iPodは滅んだ!最新Android搭載ウォークマンNW-A300を自腹レビュー!【ソニー信者】


ソニーが2023年1月11日に発表し1月27日に発売した新型Android搭載デジタルオーディオプレイヤーであるウォークマン NW-A307を購入したのでレビューします。

この記事は動画版があります

Youtubeチャンネルであるジャンクハウス・プンソンではブログの延長として、購入したジャンク品の紹介や修理、新品で購入したもののレビューなどもやっています。

ブログを見てくださっている方で登録がまだの方は
是非
チャンネル登録(無料)・高評価・SNSでシェアを
お願い致します。

チャンネル登録はこちらをクリック!

なぜ買った?


ワタクシ、プンソンは熱狂的なソニー信者です。

ポータブルオーディオプレイヤーの代名詞といえばウォークマン!

AppleのiPodは死にましたがWalkmanは今も生きている!

つまりはそういうことです、最後に立っていた者こそが王者であり正義なんですよ!

【ジャンク】中華製iPodはすごいのか!?激安MP3プレイヤーX8をレビュー【ハードオフ】
久しぶりにハードオフに行って購入した中華音楽プレイヤーを紹介。

前々からAndroid搭載ウォークマンが欲しいとぼやいていたんですがやっぱり高いんで中華DAPなんかを安く買って我慢していました。

その中華DAPの電源ボタンが陥没して二度と電源が入らなくなったためウォークマン欲しい熱が爆発したわけですねー。。
中華製品はマジでゴミだわ。

当時の最新機種はNW-A105。
Amazon欲しいものリストに入れておいてみたわけですが当然、こんなオッサンにプレゼントしてくれるような人間など居るはずもなく。

本気で自腹で買おうかと思ったわけですが当時の最新機種は2019年11月発売と、3年ほど経過していました。

搭載されているAndroidもバージョンが9と今から買うにはあまりにも古いうえにアップグレードも絶望的。
現状の最新はAndroid13ですからね、つーかこんな古いOSの端末を現行で売るなよ・・・今買ったら製品寿命が短いじゃねーか。


あとAndroid端末なので仕方ない部分もありますがバッテリーのもちが非常に悪いという口コミが多数でどう考えても今これを買ったら負け。


そんなこんなで仕事の休憩中に『ソニーさんよぉ!早くウォークマンの新機種出せよォ!買うからよォ!!』とイキり散らかしてたらその次の日に発表されちゃったわけ。

発表される前日の1/10の時点ですでに熱は冷めかけていて冗談半分で言っていたんですが。。


幼いころから『男に二言はない』という生き方をしている私は買わないという選択肢がなく予約することにしました。

交響組曲 ドラゴンクエスト III そして伝説へ… 東京都交響楽団版
急に思い立って毎月1枚のペースでドラクエのCDを買っていこうかなと思い 手始めに一番欲しいドラクエ3のCDを購入しました。

ちなみにワタクシ、流行の曲など一切聴きません。
カラオケも行きません。
若いころはよく誘われましたが『なんで金を払ってド素人の歌を聴きに行かないといけねぇんだよ』と断っていました。
音楽プレイヤーは趣味のオーケストラ鑑賞をするために買うのです。

新型ウォークマン

今回発表されたウォークマンですがNW-A100シリーズの後継モデルであるNW-A306。
こちらはストレージが32GBのモデルで46200円。
クッソ高けぇ・・・
ゴミとはいえ中華の音楽プレイヤーが数千円で買えることを考えると10倍以上の値段を出す価値があるのかと怯んでしまいます。
こちらはストレージが64GBのモデルでお値段は57200円。
32GB増えただけで11000円もアップしているんですが正直ボッタクリだと思います。


https://www.sony.jp/walkman/products/NW-A300_series/

文句を言いながらも32GBではシステム分を引くとユーザーが使用できる領域は18GBしかなく、さらにアップデート時には3.5GBの空きが必要とのことですので余裕のある64GB版を買いました。
microSDカードが使えるんでそこまで気にしなくてもいいんですが本体容量は多いに越したことはない。


ちなみに某店で購入して3年保証を付けていますがソニーストアで買えば3年保証が無償で付いて有料で5年まで延長できるみたいなのでそっちのがお得ですね。
物損保証も付けられるようです。

もう一つ、ミドルクラスのモデルも新発売でこちらは104500円。
大きな違いはバランス接続の端子があるのとDSDネイティブ再生ができるところでしょうか?
どっちも私は要らんのでこれは選択肢に入りませんでした。

10万あったらPC買うわ。

現行機種の上位モデルで17万とか40万とか頭のおかしいモデルもありますがバッテリーという劣化したり膨れたりするものが内蔵されていてなおかつ数年でOSのサポート期間が切れるような寿命の短い端末にその値段はないだろうと。。

数十年使えるようなオーディオデッキじゃないんだぞ・・・

こういうのを買う人は割とガチで金が余ってる人だと思うんで私のような低年収向けの製品ではないということ。

各部チェック

内容物

  • 本体
  • USBケーブル(A to C)
  • マニュアル類
  • USB端子キャップ

『どうせお前ら持ってるだろ?』というわけだと思いますがACアダプターは無し。
5万もするんだから付けろよとは思うんですが貧乏人の発想でしょうか?

20万円もする癖に付属品が何もなかったXperiaと違ってケーブルが付いているだけ良心的なのかなぁ。
そのUSBケーブルもUSB2.0仕様。
本体インターフェイスがUSB3.0なんだから曲転送が遅いと思われないように3.0仕様のケーブルを付けるべきなのでは?

USBキャップは本体に装着されていましたが速攻でなくすと思ったので外して箱に戻しました。

しかし、オーディオプレイヤーとして売っているわけだから簡素なものでもいいのでイヤホンくらいは付けてほしい。
確かにイヤホン持ってたら付属のものなんて使わないと思いますが。。。貧乏人の発想でしょうか?

液晶面


Android端末ですので最初に設定がありますが基本設定は済ませた後です。

画面は3.6インチで下の方にSONYのロゴがあるので全面ではないですね。
個人的にはスマホのように全面が液晶だったほうがいいとは思うんですがよく見える位置にメーカーロゴも欲しいので考え方次第ですかね。

解像度は1280×720のHD。
2010年代半ばのエントリークラススマホの解像度ですが液晶サイズ的にはこれで十分かなと。
もとより映像を楽しむ端末ではないので変に解像度を上げて消費電力を増やす必要もありません。


明記されていませんが広視野角なものが使用されています。


端に丸みのある2.5Dガラスではなく平面ガラスなので保護フィルムも全面に貼れます。
2.5Dガラスはマジでクソと思ってる人間なので滅びてほしいです。

ちなみに液晶サイズが同じなので保護フィルムはA100シリーズのものが使えるようです。

右側面

  • 電源ボタン
  • 音量ボタン
  • 曲送りボタン
  • 再生・一時停止ボタン
  • 曲戻しボタン
  • ホールドスイッチ

物理ボタンがついています。
10年くらい前のNW-F805なんかは物理スイッチが最低限しかついていなくて曲送りなんかをしようと思ったら電源ボタンを押して画面を点灯させタッチで操作しないといけないというふざけた仕様だったのでこれはうれしい。

物理ボタン、やっぱ要るでしょ?

下面

  • ヘッドホン端子
  • ストラップホール
  • USB TYPE-C端子
  • MicroSDカードスロット

ストラップホールの場所がちょっと微妙な気がしてヘッドホン挿すときに邪魔になるような。。

MicroSDカードが使えるのはいいですね、昔のウォークマンはたくさん曲を入れたきゃ本体高いやつを買えというスタンスだったので・・・
これなら32GB版でも十分使えますね。

裏面


平らではなくヒダヒダになっていて触った感じはちょっとクセになる。
しかしケースをつけるので隠れちゃうのが悲しい。

全体的に質感は良く、所有感は満たされる感じ。

専用ケース

3600円もする純正専用ケース。


なんて読むんだ、『軟便?』

手帳型ケースはオッサン臭いとかダサいとか言われますが落としてもブチ割れる可能性がかなり低くなるんで好きです。


はめ込む部分のサイズは結構ギッチギチで余裕がない。
ちょっとボタンが押しづらくなるのがアレかな?
ボタン部分も全面ガードして上から押せるようになっている方がいい人はシリコンケースがいいと思います。


合皮かと思ったらキメの細かいフェルトっぽい質感でゴミがつきやすいかなぁ。
手触りはなかなかよい。

曲を入れるには


https://www.sony.jp/walkman/howto/musiccenter/
ソニーが用意しているMusicCenterという管理アプリが存在して、これで曲を転送できるんですがわざわざこんなクソアプリを使っている人って居るんでしょうか?
普通に自分の好きなソフトでCDをリッピングして好きなフォルダにぶち込んでおけばいいと思うんですよ。

特に今回のウォークマンはMicroSDカードが使えるのでそれに曲データをD&Dで突っ込めば終了です。
デフォルトだとMUSICフォルダ内に置かないと認識しませんがWALKMANミュージックアプリ内に任意のフォルダを追加する設定があります。

一応、MusicCenterはCDのリッピングができるようになってるようですので初心者には優しいのかな?
私はCDのリッピングはExact Audio Copyを使ってFlacにエンコードしています。
Nasに突っ込んでPCや出先のスマホでアクセスできるようにすれば便利。

そういえばワタクシ、PSVITAは初代モデルを発売日に買ったんですがMediaGOとかいう管理ソフトを使わないと動画や音楽がやり取りできないというクソみたいな仕様だったせいで全くメディアプレイヤーとしては使いませんでしたね。。。

メモステに放り込むだけっていうPSPが神過ぎたんや・・・

使ってみる

基本動作


まあ、あまり期待はしていませんでしたがAndroidの動作はお世辞にも快適とは言えない。
普段はSnapdragon888のハイエンドスマホを使っているので引っ掛かる感じがするのがやっぱり気になる。

デフォルトだとこんな端末で絶対使わないGmailなんかの通知がウザいので通知を切っておくの推奨。


スマホと違って常に電源を入れておくものではないと思うので電源を入れてからの起動時間も重要。

もしかしたら128GBのメモリーカードを入れているのでそれのチェックのせいで遅いのかもしれませんが起動時間が2分18秒とあまりにも遅い。

今は充電する手段が多いのでバッテリーが減るのを覚悟でスリープ運用する方がいいかもしれませんね。


スマホのように画面をダブルタップして画面をオンにすることができないのでスマホ操作に慣れているとちょっと不便。

音楽を聴く


ハイレゾ対応のイヤホンで聞いてみたところ若干ですがウォークマンの方がクリアな感じに聞こえる気がします。気がします。。
まあ、40代オッサンの腐った耳では正直なところ分からん。

もともとSONYのスマホを使っていて『DSEE Ultimate』なんかにも対応しているので比較対象が良すぎるっていうのもありますかね。。

ちなみに聴いてるのは去年クラファンで出資したアーケードゲーム『エヌアイン完全世界 Anastasis』のリターンでもらったサントラ。
出資者としてスタッフロールに私のハンドルネーム『プンソン@setsuhiwa』がちっさく載る予定。


イコライザーや圧縮音源の欠損部の補完機能など音質調整機能は豊富。
イコライザーのプリセットはイマイチわかりづらい表現。
ROCKとかCLASSICとかでいいんじゃないのかと?


ちなみに有線ヘッドホンですが今回からノイズキャンセリングに非対応になったらしい。
なんだろう、値段を上げて機能を削るのやめてもらっていいですか?

無線だとノイズキャンセリング可能。

アプリ


AndroidなのでGoogleプレイストアでアプリをインストールすることができます。
ウリであるストリーミングサービスを使ったり軽いゲームくらいならできるんではないかなと?

ただ、裏で通信をするアプリなんかはバッテリーが減りが早くなる原因になるのでアプリのインストールは最小限に抑えるのがいいかなと。

私はAmazonプライム会員なのでAmazonプライムミュージックのアプリで対象の音楽が聴き放題。
こういったサブスクは普段絶対買わないような音楽も聴けるのが魅力でもありますね。


音楽が聴き放題のamazon music unlimited無料体験

プライムミュージックアプリは結構モッサリで引っ掛かりが激しいので快適ではない。


Youtubeアプリも使えます。

Youtube依存症な私はこれのために買ったようなもので、最近寝る前におねーちゃんのASMR動画を聴いているんですがそれのための手のひらサイズの専用機が欲しかったわけですよ。
電気代がクッソ高くなった現在、PCをつけっぱなしにするのは死を意味します。

Youtubeもブラウジングがかなり引っ掛かって快適ではないですね。
1080P 60FPSの動画再生自体は引っかかることもなく再生できるので動画再生能力自体は高いのかなと。
4K画質は選択できませんでしたが液晶が720Pなせいかな?

CPU-Z


中のパーツはどうなっているのかなと思ってそれらを表示させるCPU-Zというアプリをインストール。

SoCはSnapdragon 630で認識されていますがそいつは8コアのSoCなので正しくはなさそう。
コア数は4コアでそれがもっさりの原因なのかな?
現在快適に動く端末は8コアが主流ですので。
今回、SoCが変わって300MHz程度の低クロック動作ができるようになったらしいので省電力性能がアップしているようですね。


メモリは中途半端な容量ですが4GBのチップを積んでるのかなと。
最近の端末は12GBとか16GBとか積んでるのでそれを考えると少ないですがエントリー向けなら普通でしょうか。


Androidバージョンは12で最新ではありませんが長く使っていけそうです。

バッテリーもち

音楽再生

  • イコライザー類オフ
  • メモリーカード内のFlacファイルを1時間再生
  • ワイヤレスイヤホン使用
  • 画面はオフ

こういった条件で6%の減りでした。
10%を切るのに15時間程度という計算になりますが数十時間使えるAndroid非搭載のDAPと比べるとやはり使用時間は長いとは言えませんね。
公式記載の36時間というのはMP3の128Kbpsという今の時代誰がこんなの聴くんだという条件なのであまり参考にはならん。

Youtube再生

  • イコライザー類オフ
  • Wifi接続でYoutube動画(1080P設定)を1時間再生
  • ワイヤレスイヤホン使用
  • 画面の明るさは8割くらい

こういった条件で16%の減りでした。
液晶解像度が720Pなので動画解像度を落とせばもう少し消耗が減るかもしれません。

動画再生に関してはこのちっさいバッテリーでよく頑張ってる方ではないかなと。

USB DAC機能


PCにUSB接続して画面に出てくるモード選択でDACを選ぶとPCの音をこのウォークマンを通じてならせるようになるみたいです。
あまり音質に関してはこだわっていないと思われるノートPCなんかのヘッドホン端子やスピーカーではなくこのウォークマンの高品質なDACを使って出力できるので音が良くなると思われます。


果たしてこの機能を目当てに買う人がいるかは不明ですが覚えておくといざというときに便利かもしれません。

ワイヤレスイヤホン


お気づきかもしれませんがこれ。
WF-1000XM4というソニーで一番高い完全ワイヤレスイヤホンですがこいつも前から欲しいとぼやいてて我慢できずに買ってしまいました。

まあ、こういうのは縁起物ですし2月に値段が上がるという話も聞きますので買うなら今でしょう。

Youtube動画では軽く触っていますがこれに関してはもう少し使ってみて別で記事にしようかなと。

今回の衝動買いで月の手取りの8割がたが消し飛びました
マジで赤字なのでよかったらYoutubeチャンネル登録と高評価押しといてください。。

値段と性能をどう見るか


音に関しては低音がスカスカだった中華DAPとは比較にならない良い音ですがそれなりのお値段のスマホと比べるとあまり違いが判らないかもしれません。

Android端末としてみた場合、性能が数世代前のエントリースマホ並なのでサブスクアプリがモッサリするかもしれません。

お値段が高めなのでデザインや質感が気に入ったりソニーだからという信仰心がなければちょいと厳しいかもしれませんね。

私はこのサイズ感が気に入ったので持ち出して仕事の休憩中のブログ執筆タイムに音楽を聴いています。


音楽が聴き放題のamazon music unlimited無料体験

コメント

タイトルとURLをコピーしました