ねんがんのESカセットデッキ!SONY TC-K333ESRをてにいれたぞ!

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月に1回行くか行かないかって感じのハードオフ藍住店にて
なんとソニーのカセットデッキTC-K333ESRが!
この店はたまにいいオーディオが入荷します

ソニーの中級機以上のデッキには型番にESがつきます
こいつは上位機種のTC-555ESRの一つ下の機種になります。

状態は再生可、録音できないということで5000円
以前、後継機で完動品のTC-K333ESGを別の店で見たことがあるんですが
お値段が16800円とジャンカー的には高かったので買わずにいました

録音ができなくても最悪再生機として使いたいので
買って帰りました
500円クーポンがあったので最終価格4500円。

当時の定価は85000円だったそうな。

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状態はなかなか良い!


ヘッド・キャプスタン・ピンチローラーの状態はいいと思います
1988年発売で30年以上経ってるとは思えない状態なので
かなり大事にされてきたのか過去にメーカーで整備しているのかもしれません

この機種はいわゆる3ヘッド機で音質へのこだわりから
再生・録音・消去のヘッドが独立しています


高いデッキについてるサイドウッド。
これがあるだけで高級感が増します。
若干の痛みがありますが問題なし。

はがれかけてるところはボンドで補強しておきました

再生OK!やっぱり音はかなりいい!


再生を試してみます。
最初、高音がこもりがちだったんですが
しばらく回しているうちにメカが馴染んだのか
高音の伸びもよくなりました
アナログはこういった部分が面白いです

動作音は以前直したTC-RX70のような静音性のいい機種に比べると
大きめですが後期の安物みたいなドラム缶叩くような
ガコンガコンといった下品な音ではなく
あくまで上品な機械音といった感じです

ちなみに音質への追求から、こういった機種は
Wカセットにもなっていませんしオートリバースといった
軟弱な機能は搭載されていません

音楽をじっくり聴くオーディオマニアにとって
テープをひっくり返して再生を押す手間も楽しみの一つのようです


テープの窓を見るためのランプもしっかりついています
扉の型番の下に書いていますが
モーターの回転はクォーツ制御で可変抵抗で調整するタイプよりも
正確なテープ速度が得られるとのこと

また、テープの回転にベルトを使わないダイレクトドライブのため
ワウフラッター(回転ムラによる音の揺らぎ)が非常に少ないそうです

テープスピード4.76cm/秒で調整したシャープのデータレコーダーで作った
3KHz正弦波テープを再生してオシロで見たところ
ピタっと3KHzで張り付いて微動だにしないので
かなり正確な再生ができているようです


パネル右側は録音周りのツマミやドルビーのスイッチ。
モニタースイッチをソースに切り替えると
外部入力端子の音が出力されます

録音レベルやヘッドホンのツマミもガリはなく良好。

普及機に搭載されている録音レベルを自動で調整してくれる機能は無く
すべてマニュアルです


パネルの左側は再生関係のボタン。
数回、押したボタンと違う機能が動いたことがあったんですが
しばらく使っているとその症状は出なくなりました

最悪、タクトスイッチの交換で直るでしょう


外装の具合はなかなか良好でしたが
天板にちょっとだけ塗装がハゲたところがありました


マジックで重ね塗りしたところ目立たなくなりましたが
車用のキズ隠しとかで塗った方がいいですかねぇ


放熱口からは高そうな緑色のオーディオ用コンデンサが。
ニチコンのMUSEってやつでしょうか。。



市販テープもきれいに聴けるのでアジマスとかは
狂ってないと思うんですが・・・
基準テープが無いのでわからんですな。。

このジャンクは録音不可のはずだが・・・?


今回、録音ができないということで5000円でしたが
試しに録音してみると・・・?
普通に録音できちゃいました!
もしかしてチェックしたスタッフがあまり知識がなかったのかもしれません
この機種、録音ボタンを押すと録音待機のような状態になり
そこから再生を押すと録音がスタートするような錯覚を起こしますが
録音は録音ボタンを押しながら再生を押す必要があります。
押しながらでないとただの再生になっちゃう。。


つまり完動品だったということで実によい買い物でした!

CDプレイヤーを繋いで録音してみると
ノーマルテープなのにまるでCDのような素晴らしい音質で録音できました
これは安いデッキやラジカセなんかには絶対戻れません
昔の金持ちはこんないい音でテープ聴いてたんだなぁ・・・

カセット扉がマッハで開くのを調整する


一点だけ、カセットのイジェクトボタンを押したとき
高級なデッキは扉がゆっくり滑らかに開くんですが
こいつは一瞬でガチャンと出てきます
これは明らかにおかしいそうで、この勢いで扉のパーツを
破損させることもあるそうですので改善します

原因はこのピストンの穴のグリスが無くなってるせいとのこと


穴に入るパーツを外したところ。
本体を分解しなくてもうまくやれば外せます。
リングのパッキンが付いていますね
このパッキンと高粘度のグリスとの抵抗で
ヌルーッと扉が開くようになるようです


見た目きれいなんですが年代物と思われるので
多くの方がやっているように水道周りのパッキンで代用します
内径5.8㎜のパッキンを購入。
元からついてたのがオリジナルのパーツかは不明ですがほぼ同じ大きさです


そして穴にグリスを塗って部品を戻します
適当なグリスが無かったので田宮のセラミックグリスを塗りました
扉の開きはそこそこ滑らかになりましたが
開くたびにヌチャァ~と淫らな音を出すので
近いうちにちゃんとしたダンパーグリスに塗りなおそうと思います
もうちょっと粘度が高めがいいのかな?

壊れたらどうしよう?


ジャンカー的には自前修理が基本なんですが
貴重な個体なのでこのクラスになると私のような素人が触るより
オーディオ修理専門店に依頼した方がいいかもしれませんね・・・
ちなみにメーカー修理は打ち切られています。
もう少し知識と技術を付けて簡単な調整くらいは
できるようになりたいところです

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