家電量販店の長期無料保証の条件の違いについて家電アドバイザーの私が比較してみる

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洗濯機の故障が長期保証で直った
先日、我が家の洗濯機が水漏れを起こし修理を手配しました。

家電量販店ではエアコン・冷蔵庫・TV・洗濯機といった
大型商品に無料で独自の長期保証を付けているところがあります。

そういった保証は各社ごとに条件が違いますので記事にしようと思います。
保証には無料で付いてくる保証と金額を上乗せして追加する有料保証がありますが
今回は無料で付いてくる長期無料保証のみ比較。
基本的に各会社のWebサイトの情報と
関係者のお話を反映して記事にしていますが
情報が怪しい部分もあるので確認が取れ次第修正予定。
(2019年6月現在)

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各社共通の基本的な部分

基本的には『修理保証』である点

故障を修理するための保証であるため
一度メーカーに修理に送ったり出張修理を依頼することになります。
その場で新品に交換するといった保証ではありません。
保証規定により代替交換になる場合もありますが
そこはあくまでメーカーの診断を通したうえでの
イレギュラーな対応と思われます。

付属品、消耗品は保証されない

リモコンやケーブル類などの付属品は保証対象外です。
付属品は基本的にメーカーが修理や診断をしていないので
保証が適用できる故障原因か否かが判断できないからでしょう。
炊飯器の内ガマも付属品扱いになるため
タイガーの土鍋釜のようなメーカー内釜保証が付いていない商品を
買うときは注意しましょう。
また、パッキンやフィルターのような早い段階で経年劣化する部分も
保証対象外となります。

破損や水没など、外的要因による故障は対象外

多いのはビデオカメラを落下させたりTVを倒したりで破損させた場合。
物損は高額修理になることが多いのと
保証期間ギリギリで故意に破損させて修理交換させようとする輩が居るため。
長期保証は正しい使用方法での自然故障が対象となります。
自然故障か否かは販売店の店頭ではなくメーカー・修理部署が判断します。
また、外装の塗装ハゲのような全く使用に影響しない部分も対象外。

業務使用は保証対象外

TVなど会社や事務所に設置するといった場合は
業務使用となり保証対象外となります。
家電量販店の長期保証は
『一般家庭用として設計された家電製品を一般家庭の範疇で使用する』ことを
前提にされているため、著しく環境が一般家庭と異なったり
使用頻度が上がる可能性のある業務使用は一括して保証対象外にしています。
また、業務使用はメーカー保証も効かない場合があります。
業務使用に当たるかは販売店ではなくメーカー・修理部署が判断します。

ヤマダ電機

Webサイト
・メーカー保証1年+5年間or3年間(指定品目・機種)
・店頭購入分のみ1年+10年保証がある
・4年目以降は技術料のみヤマダ負担

規約をコロコロと改悪することで話題になることが多いヤマダ電機の保証。
店頭販売分のみ最長で11年保証があります。
11年保証は冷蔵庫の大型のものとエアコンの指定機種のみ

3年目までは対象部位は全額保証ですが、
4年目以降はもはや保証と言える代物ではなく
部品代・出張料が客側負担になります。
どこを直しても一定額の定額修理の場合は50%負担。
基板など部品が壊れたから故障するのにその部品が保証されないとは
一体どういうことなのか・・・?

あと、レコーダーのHDDが消耗品扱いで保証対象外になってる点は重要。
WAIT表示のまま起動しない、録画再生が正常にできないなど
レコーダーの故障の大半がHDD不良によるものだからです。
レコーダーのHDDの交換修理は2万~3万円ほどになります。

保証を目的に購入すると痛い目を見ると言って良いでしょう。
ヤマダ電機の完全子会社であるベスト電器も同じ保証内容です。

エディオン

Webサイト
・3年、5年、10年保証(指定品目・機種)
・無料の保証と年会費が必要な保証がある
・年数経過によっての条件変化はなし
・修理累計額が購入額に達すると保証終了。ただし全修理品で年間40万円が上限
・クレジットカード会員、もしくはIDカード会員になると品目が増え条件も良くなる

拠点の広島では圧倒的に強い家電量販。
こちらは冷蔵庫やエアコンは最長10年間保証。

まず、無料で作れる『あんしん保証カード』があり
それで保証されるのは22品目。
この保証ではHDDは保証されませんが付属品のACアダプターは保証されます。

年会費を払い、クレジットカード(年間税別980円)
もしくはクレジット機能なしのIDカード(年間税別2000円)を申し込むと
品目が100品目に一気に増え、税別5000円以上の商品に5年保証が付きます。
この保証ではレコーダーのHDDやリモコンも保証されます。

ただし、保証されるのはその商品の購入額(累積)まで。
修理額が一撃で購入額を超える可能性が高いプリンターなどは
速攻で保証が尽きる可能性があります。
全修理品の修理額合計が年間40万円までという制限もあります。

年会費を払うというので無料の保証という今回の趣旨からは
若干外れる気がしますが、クレジットカードを持つオマケと考えることもできます。
品目の多さで他社を圧倒し買えば買うほど
同じ年会費で保証されるものが増えるので、よく買い物をするのであれば
なかなか強力な保証といえるでしょう

コジマ

Webサイト
・5年、10年保証(指定品目・機種。3年保証は有料のみ)
・修理額が購入額の80%を超える場合は代替提供で保証終了
・10年保証の6年目以降は購入額の30%までの金額が保証される
・HDDなどの、どの部位が対象外なのか具体的な明記が無い

2014年にコジマは四国から撤退し一軒もないため
今後もお世話になることはない気がしますが紹介。
こんな感じで購入した会社の実店舗がなくなるとネットなどを駆使できない
ご年配などは修理を呼ぶのが大変かと思います。

以前は累積修理金額が購入額に達すると保証終了でしたが
規約が変わった現在はそういった表記が無いため一回の修理額が
購入額の80%までと思われます。

Webサイトに他社との保証の比較表を掲載しているが
情報が古いのかA社~D社に当てはまる会社がどこかわからない。
遥かに上を行くケーズデンキの長期無料保証を差し置いて
業界最高水準と言っているあたりが・・・

楽天市場内のショップでの購入は対象外となります。

ジョーシン

・5年、10年保証(指定品目・機種。3年保証は有料のみ)
・店舗購入分のみ、なおかつジョーシンクレジットカード会員のみ対象
・修理累計額が購入額に達すると保証終了。
・リモコン、ACアダプター、HDDも保証対象

クレジットカードを作らないと対象にならないのが面倒ですが
入会金、年会費は無料のようですので作っておいて損は無いかと。
Web通販での購入分は対象外でそちらは有料保証のみ。

限度額が購入額までに設定されていて修理合計額が超過すると
その分は客負担になります。

ノジマ

・3年、5年、10年保証(指定品目・機種)
・店舗購入分のみ
・2年目以降、修理限度額が下がっていく
・修理を1回した時点で保証終了

関東では大手らしいですが関西の人間は『どこそれ?』と言うと思います。

保証もかなり貧弱で2年目は限度額が50%になり
毎年10%ずつ下がっていき6年目以降は10%となります。。
超過分は客負担。
さらに保証で修理ができるのは1回のみ。
ヤマダ電機以下と言っていいでしょう。

ケーズデンキ

Webサイト

・3年、5年、10年保証(指定品目・機種)
・免責無し、購入額を超えても何回でも保証可能
・年数経過によっての条件変化はなし
・Web通販でも全く同じ条件で保証が付く

おそらく2019年現在の家電量販の無料保証では断トツで最強と思われる保証内容。
レコーダーのHDDも普通に保証対象。
TVの液晶パネルなど、修理すると普通に購入額を超過するものも何回でも対象。
(5万のTVの液晶交換費用が10万になることなど普通にある)
惜しいところは一部の他社が保証しているリモコン、ACアダプターが
保証対象外なところ。

最長10年ですが、購入額が10万円以上であれば10年になるというわけではなく
あくまで『当社指定機種に限る』とのこと。
2019年モデルから一気に10年保証の対象商品が減り
エアコンは6畳や8畳の物などは20万円超の最上位モデルを買っても5年保証。
(2018年モデルまでは上位モデルは畳数関係なく10年だった)
告知もなくこっそりサービスが低下しており、今後も劣化が予想されるので
購入時には保証年数をかならず確認しましょう。

他の会社は・・・?

ビックカメラヨドバシカメラ
購入価格の5%のポイントが必要だったり加入金が必要だったりと
無料でやってるところとは同じ土俵でないので割愛。
保証内容も金をとってる割にエディオンやケーズデンキに劣る内容のようです。
とくにヨドバシカメラの保証の貧弱さには涙が出ます。

保証はケーズデンキ。次点でエディオン

限度額や免責のないケーズデンキが保証の面ではトップと言えるでしょう
冒頭でお話しした洗濯機はケーズデンキで2015年7月購入。
給水弁の交換という修理内容で完全無料で修理完了しております。
参考までに有料修理になった場合の金額を確認したところ
・部品代 2710円
・技術料 9700円
・出張料 4700円という内訳でした。
合計17110円。

ケーズはWeb通販に全くと言って良いほど力を入れていないようで
他の会社より圧倒的に高いので店舗で値切って買いましょう。

次点でエディオン。
無料会員でも十分ですがカード会員の年会費は15万円以上買い物をすれば
次の年の年会費が無料になるので
エディオンでしか家電は買わないという人であればお得かなと思います。

家電量販店のサービスは年々低下している?

ケーズデンキは以前は32型以上のTVは配送設置無料でしたが
2019年6月から39型以上のTVでないと無料じゃなくなりました。
エアコン工事も今まで無料だった項目が有料になったり値上げしたりと
どんどん条件が悪くなっていますので、家電を買うなら早めに買ったほうがいいですね。
保証内容など予告なく簡単に変わってしまう可能性がありますので・・・

私もそのうち自室のエアコンを買い替えようと思ってましたが
高いやつを買っても5年保証になってしまったので買い時を逃したと後悔しています。

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