5672とちょっと期待外れ。


もっと高い数値が出るはずと思い、もしやと思ってACアダプターを接続して
再測定をしたところ9611とかなり数値がアップしました。
バッテリー駆動ではGPUにリミッターがかかるのかもしれませんね。


GPDWIN MAXの内蔵液晶で1280×720 最高品質で測定した結果。
(ACアダプター接続)
ちなみに内蔵液晶でフルスクリーンだと若干数値が落ちるので
仮想フルスクリーンにしています。


1280×720最高品質でバッテリー駆動
フルHDの時ほど差は出ないものの
やはりバッテリー駆動だとパフォーマンスが落ちるようです。

ちなみにインテルから入手した最新版のグラフィックドライバだと
数値が大幅に下がるのでデフォルトのドライバで動かすのがいいと思います。

FFXVベンチ


クッソ重いことで定評のあるFFXVベンチですが
1280×720標準品質で1900と動作困難。
ACアダプターを挿してもほとんど変わりませんでした。

このゲームはグラボを挿したデスクトップPCでも厳しいので
どうしてもGPDWINで遊びたい場合は高性能な母艦を用意して
リモートプレイをするほうがいいと思います。

実際にゲームで遊んでみる

GGXrd Rev2


キャラが3Dポリゴン化されそこそこ動作が重いゲームですが
1280×720画質優先設定でおおむね60FPS出ています。
登場演出や重いステージなど悪い条件が重なった時に若干FPSが下がる時があるものの
プレイにはほぼ支障がないと思います。
十字キーの使い勝手向上もあり、技もしっかり出て快適にプレイできます。

KOF14


こちらもフルポリゴン化されてそこそこ重いゲームですが
1280×800設定、画質設定を上げた状態でほとんどのシーンで60FPS出ています。
(たまにカクッとすることがある)

ただ、画面がかなり暗く見辛い感じになります。
設定をいじったりグラフィックドライバーを更新しても改善せず。

Fight of Gods


1280×720最適設定で遊べるレベル。
Steam側のFPS表示機能では60FPS出てる感じなんですが
ちょっとカクカクする感じがします。

UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r]


もともと軽いゲームですので快適動作します。
ゲームの解像度が1280×720なのでドットバイドット表示となり
ドットで描かれたキャラがクッキリきれいに楽しめます。

history warriors

スクショが取れないゲームなので画像無し。
このゲーム、内蔵グラフィックだと背景がガクブルするのでまともにプレイできない。
最新の内蔵GPUでも症状変わらずでこのゲームの作者はちゃんと
テストプレイをしているのか疑問。

DEAD OR SCHOOL


軽いゲームなのかちょっと遊んだ限りではほぼ60FPS安定。
操作が複雑なのと慣れてないのでちょっと戸惑うことが多い。。

コナミアーケードクラシックス


沙羅曼蛇で遊んだ感じですがフルスクリーンで遊ぶと画面が滲んで
なんか微妙にカクカクするんですよねぇ
ウインドウモードで遊ぶとクッキリして快適に動きます。

フェアリーフェンサーエフ


1280×800設定
ダンジョンや戦闘シーンで30〜48FPSくらいで十分遊べるレベルです。
RPGなので若干カクカクしてもプレイには支障がないと思うのと
初代のPS3版がこんな感じのフレームレートだった気がするので問題ないですね。

まとめ

  • 小さな本体に高スペックなCPU、SSDを搭載し快適なOS操作が可能
  • 従来に比べ操作性の良くなったゲームパッド
  • 普通のノートPCとしても使えるキーボードにタッチパッドを搭載
  • 軽〜ちょい重くらいのゲームならサクサク動く!

・・・ということでGPDWIN MAXは非常に満足度の高い買い物となりました
Geforceなどの強力なGPUを積んでいるゲーミングPCと比べると非力な感はしますが
ライトなゲームをやる程度であれば十分すぎる性能を持っていると思います。
小さくてゲームもそこそこ遊べるノートPCをお探しの方は選択肢としてアリだと思います。

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今回、購入先に選んだのは正規販売店のデントオンラインさん。
(・・・のAmazonストア。)
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また、メーカー保証1年に加え独自保証1年がついているようで2年保証となるようです。
特典も豊富ですのでお勧めします。

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