今回はハードオフ伊予三島店で発見した高性能AMラジオアンテナ
AN-200を紹介しようと思います。
AMラジオの長距離受信を夢見て
これが何なのかというと、ミニコンポなんかに付属している
AMラジオループアンテナの強化版のようなものになります。
台座に丸い輪っかがついてエナメル線のようなものがグルグル巻かれているような形状です。
お値段550円。
Amazonで大体2000円前後で売っていますのでなかなか安くゲットできましたね。
ラジオというと年寄りの娯楽と思われがちですが
私の世代だとガチャガチャの当たりにドラゴンボールなどのキャラクターのシールが貼られた
小型のAMラジオが入っていたり旅行のお土産にカード型ラジオが売られてて
オカンの知り合いから貰ったりと、触る機会は多かったです。
深夜ラジオでゲーム系や声優系のラジオ番組も盛んでしたね。
AMラジオというのはTVやFMラジオなどと比べるとかなり長距離まで電波が届き
条件が良ければ私が活動する四国から関西のラジオ大阪(1314KHz)や
関東の文化放送(1134KHz)を受信することもできます。
長距離受信のコツはノイズ減をなくすこととアンテナの性能と方向調整です。
このアンテナはTECSUN(徳生)という中国メーカーのものですがこの界隈では
性能に関して定評があるようで私も一つ欲しいと思っていました。
高性能なラジオアンテナというのは昔、『ラジオライフ』などの
雑誌広告で1万円以上するものが販売されているのを見かけましたが
当時はなかなか手が出ませんでしたねぇ。
台座の部分にはボリュームがあります。
これがバリコンになっているようで回すことで感度が調整できるようです。
台座の反対側には3.5mmミニジャック。
これはコンポなどのアンテナ端子に物理的に接続するためのもので
本来はケーブルが付属していたようですが今回は欠品。
ケーブルは適当なもので流用できるようですので自作して繋いでみましょう。
ミニコンポに接続
ケーブルを自作するためダイソーでヘッドホン延長ケーブルを購入。
メス側を切断し、被覆を剥くと3本の線が出てきます
それぞれ左・右・GNDとなっていると思います。
本体側の右チャンネルの配線は未接続となっているようですので
テスターでどの線がどこに繋がっているか確認して左チャンネルとGNDを残します。
そのままの配線では接続しづらいので適当な被覆つきの線を半田付けして延長します。
自作が面倒な場合はこのような線を購入するといいです。
自室のメイン音響システムのINTEC205タワーのラジオチューナーに接続します。
このようなチューナーにはアンテナ線を接続する端子がついていますので
作成したケーブルのGND側を間違えないように接続します。
そしてAN-200側もピンジャックで接続。
ちなみにアンテナ自体に電源は不要です。
AMラジオは電波干渉を受けやすいのでPCやTVなどノイズ発生源となる
家電製品から離れた場所にアンテナを設置します。
そして調整用のボリュームをゆっくり回していくと・・・
結構調整が絶妙なんですが劇的に感度が上がるポイントがあり、
そこにうまく調整できるとノイズが軽減されかなり聞こえやすくなりました!
普段は電波が降りてくる真夜中でないと受信できないラジオ大阪が
夕方の時間帯で受信できるのでかなりの感度アップと思われます。
夜中にラジオ大阪や文化放送で『國府田マリ子のゲームミュージアム』や
『ツインビーパラダイス』『レジェンド・オブ・クリスタニア』『極道くん漫遊記外伝』
『ねおちゅぴ』『ゲムドラナイト』・・・などを何語かわからん国外放送の混信と闘いながら
雑音まじりで聞いていた小学生〜高校生時代を思い出します。
全体的に感度アップするんですが、元々受信状態が良かった地元放送の西日本放送など
逆に感度が低下してる局やどうやっても受信できない局もありました。
また、時間帯によってボリューム調整を変えないといけないようで
完全にお手軽万能というわけではないようです。
また、直接接続しなくてもラジオに近づけることで電磁誘導によって
感度が上がる場合もあるようです。
ちょっと試してみた結果、ラジオに近づけてボリュームを回してみると
確かに受信具合が変わったので小型ラジオなどアンテナ端子がないものでも
ある程度の感度上昇が見込めそうです。
というわけで今回入手したAN-200は若干のクセがあるものの
感度が大幅にアップする場合があり、なかなか使える代物でした。
現在ではradikoやワイドFM放送など、高音質でAM局を受信する方法も増えていますが
古来よりのアナログな手法で長距離受信にチャレンジしてみるのもオツなものかと思います。
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