東芝 小型PC Libretto100を入手!動作確認とOSインストール!


火がつくと止まらない性格なんです。
というわけで今回はヤフオクで入手した東芝の小型PCである
Libretto100を紹介します。

オールドリブレットの完成形


Libretto100は灰色のこのデザインをした所謂オールドリブレットの中では
後期のモデルとなります。
CPUにMMX Pentium 166MHz
メモリは32MB(最大64MB)
液晶はこれまでより大型になり解像度800×480とワイド化しています。
また、パネルの表示色数も増えて映像が美しくなっています。
本体サイズは若干大きくなりLibretto50+I/Oポートを付けたくらいの
大きさでビデオテープよりちょっと大きいくらいでしょうか。
当時、それがやや不評だったようですがそれでも小型なのには変わりなく
モバイルPCとしてはかなり使える物となっています。
リブポイントなど特徴的な部分も健在。


今回、ご丁寧にI/Oポートが付属しておりましたので付けたままで各部紹介。
左側面はすっきりしています。
ヒンジ部にあるスリットはマイクでしょうか?
外装はプラスチックとマグネシウム合金が使用されているようで
放熱性はよくファンレスで動くようです。


右側面には赤外線ポートとリセットボタンとPCカードスロット。
PCカードスロットはカードバス対応となり32ビットのPCカードが使用可能
さらに2ポートに増えています。
PCカードスロットが1ポートしかないPCはちょっと不便に感じる時がありますので
サイズを犠牲にしても2ポートにしたのは良い判断と思います。


背面はPS/2ポート、VGAポート、電源端子、ヘッドホンとマイク端子、
シリアルポートにパラレルポート。
I/Oアダプターをはずすとヘッドホンとマイク端子以外は無くなりますが
さほどサイズ感は変わらないのでつけっぱなしでの運用でも問題ないと思います。
とにかくこのサイズでレガシーポートが揃っているというのがすごいですね。
レトロ機器との通信に非常に便利です。
ヘッドホン・マイク端子は2.5ミリの超ミニプラグですので変換が必要です。
電源端子は本体とI/Oポート両方に付いていてI/Oポートを付けているときは
本体側のは隠れてしまう為、I/Oポートの端子を使用します。
端子形状は特殊で当時のDynabookで使用されていた角型の端子になっています。

USB端子はありませんがPCカードスロットがカードバス対応なので
必要な時はそちらを使って増設してやるといいと思います。

動作チェック!


オクの出品情報によると電源ランプは点くもののBIOS画面も出ない状態とのこと
HDDは故障で欠品。
確かに電源を入れても全く画面に何も出ず。

記事にしてないんですが実はこれと同じ症状のLibretto50をもう一台ゲットしており
HDDを入れてみたところあっさり復活したので、このオールドリブレットは
HDDが故障するとBIOSも出なくなるという仕様な気がします。

ちなみにLibretto50は電源を切っている時でないと
バッテリーの充電ができませんでしたがLibretto100は電源オン時にも充電ができます。


やはりHDDは欠品。
取っ手の金具は付いてました。
まあ、もとよりHDDは換装する予定でしたのでゴミが増えなくていいかな。


手持ちのHDDを入れてみます。
昔姉が使ってたDynabook SS3020のものでWindows98がインストール済み。
HDDが逝ってBIOSすら出なくなったLibrettoは適当なHDDを入れれば
起動するはず・・・


目論見のとおりBIOSが立ち上がり…ませんでした。
画面は出ましたがBIOSロックがかかっているようです。
もちろんオクの出品情報には一言もそのような記載はなく
このままではFDDからの起動もできずただの文鎮となってしまいます。


しかし、このブログの熱心な読者の方ならご存知のとおり
BIOSロックはLibretto50の時点で通った道…
解除するためのドングルは作成済みです。
I/Oアダプターのパラレルポートにこいつを挿した状態で電源を入れると…


キタキター
ここからBIOS設定に入り設定を初期化して保存すると
今後はドングル不要で起動できるようになります。

今回はハードオフ高松桜町店にて購入してきたこの小型PC Libretto50を紹介します。


一応、Windows98が起動しそうになりましたが
もともとDynabook SS3020のものですのでドライバの適用がうまくできないのか
HDDが痛んでいるのか最終的にはフリーズしてしまいました。
これは新規でOSをインストールして検証する必要がありますね。

OSを入れる


今回もコンパクトフラッシュを使った擬似SSDをストレージにします。
OSですが、リカバリディスクが付属していたもののこのディスク以外にも
専用のブートフロッピーディスクが必要でこれだけではリカバリができませんでした。
(フロッピーにCDの中身を解凍するソフトが入っているらしいです)
したがって、完全なリカバリディスクはいずれ手に入れるとして
今回は動作検証としてWindows98をセットアップします。


手順としてはFDDからWindows起動ディスクで起動しハイバネーション領域確保のため
FDISKをかけてフォーマット。
システムを送り込んだ後CFを母艦に接続し、Windowsセットアップディスクの
Win98フォルダをコピーし、CFをリブレットに戻して起動。
CFから最低限のDOSが立ち上がるのでWin98フォルダ内のsetup.exeと叩く
…という作業でクリーンインストールが完了しました。


ドライバはある程度当たりますがグラフィックドライバは専用のものを
インストールしないと800×480の解像度が選べません。
謎の海外サイトからダウンロードするかWindows98SEのディスクに
Neomagic 128XDのドライバがあるのでINFファイルに800×480の解像度設定を追記して
適用すればフル画面で使用できるようになります。

CMOS電池を交換


今回の個体はCMOS電池が劣化しているようで起動時にエラーが出たり
時計設定が何時間も遅れたりするのでCMOS電池を交換します。

まずはキーボードを押さえているカバーをマイナスドライバーなどで外します。
爪で引っかかっているだけですので慎重に持ち上げていきます。


するとキーボードが外れますがフィルムケーブルと左右に黒いフィルムがあり
ネジ止めされているのでそれらを外します。
フィルムケーブルはコネクターの左右のストッパーを押し上げるとスルッと抜けます。
ちょっとストッパーが固めなのと付近に基板のパターンが通ってるので
勢いあまって破壊したり基板をガリったりしないように注意。


上外装と増設メモリを固定しているネジを計3本と
液晶パネル、パネルの冷陰極管、CMOS電池のコネクターを抜きます。
液晶パネルのコネクターは慎重に真上に引き抜きます。
メモリはオンボードで32MB、増設用でバッファローのものが
装着されていて合計64MBとなっていました。
こういった機種のメモリは専用設計なため現在入手が困難ですので
最大容量のメモリが入っていたのはラッキーです。


底面のネジを7本抜きます。


これで上半身と下半身が分離できますが
まるで囲んでるあたり(うろ覚え)にツメがあり外す際に
経年劣化して脆くなった上半身を割ってしまう可能性が高いです。
(下半身はマグネシウム合金ですが上半身のパームレスト付近はプラスチック)

今回慎重に分解しましたがやはり背面部分の外装にヒビが入ったため
瞬着で補強しました。


CMOS電池ですが劣化して液漏れしたのがケーブルを伝ってコネクターの金具が
緑色に腐食していました。
外す際に慎重に行わないとマザー側も逝ってしまう可能性がありますね。


新しいCMOS電池です。
今回、楽天市場で互換品として売られているものを入手しました。
俗に『枝豆』と呼ばれる2セルの2.4V、コネクターは3ピンタイプで真ん中のピンが
無接続になっているものになります。
今回のは充電池になりますので普通のボタン電池は絶対に使用してはいけません。

マザーのコネクターを洗浄した後接続し、元通りに組み立てました。
今のところCMOSエラーや時計の遅れは出ていません。

動作は快適!

今回メモリは64MBまで増設されていたためWindows98上で
テキスト打ちなど軽作業を行う場合であれば十分な容量ですね。
それとCPUなどが進化している分、Libretto50よりも動作は軽快で
Windows98がサクサク動きます。
ファンレスでゼロスピンドル化されているため音も静かです。
使い勝手に関してはLibretto50とほぼ変わらずキーボードの小ささも同じ。
かなりちっちゃいキーですが意外とこれが打ちやすかったりします。
バッテリーはしっかり健在でテキスト打ち作業で2時間程度動いてくれました。
各種ポートも豊富なため、Win98でないとできない作業はこの子に任せようと思います。

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