オーディオ用スピーカー DIATONE DS-200Zを入手!


先日オーディオラックの記事でちょっと紹介した
DIATONEのスピーカー、DS-200Zを紹介します。

エントリー向けの名機!?


定期的に来るオーディオ熱が冷めないうちに
オーディオシステムのスピーカーを買おうと思いハードオフへ。
そして宇多津店で出会ったのがこのDS-200Zです。

オーディオの足跡 DS-200Zのページ
三菱電機のオーディオブランドであるDIATONEのブックシェルフ型のスピーカーで
当時価格はペアで60000円と単体スピーカーとしてはお安い価格のものですね。
お手頃価格なのと音もよかったようで売れていたみたいですね。
1992年発売のため28年経過しているなかなかの年代物になりますね。

アンプなどはほとんどソニーで揃えてあるのでスピーカーはどうしようかと
思っていたんですが、あまりソニーはスピーカーのイメージがなく
アンプと同世代に出たES付スピーカーはあまりいい評判を見かけなかったので
今回スピーカーは別メーカーのものにしました。


お値段は16500円とジャンクスピーカーにしては値が張るんですが
オクの同じような状態のモノの相場も大して変わらなかったんで購入。

別売の専用スタンドは当時価格ペアで22000円もするので
それを考えればお得かなと。

各部を見ていく


つー訳で持って帰ってきました。
部屋に置くと結構大きいかな。。。
なかなか存在感があっていいですね。

スタンドに置かれたこのスタイルに一目惚れしたんですよねぇ。
スピーカーはデザインで選ぶものではないかもしれませんが
機材を愛する上でやはり見た目が気に入るかって部分は重要かなと。


本体に大きな傷やスピーカーネットのほつれもなく程度は良好。
やや艶のある外装できれいです。
ハードオフではよく外装がボロボロになってるスピーカーを見かけますが・・・


スタンドの土台の部分に若干のめくれがありますが後ろ側となり
あまり見えない部分ですので問題なし。


スタンドにはDK-200Zと型番が。
専用スタンドですのでデザインの一体感もよくなかなかオシャレ。


背面には仕様が書かれていました。
再生周波数が32000Hzとハイレゾ規格には届きませんが
CDなんかを再生するには十分なスペックです。

ターミナルはバナナプラグ対応のネジ式。
ハードオフでスピーカーを買う際、ターミナルがバネはさんで固定するタイプや
線が直に生えているものはミニコンポの部品扱いのセットスピーカーの可能性が高いため
こういったネジ式やバナナプラグ対応のターミナルのスピーカーを選ぶといいです。


スピーカーネットを外したところ。
ツイーターとウーファーの2WAYのようですね。
ジャンク品や店頭展示品など誰でも触れるところに置かれていたスピーカーというのは
高確率でファッキンな輩にセンターキャップ(スピーカー中心のドーム状の部分)が
潰されているんですが奇跡的に無傷です。


ただ、古いスピーカーによくあるエッジの劣化が見られますね。
ONKYOの場合はエッジがパキパキに割れるんですがDIATONEのエッジは
ガチガチに硬くなるようです。
元の硬さが分かりませんが指で触れても弾力が感じられないので硬化しているようです。
ジャンク理由としては書かれていませんでしたがこれがジャンク理由でしょうね。
低音の出に影響があると思われますのでいずれ軟化剤を塗るなどの処置をしようと思います。

音の出はいかに?


まず、『あ、やっぱり低音が弱い?』って思いましたね。
自室で音楽を鳴らすときはパナソニックのバブルラジカセRX-DT99で聴くんですが
こいつがラジカセとは思えぬ超音質で重低音をズシズシ鳴らすスピーカーなのもあって
エッジの硬化で低音が弱くなっていると思われるこのスピーカーだと
シャカシャカと音が細くて物足りない感じです。

ただ、DIATONEは中~高音域がきれいと言われており確かに金物や
サックス、ボーカルなどの音域は非常に艶やかに聴こえます。
エッジがまともなら良い音を出してくれるスピーカーだと思います。
また、スタンドのおかげで座椅子に座った際に
耳の高さにスピーカーが来るようになり臨場感が増しました。

素材の劣化があるため、当時の音そのままというわけにはいきませんが
こういった当時の良い機材をお手頃価格で楽しめるのは
やはりジャンク漁りの良いところですね。
後日、硬化したエッジのお手入れをして音がよくなるかチャレンジしようと思います。

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