私のよく行くハードオフのジャンクではなかなか見かけない
PioneerのPC内蔵用BDドライブBDR-206MBKを入手したので紹介します
皆が憧れるPC用ブルーレイドライブ
PC自作派な私ですが、可能な限り光学ドライブを載せるようにしています。
昨今だとPCソフトはダウンロードが主流となっていますので要らない方も多いと思いますが
私の場合は祭りなどのイベントを収録した自作のブルーレイを作ることも多く
動作チェックでブルーレイドライブを積んでいるPCはできるだけ多く持っておきたいのです。
今回入手したのは人気のあるパイオニア製ドライブ。
本体に貼ってあるシールから2010年11月製造のモノのようです。
MADE IN JAPANの記載もありますね。
お値段はジャンクで1650円。
ジャンク理由がなく10年以上前のドライブなので正常動作するとは思えませんが
ワンチャン賭けて購入してみました。
いつもは330円やら550円でIDE接続のCDやらDVDドライブなどの年代物しか
転がってないようなジャンクコーナーでこれを見つけたときは飛びつきましたよ。
前面。
BDXLのロゴがありますので三層ディスクに対応できるようですね。
三層ディスクで自作BDを作っても一般家庭の再生用BDプレイヤーは
三層に対応していないのであまり使いませんが。。
(一部のレコーダーのみ対応)
インターフェイスはもちろんSATA。
その隣の白いコネクタが分かりませんが昔のCDドライブのような音声端子?
メーカーサイトのマニュアルにはここにコネクタが無くなにも記載がないので不明。
動作チェック
内蔵ドライブなのでデスクトップに組み込まないといけませんが
動くかどうかもわからない代物なのでまず動作チェックのため
昔買ってバラしたUSB外付けHDDに使われてたUSB-SATA変換基板を使いましょう。
こいつは+12VのACアダプターとUSBケーブルをつなぐことで
3.5インチのHDDや5インチの内蔵ドライブの動作チェックができます。
接続してイジェクトボタンを押したところトレイがしっかり出てきました。
パイオニアのドライブはゴムベルトの不良でトレイが出てこなくなるものも
多いようですのでとりあえず第一段階クリア。
自作の映像が入った二層ブルーレイを入れてみたところ問題なく認識。
市販ディスクやレコーダーから書き出したディスクは専用の再生ソフトが無いと
動作チェックができないため自分でオーサリングしたプロテクトのかかっていない
ディスクがあるとこういった動作チェックに便利です。
ガチの動画編集はできませんがカット編集や字幕入れは簡単にできるのでオススメ。
![](https://setsuhiwa.com/wp-content/uploads/2021/03/bdr-206mbk_get_000a-300x258.png)
BD内にあるStreamフォルダの.m2tsファイルを直に選択して再生してみたところ
問題なく動画再生ができました。
ただ、二層のものを3枚試して1枚だけ途中で止まるディスクがありました。
ピックアップ清掃
10年前のものですのでピックアップが汚れている可能性を考えて清掃してみることに。
裏返して5ヶ所のネジを外します。
中央下の〇部分は前面カバーを止めている爪でこれも引っ掛かりを外します。
すると前面カバーがするっと抜けます。
この時トレイを出しておくといいです。
前面カバーを外すと上カバーが外せるようになり
すぐにピックアップがお目見え。
トレイベルトもちょっと頑張れば交換可能のようですので
トレイの開閉がおかしいときはここもチェック。
ピックアップはなかなかきれいな状態でしたがレンズクリーニング液でフキフキしました。
型番はどこにも書いておらず、パイオニア独自のピックアップのようで
Aliexpressにも同等品は見当たりませんでした。
この手のピックアップレンズは調整ネジもなく、レーザーが弱くなったら終了ですね。
清掃した結果は変わらず、エラーの出るディスクはそのまま。
まあ、このエラーが出るディスクは古いBDプレイヤーでも再生が止まることがあり
メディアの相性が悪いのかもしれません。
最後に一層ディスクの書き込みを試したところエラーも出ずに完走。
大事なデータの書き込みは避けようと思いますが
とりあえず問題なく使えるドライブと思ってよさそうです。
組み込んでファームアップ
以前よりBDドライブを搭載してやりたかった
Z220ワークステーションに組み込んでやりました。
![](https://setsuhiwa.com/wp-content/uploads/2020/04/z220-gaming-ec.jpg)
DVDドライブで妥協していましたがこれでさらにグレイトになります。
せっかくなので公式からファームウェアをダウンロードして更新します。
新しいファームウェアが公開されている場合、更新すると
不具合が修正されたり読み書きの互換性がアップします。
ダウンロードしたアップデーターを起動すると確認のダイアログが。
コマンドプロンプトの中を見るに現在のファームは1.01と古い物のようですので
はいを押して更新します。
しばらく待っていると更新が完了。
失敗すると使えなくなってしまうので更新は自己責任で。
BDドライブはいいぞ・・・
BDドライブが付いているとそれだけでPCがゴージャスな感じになります。
最近の自作PC用ケースは光学ドライブベイが省かれているものが多く寂しくなっていますが
次に自作する時も5インチのドライブが載るケースを使用したいと思います。
コメント
TMPGEnc Authoring Works 6は1万円以上するのが高すぎて悩んでいます。
再生ソフトと言えばフリーソフトもあります。
Leawo Blu-ray Playerを試したことがありますか?
BDを無料で再生できるらしいです。
https://www.leawo.org/jp/blu-ray-player/?comment=1407
>TMPGEnc Authoring Works 6
機能を考えると安いと思いますよ
>Leawo Blu-ray Player
無いですねぇ
BDはライセンス料が高いらしく無料再生ソフトは何かしら法的に怪しいところがあると思ってますので
インストールしたくありませんね