激安中華SD→CFカード変換アダプターは使えるのか!?


今回は以前から気になっていたAmazonなどで売っている中華製の
SDカードをコンパクトフラッシュ(CFカード)に変換するアダプターを
入手したので動作確認と性能チェックをしていこうと思います。

激安アダプター


SDカードをCFに変換するアダプターは大手メーカーが大体4000円前後で
販売しているのですが今回入手したものは中華製で1000円前後で入手が可能です。
安いので性能面で不安になりますが一体どうでしょうか?
これが使えれば規格としては消滅しかけていて今後入手性が悪くなるであろう
CFカードの代替になると思います。

パッケージには2TBだとか90m/sだとかいかにも高性能をアピールする
印刷がされていますが・・・

ベンチテスト

サンディスク 256GB


まずは我が家にある一番高容量なサンディスクの256GBのSDXCカードを挿してみます
こんな容量何に使うんだよと思う方もいるかと思いますがDC-GH5で
4K60Pの動画を撮っているとこれでも4時間弱しか撮れないんですよ。


このカードの本来の性能はこんな感じでExtream PROの名に恥じない
高速なメモリーカードとなっています。


カードのサイズとスロットの寸法がギリギリなのか挿しこむと
ちょっと変換アダプターが膨らみます。
このカードはType1の厚みとのことでスロットサイズがギリギリの機種の場合
CFスロットがきつくなるかもしれません。

・・・テストですがこのカードだと読み込みはできても書きこみができませんでした。
カードが壊れたかと一瞬あせりましたが単体で使用すると問題ありませんでした。
カメラでの使用において書き込みで不具合が出るいうのは致命的であり
この時点で信頼性がゼロとなりました。
いきなりカード相性にブチ当たって先が怪しくなってきましたがテストを続けます。

トランセンド 128GB


次に高容量な128GB。
こちらは正常に読み書き可能でした。


まずは変換カードに挿さずに生の状態でUSB3.0カードリーダーに繋いで
Crystal Disk Markで速度を測った結果。
このカード、ランダムライトが極端に遅いんですよねぇ
まあ、カメラでの動画撮影目的なら連続書きこみが高速なら合格です。


続いてCFカードアダプターに挿してベンチ。
・・・うーむ、これはひどい。
変換が入る分、速度低下は仕方ない部分ですが
連続アクセスが20MB程度になっちゃうとちょいときついです。

アイ・オー・データ 32GB


量販店のワゴンで投げ売られてる安いSDカードです。
32GBくらいのカードはデジカメでよく使うので安かったら買うようにしています


変換なしの生の速度はこんな感じ。
・・・投げ売りカードの割にかなり優秀じゃね?と思います。
シーケンシャルリードが90MB/sに届こうとしています。
書きこみも4K動画の録画に十分使えるスピードが出ていますね。
そしてランダムライトが妙に早い。

このアイ・オー・データのSDカードは見た目が一緒でも
ロットで大きく性能が違う気がするので必ずこの結果が出るとは限りませんが・・・
同じJANコードでも色が青いカードと黒いカードが混在している場合もあって謎。


そしてこのアダプターを通すと・・・
やはり残念な速度に。
23MB/sあたりで頭打ちのような感じがしますね。
ただ、今回テストした中では一番いい結果を出してくれました。
変換基板とコントローラーやチップとの相性がいいんでしょうか?
安いカードだからダメという訳ではないようです。

Amazonベーシックの32GB


何年か前に買ったAmazonベーシックの32GB。
これもデジカメで使っていました
Amazonを覗いてみましたがもう売ってないみたいですねぇ。


設計が古いせいもあってアダプターなしでも速度は遅めとなっています。
結構使い古したせいか書き込み速度がクラス10の要件を満たしていない。。
この遅さでさらにアダプターを通すと・・・


こうなりました
シーケンシャルリードはやはり23MB/s程度出ていますね。
全体的になんですが書きこみがこの速度では満足に使用できなさそうです。

参考・レキサープロフェッショナル x1066倍のCF


参考までに我が家で一番早いCFの速度を測定。


ランダムライトが死んでいますがこれは仕方ない。
カメラのCFはシーケンシャルライトが命で私が愛用している
EOS 5D Mark3で連写してもバッファがいっぱいになりにくいです。
ワンショットで50MBくらいのRAWファイルが瞬時に生成される
フルサイズ一眼カメラではやっぱこのくらいの速度は欲しいですね。

古いPCのHDDとして使えるか

Windows98SEをインストール

もともとカメラで使う気は無くこういった使い方をするつもりで買ったんですが
Libretto100とCF-IDE変換基板を使ってHDDとして組み込み
OSをインストールしてまともに使えるか実験してみました。


Libretto100には8GBの壁と呼ばれるHDDの容量制限があり、約8.4GBを超える
容量の部分をBIOSが認識できないため8GBのSDカードを購入してきました。
安売りで500円くらい。
変換アダプターに入れた状態でシーケンシャルリード21MB/s
シーケンシャルライト14MB/sくらいです。
OSの体感速度に影響するランダムリードが当時のHDDに比べ早いので期待はできそうです。


検証でWindows98SEを入れてみました。
ハイバネーション領域を確保するためにLibretto100でFDISKをかけ
フォーマット後に母艦に繋いでWIN98フォルダをコピー。
起動ディスクから起動させSETUPを直接叩くという定番のインストール方法も
HDDと同じように実行することができました。


使ってみた体感速度ですがこれがなかなかイケる!
HDDより起動も早くはるかに快適に動きます。
今回使ったカードはランダムライトもそこそこ早いのでプチフリも起こらないようです。

今回使用したLibretto100だと動作モードがPIOモードになるようで
転送速度が16MB/sあたりで頭打ちになりそうです。
その程度の読み込み速度でもWindows98はサクサク動くというわけですね。

なぜか死亡


これは使えるぜぇと思って使用していたんですが次の日に電源を入れるとなぜか起動しない。
パーティーションが飛んだかと思ってカードを抜くと
溶けてらっしゃった。
うーむ、なぜか異常発熱したようです。

同型番の別のカードで再テストしましたがまた次の日に溶けてはいませんでしたが
発熱してカード自体を認識しないという状態になりました。

検証として別メーカーのメモリーカード(レキサーの×300の8GB)を使用して
テストしましたがこちらはそういったことはなく正常に使用できていますので
カードの相性によりカードを破損させてしまう可能性があるようで
高級なカードは使わない方がいいですね。

SD-CF変換アダプターは古いPCのストレージに最適!

というわけでSDカードをCFカードに変換するアダプターですが
使うカードの相性次第ではそこそこ使用できる感じでした。

カメラでの使用は厳しいくらい遅いのでその目的の方は注意ですが、
もともとのSDカードのスロットの速度が遅く6MB/sくらいしか出ない
EOS 5D Mark3などではこの変換を使ってCFのスロット側を使うことで
SDカードの使用が若干は快適になるのではないかと思います。
ただ、このクラスの一眼を使うなら信頼性の高いCFカードを買って
運用した方が安心感は高いと思います。

20年以上前のPCにIDE変換基板を使ってOSのストレージにするという用途では
カード相性によるアクシデントはあったものの、カードのメーカー変更後は
そういった不具合はなくかなり良い結果が出ました。
ATA33くらいまでの規格のPCであればOSの軽さとランダムリードの速さが味方して
HDDを使うより快適に動くのではないでしょうか?

大手メーカー変換カードだったらもっと早いのかはわかりませんが
今後安く入手出来たら再びテストしてみようと思います。

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