ダイソンクリーナーって安いエントリーモデルでも良い?家電アドバイザーが自腹レビュー【SV10K EXT BU】【中華スタンドも購入】


10月の三連休限定で某店で安かったダイソンのクリーナーを購入しました。

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おニューのクリーナー

【悲報】貧乏すぎてダイソンの純正バッテリーが買えません!家が燃える覚悟で中華の互換品を買います!
こちらは魔窟と化した40代独身陰キャキモオタ低年収男の汚部屋です。 数か月ぶりに部屋の掃除をしよう!と思い立ったら

ダイソン持ってただろ!とか言われそうですがあれはあくまで自室の掃除用。
1Fを掃除するクリーナーは別なのです。


現在日立のCV-SU7000というキャニスター型のサイクロンクリーナーを使っています。


このシリーズ、伸縮延長管の継ぎ目のクランプがブチ折れるという
耐久テストを真面目にしたのか怪しいレベルのクソ設計で無償交換対象になってたんですが
どうも私が買ったものは対象外かそのようなことはありませんでした。


少し前にこいつのパワーヘッドのブラシが回転しなくなりました。
どうも中のベルトやらが摩耗して空回りしてるっぽいので修理は難しく
ブラシが回転しないとマジでゴミが取れないカスのようなクリーナーになるため
ヘッドの購入か新品を買うかで迷っていました。


https://store.kadenfan.hitachi.co.jp/store/g/gCV-SY7000-017/
ヘッドはパーツで購入すると16500円というぼったくり価格なので
それならもう少し出して新品クリーナーを買っちゃえって話。
特にこういった生活家電に愛着があるわけでもないので古い設計のものを
後生大事に使い続ける意味はないですね。

SV10

安かった


そう思っていると
某家電量販店が僕の見ている目の前で
ダイソンのクリーナーを安売りし始めたのだ・・・!


てな感じでホイホイ購入してしまいました。

型番はDyson V8 Slim Fluffy Extra (SV10K EXT BU)
購入額は3万円程度、公式では39800円とダイソンの中でも安いモデルなので
もともとそこまで高くはないんですがまあ、お得と言えるでしょう。

内容物

  • 本体
  • 延長管
  • ノズル
  • 隙間ノズル
  • ミニモーターヘッド
  • コンビネーションノズル
  • ブラケット
  • ACアダプター
  • 簡易マニュアル


ダイソンの安いやつって付属品がショボいイメージがありますがなかなか充実しています。


ミニモーターヘッドは機種によっては別売で8000円くらいするっぽい?


コンビネーションノズルはパーツをスライドさせることで毛が生えているのと
無毛のノズルを切り替えできる。
私は毛が生えているのでワシャワシャするのが好きですね。


メインのノズルは旧型の固いカーボンファイバーブラシではなく
モフモフの柔らかい毛が全体的に生えているものになっています。
旧型の容赦なくケズりとるようなブラシが好きだったんですが
床やカーペットが傷つくというクレームが多かったんでしょうか。
このノズルがついている機種はFluffyという単語が入っていますが
ふわふわしているという意味とのこと。

充電


本体に直接ACアダプターを挿して充電もできますがひっかけて固定するブラケットも付属。
これを活用するならば壁に穴をあけてアンカーとねじで固定する必要がありますが
世の中の人の大半がたかが掃除機のために壁に穴をあけたりしたくないと思うので・・・

掃除機専用高強度アルミニウムブラケット、使用可能モデルDC58 DC59 DC61 DC62 V6 V7 V8 V10 V11 V15 SV18 SV21 micro1.5 シリーズダイソンコードレス掃除機
SATUO
スタンドも購入しました。
店舗ではYAMAZENの簡易スタンドが別売品として売られていましたが
在庫がなかったのでAmazonでよくわからんやつを購入。


このスタンド、全金属製っぽい感じで書いていますが
柱の部分だけが金属製という詐欺のような商品でした。


しかし、土台の部分が大きくてYAMAZENのよりしっかりしてそう。
ただロゴがダサくて邪魔。


これにブラケットを固定して収納スタンドとして使用します。


付属の交換用ノズルなんかも収納できて便利。


つーか山善のスタンドはアタッチメントをひっかけるだけなんですが
こちらはジョイントが本体と同じ構造になっていてカチッとロックできます。

なんで日本のメーカーってこういう適当なものばっかり売るんでしょうね。。
中華に負けてるじゃん。
ロック機構を再現すると無断コピー品扱いになって権利的にヤバいんでしょうか?
まあどちらにしても山善のは買わなくてよかった。


そういえば買ったスタンドの説明書の裏側はチラシになっていました。
なんなんですかね、これはスタンドのメーカーが勝手に作ってる互換ヘッドなんでしょうか?

調べたら掃除機をかけながら水拭きをするという頭のおかしい商品でした。
類似品もたくさん見つかります。
いや、お前らそんなにダイソンでモップ掛けしたいのかよ・・・
しかしこれ、吸っているのに水拭きしたら湿気と一緒にハウスダストを吸って
パイプやカップの中でカチカチに固まる気がするんですがこれは素人考えでしょうか?
中華の闇を垣間見た気がします。

使ってみる


前置きが長くなりましたが実際に掃除してみます。
ノーマルモードでテスト。

まず思ったのが軽い!
ヘッドの接地面積が大きくなった関係か自走式パワーヘッドっぽい感じになって
軽く押すだけで前に進みます。

スティック型のサイクロンクリーナーは視線の前にダストカップがあるので
ゴミがどんどんたまっていくのが視認できて良いですね。

デザインを重視するあまり、カップの中身が見えにくくしているメーカーもありますが
それは縦型サイクロンクリーナーの魅力を半分以上殺しています。

掃除をするうえで『ゴミが取れているか』が確認できるかは重要な部分でしょうに。

モフモフヘッドは従来のヘッドに比べるとやはり掻き出す能力に劣っている感じはしますね。
ゴミの溜まりが遅い気がします。
それでも我が家のぬこ様の毛がどんどんカップに入っていきますね。

連続使用時間はモーターヘッドなしで40分、ありで30分程度。
我が家の1Fをすべて掃除するのには十分な持続時間でした。


MAXモードにすると吸引力がかなりアップしヘッドが床に吸い付く感じがします。
その分ヘッドが重くなりかけるのに力が必要になります。
連続使用時間が7分程度になるという点もネック。


ミニモーターヘッドはどこで使うのかと思っていましたがどうもソファーや布団
車のシートなどの布製品で使うといいようですね。
普通のヘッドだと布が絡まるんですがこのヘッドはからまりにくい。


前から持ってるDC62はカップとパイプのつなぎめが弱いんですがこれもそこまで
作りが変わってる感じはないのでいずれグラグラになりそう。


ゴミ捨てはレバーを上に引き上げるとカップの底が開きます。
ちょっとここの挙動に癖があって軽く引いて止まったところでもう一回引き上げる感じ?


ゴミはいい感じに取れていました。
ダイソンを初めて使った人は取れたホコリや謎の粉(ハウスダスト)を見て
『こんなのが部屋にたまってるのか!』と驚くと思います。

旧型とどっちが吸う?


なんか旧型に比べるとやっぱり吸いが悪い気がしたので別の日に実験しました。
実験方法は

  1. 今回購入したSV10のノーマルモードで家の1Fを一周。
  2. その直後に旧型DC62のノーマルモードで同じところをかけなおす


SV10で一周。
ぬこ様の毛は毎日大量に抜けるので先日掃除したばかりでもたっぷり取れています。
細かいチリもちゃんと取れていますね。


その直後にDC62で同じところをかけなおし。
一回新型で掃除しているためどう考えても旧型が不利なんですが
新型と同等以上の毛とハウスダストが取れました。
驚きの結果です。


旧型のDC62はより粒子の細かいハウスダストが取れているのも見逃せません。
これはやはり旧型のカーボンファイバーブラシの方がケズり能力が
高いということでしょうか。

やはり床やカーペットにやさしくするためにはある程度のパワーを犠牲にするしか
無かったようですね。

並行輸入品しかないうえに高いけれどV8シリーズ用の
ダイレクトドライブクリーナーヘッドを単品で入手できれば代わりになりそうです。

お手入れ


サイクロンクリーナーはお手入れも重要。
流行ってるからと言って『掃除機を掃除する』という発想がない人間は
絶対に買っちゃダメな商品です。

サイクロンクリーナーを壊す人って大抵フィルターの掃除をしていません。
頭の部分についているフィルターは月イチで水洗いするといいようですね。


後ろ側のフィルターは紙っぽい質感ですがこれも水洗いできるようですね。
どちらもダメっぽくなったら消耗品として購入可能。


ヘッドのブラシも外して絡んだ髪の毛や糸クズを取らないとモーターに負担がかかって
最終的には壊れます。
この機種はツールレスで外せるようですね。


ゴミが通る穴も定期的にチェック。
ここに爪楊枝やビニールくずが引っかかるとそれを芯にしてホコリが絡まっていき
ボール状になって穴を完全に塞いでしまいます。
穴の中でそれができると摘出が困難になりヘッドが再起不能になることも。
これ、意外と多いです。


ダイソンのクリーナーは2年保証がついていますがユーザー登録が必要。
公式の製品登録ページから済ませておきましょう。


シリアル番号が必要になりますが『JP』が含まれていない場合は
海外仕様のもの(並行輸入品)をつかまされています。
よくわからんネットショップやAmazonのマケプレなんかで購入すると騙される場合があり。
日本ダイソンの一切のサポートを受けられませんので販売店をシメ上げて返品しましょう。

高いやつとの違い

Dyson Digital Slim Fluffy Pro (SV18 FF PRO)


Dyson Digital Slim Fluffy Pro (SV18 FF PRO)

公式で売ってるそこそこ高い79200円のやつは付属品がかなり多いですね。


機能面でいうと液晶画面がついていて現在の動作モードやバッテリーの残量が
秒単位でわかります。
掃除機にそこまで必要かというと私は要らんと思うのでセレブ向け機能でしょうか。

従来はねじ止めされてたバッテリーがワンタッチで外せてすぐに交換できるのはよい。
最初からそうしとけよと突っ込みたくなりますがそれは野暮なことでしょう。

Dyson V15 Detect


Dyson V15 Detect
さらに最新の115500円のやつもありますね。
掃除機に10万円以上出せる人間はもはや私とは違う世界の住人な気がします。


こいつはレーザーでゴミが見えるようになるとかなんとか・・・うーん。
頑張る方向がなんか違う気がするのよね。。
どうせ高いなら材質をもっと軽く丈夫な素材にするとか
素人では分解不可に近いサイクロン部のメンテ性を
もっとよくするとかそういう方面で頑張ってほしい。

他はフィルターの性能がよくなってバッテリーも40分から60分になっています。

しかし、先ほどの79200円の方が予備バッテリーがついてお得な気がするのは
私だけでしょうか?

安くてもよいと思う


3万円くらいで購入したダイソン、私は十分満足ですね。
基本的な部分は押さえていて付属品が少なくて困ることもない。
ダイソンを試してみたいという方はこのクラスの機種をまず試してみてはいかがでしょうか?

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