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驚愕の438円
なんて読むのか分からないブランド名は中華の証!
なんと20000mAhもの大容量!
そして購入価格は驚愕の438円!
現在はサイレント修正されていてそのお値段では買えないんですが、私が買ったときは『10%OFFクーポンの適用』のところが『50% OFF』になっててさらに下の40%OFFクーポンコードも適用できる状態だったんですよ。。
つまり合計で4380円から90% OFFの438円!
まあ、絶対キャンセルされるだろうと踏んでいたんですが普通に届いてしまいました。
ちなみに10個くらい買ってやろうかと思いましたがクーポンコードが一個にしか適用できないようで2個目以降が高くなっちゃったんで一個だけ買いました。
なぜ気づいたかというとウチのアフィカスリンクから同じのを買ってくれた人がいたようでレポートから売れた商品と価格が見れるのでそれでやたら安いなと気が付きました。
各部チェック
内容物は本体・ストップ型USB TYPE-Cケーブル、よく燃えそうな袋とマニュアル。
20000mAhのモバイルバッテリーというすごく・・・大きいモノを想像しますが思ってた以上にコンパクト。
しかし、重量は300g以上とずっしりと重め。
10年位前に買った10000mAhのモバイルバッテリーとほぼ同じ大きさなんですよね
下手すりゃ若干小さいくらい。
バッテリーってそんなに進化してるイメージないんですけどねぇ。
ちなみにこちらは257g。
これは20000mAhあるのか怪しくなってきました。
- microUSB IN
- TYPE-C IN/OUT
- Lightning IN
- TYPE-A x3 OUT
とここ近年で使われそうな端子がすべてついています。
Lingtning IN端子というクソみたいにマニアックな端子もあるのでApple製品以外買わないという信者も安心して充電ができます。
TYPE-CはUSB PD 20Wに、TYPE-A端子の一つはQC3.0の22.5W充電に対応だとか。
これだけあればスマホを充電するのに困ることは無いでしょう。
底面にはストラップホール。
テスト
付属のストラップ型USB TYPE-CケーブルはUSB PD対応なようでスマホに9V給電が可能でした。
とりあえずケーブルを持たずとも問題なさそうですがケーブルはペラペラで耐久性は怪しい。
各ポート問題ないようですので満充電後にUSBテスターを使って容量を測ってみました。
こういう激安の中華品は容量偽装が普通に行われているためチェックが必要ですね。
手持ちのタブレットで動画を垂れ流しながら通電させて100から0%になるまでの積算電流を計算します。
水色の文字の積算電流は13452mAhとなっていますがこれはバッテリーセルの3.7VではなくUSB端子から出る昇圧された5V時の積算電流ですので20000mAh以下になっています。
これにだいたい5Vの5をかけた数字が紫色の文字の積算電力になりますね。
(69.14Wh=69140mWh)
これをバッテリーセルの電圧である3.7で割るとだいたい18686mAhになります。
まだ20000には足りませんが3.7Vから5Vに昇圧する際のロスが1~2割あるのでそれを計算に入れるとだいたい20000mAh程度になりました。
なので容量偽装はなさそうです。
もし計算が違う場合は教えてください。
438円で普通に使える大容量モバイルバッテリーが手に入りました。
あと気になるのは寿命ですねぇ、粗悪なセルを使っている場合は充放電の耐久性が著しく悪いようですがこれは使い続けてみないとわかりません。
今後壊れたら報告しようと思います。
中華モバイルバッテリーを買うリスク
今回はAmazon側のミスかバグってるレベルで安かったんですが中華モバイルバッテリーは安い代わりにリスクがあります。
- 容量偽装
- 安全面で不安
- 処分に困る
容量偽装はAmazonのサクラじゃなさそうなレビューを見て判断するしかないですね。
やたら小さいくせに20000mAhとかいうやつは非常に怪しい。
安全面ですが中華製品は基本『燃える』と思って買った方がいいですね。
中華で有名どころであるAnkerなんてしょっちゅう発火や発煙でリコールしてるイメージです。
先日もロボット掃除機のバッテリーが燃えるとかで回収になってましたね。
ある程度名の通ったメーカーですらその体たらくなので無名ブランドのバッテリーなんて燃えるの前提で使わなければいけないと私は思います。
怪しいものは買わないっていうのが一番なんですが私は最低限、充電しっぱなしで放置しない、留守の時は充電しないといった対策をとっています。
処分ですが実はこれが一番厄介。
蓄電池を回収しているJBRCの協力店や自治体であれば店頭に回収ボックスがあるのでそこで処分してもらえばOKなんですがやっかいなのが『JBRC会員メーカー以外のものは回収してもらえない』というところ。
なので怪しい中華のモバイルバッテリーや互換バッテリーを持って行っても断られる可能性が高いです。
JBRCの会員一覧はこちら。
一覧にない企業のものは輸入事業者を調べて送り付けるか自治体に相談ですね。。
今回購入したのはPSEマークのところを見ると株式会社成洋とか書いていますがこいつが使えなくなるころにこの会社が残っているかが不明なのが怖いところ。
やはり安さにつられずまともなメーカーのものを買うのが一番ですね。
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