猫を飼っているご家庭ならば家電の電源コードを噛み切られることなど
よくあるお話かと思います。
今回はそうしてジャンクとなったケーブルをハンダ付けする初心者向け記事です。
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噛み癖のある子は注意
今回修理するのは日本で初めて発売されたFireTVの電源ケーブルです。
後のStick系と違ってUSB給電ではなく専用のACアダプターが付属しています。
これが15V1.4Aとあまり見かけない仕様のもの。
(東芝のPCのACアダプターを改造すればいけるかも)
前々から重かったり有線でもネットに繋がらなかったりと調子が悪かったfiretv(2015)が御入滅。
こないだ買ったfiretv stick4Kにバトンタッチ。 pic.twitter.com/TFBaXUHYaT— プンソン (@setsuhiwa) July 8, 2021
もう6年近く使ったためちょっと調子が悪くて
一度死亡したと思われましたが初期化をかけることで
とりあえず動くようになったためFire TV Stick4Kと入れ替えて別の部屋で使っていました。
ぬこ様が自由に出入りする部屋でしたので今回の被害にあいました。
線の被覆を剝く
線の構造ですが、外側のシールド上になっているマイナス側の線と
内側のプラスの線の二重構造になっています。
それぞれの被覆を剥いて線をはんだ付けしてやると問題なく使えるようになるはずです。
まずは外側の被覆を剥きます。
ワイヤストリッパーがあると便利ですが一般家庭には無いと思われるため
カッターでも十分かなと思います。
線の部分まで切らないように切れ込みを入れて爪をひっかけて引きちぎるような感じに
引っ張ると被覆がむけます。
線は一つにまとめておきましょう。
このケーブルは補強のためか白い糸状の繊維が一緒に入っているようです。
両端が処理出来たらはんだ付けした後に表面を保護する熱収縮チューブを入れておきます。
面倒なら絶縁テープでいいです。
はんだ付け
ハンダゴテですが今回の作業なら1000円くらいのやダイソーの安いやつでも十分です。
ハンダはダイソーの100円のやつを愛用しています。
温度上昇も早く快適に使えます。
まず真ん中のプラスの線をよじって
ハンダを溶かしてしみこませていきます。
引っ張って抜けない程度にくっつけばOKかと。
先に入れておいた収縮チューブをかぶせて加熱すればチューブが縮んで保護されます。
ドライヤーやヒートガンを使うといいですが私は面倒なんでライターの直火であぶります。
同じように外側のマイナス線もはんだ付けしてチューブで保護して完成です。
動作チェック
テスターを直流に合わせて電圧測定。
ちゃんと15V出てますので故障やショートなどはしていないようです。
本体に差し込んでみたところちゃんと動作しました。
動画再生などで負荷をかけても大丈夫のようです。
修理完了
新しいACアダプターを買うのも手ですね。
Amazonで2500円程度で売られています。
今回の切れた線を繋ぐというのはいろんなことの基本になりますので
息をするようにできるようになるといいですね。
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