ハンドヘルドPC・シグマリオン2を入手!2020年に使用できるのかチェック!

今回は、久しぶりに立ち寄ったハードオフ高松やしま店で購入してきた
シグマリオン2を紹介しようと思います。

シグマリオンとは?


以前入手したhpのiPAQと同じく、ビジネスマンが予定を管理したり
メールをしたりちょっとした文書編集をするための携帯端末です。
NTTドコモからかつて無印・2・3と3機種発売されていました。

こちらはハンドヘルドPCという位置づけのようで、
見た目は小型のノートPCの様な固定キーボードのある形状となっております。
OSはWindowsの簡易版であるWindows CEが搭載されています。
サイズ感は電子辞書くらい?

この端末、販売されていた当時私が昔バイトをしていた飲食店の店長がガジェット好きで
2台も契約していて少し使わせて貰ったことがあります。
(結局使いこなせず内蔵されているソリティア専用機となっていましたが。。)

今回、1650円という価格でゲットできました。

各部を見ていく


今回手にした個体ですが、全体的に非常に状態がいいです。
経年でキーボードの変色がありますがこれは材質の問題ですので
仕方がない部分かと思います。
画面に傷もなし。


天板もなかなかきれい。
ガラケー全盛期のドコモのロゴが懐かしいです。


前面にはFOMA接続端子、ヘッドホン端子、赤外線ポート
スタイラスペンの収納部もあり。


右側面にはCF端子。
コンパクトフラッシュやCF型のモデムなどが使用できるようです。


左側面には電源アダプター差込口、PC接続用端子。


底面にはバックアップ用のコイン電池を入れるところが。
ゴム足も溶けたりせずきれいに残っています。
そのほか、フリーズした際などに使用するリセットボタンがあり。

付属品ですが、ACアダプター、マニュアル類。
マニュアルは一部欠品している感じ。
ユーティリティディスクも欠品。
PC接続ケーブルはもともと別売のようです。

動作チェック!


ACアダプターを挿すとバッテリーランプが緑とオレンジ色に点滅しだしました
この点滅はバッテリー不良のサインのようで、ジャンク理由の通り
充電ができないのかと思いましたがしばらく通電していたところ
点滅がおさまり、充電が始まったようです。


電源を入れると初期設定の画面が。。


タッチペンの補正やユーザー名の設定などを済ませると・・・


見慣れたWindows2000とか98風のデスクトップ画面になりました。
以後、シャットダウンという概念はなく常に起動した状態で運用します。
使わないときはサスペンドさせてバッテリーの消費を抑えます。
サスペンド状態からは電源ボタンを押すことで復帰し
一瞬で操作可能になり非常に快適です。


メインバッテリーが切れた場合はバックアップ用バッテリーでメモリ内容を保持します。
両方のバッテリーが切れてしまった場合はRAMの中の内容が消えてしまい
初期設定からやり直しになるため注意。
バックアップバッテリーが別になっている分、iPAQよりも運用しやすいです。


基本操作はスタイラスペンで各所をタッチします。
スタートメニューなど、押すと即座に開いて動作にもたつきは感じられません。
簡易版のWindowsなので非力なマシンでもサクサク動くようになっているようですね。


簡易版のOfficeもついていて簡単な文書管理も可能です。
ソフトも数秒で起動するため文字打ちに特化するならば下手な最新パソコンより
快適なのではないでしょうか?


ちなみにこの記事はシグマリオン2のWordで文章を下書きして
メインPCにデータを移してコピペして編集しています。


文字打ちの要である物理キーボードですが、ちょっと変則配列で
若干戸惑うことがありますが比較的打ちやすい感じです。


画面は昔ながらの端末の液晶って感じで決して見やすいものではありませんが
なかなか懐かしい感じがします。
解像度は640×240とのことで縦の解像度が低いですが
文章打ち程度なら問題なくこなせる感じです。

この機種は調べたところヒンジに欠陥を抱えているようで
受けの部分が割れて角度を保持できなくなるようです。
今回の個体は使用頻度が低いのかそういうこともなく
しっかりと角度調整ができます。
割れたら補強してあげないといけませんね。


バッテリーですが、電圧が不安定なのかパーセンテージが増えたり減ったりします
もう20年前の端末ですのでバッテリーの劣化は仕方ありませんね。
Wordでテキスト打ちをしていて一時間程度バッテリーで動作しましたが
途中バッテリー消耗の警告がポンポンでてきてちょっと鬱陶しいです。
現在、互換バッテリーも入手不能ですので殻割りしてセル交換に
チャレンジしてみてもいいかもしれませんね。


ATOKなど初期導入アプリケーションは消してしまうと
初期化しても復活せず入手が困難みたいですので
バックアップをとりました。
手持ちのCFを挿すとメモリーカードとして認識されましたので
バックアップユーティリティを使用して保存。
母艦にも保存したのでこれで間違って消してしまっても安心です。
CFに相性があるらしく、手持ちの512MBのものは
途中でバックアップが止まってしまいましたが2GBのものに変えると
すんなりバックアップが終了しました。

現在使用できるネットワークカードがないため
インターネットにつないでの運用はできませんが
ブラウザなどバージョンが古くせいぜい阿部寛氏のHPが見られる程度でしょう。
PC接続ケーブルが入手できたらいろいろ試してみようと思いますが
ポメラのようにスタンドアロンでテキスト打ちに使うのが一番かもしれません。


メディアプレイヤーが入っていますので
WMAやMP3の再生ができるようですが、CF経由で試しに入れてみた192KbpsのMP3は
ビットレートが高すぎるのか再生できませんでした。。
128KbpsのMP3は再生できましたのでビットレート制限があるようです。
ヘッドホンはステレオですがスピーカーはモノラルなので
音楽プレイヤーとして使用するのは厳しそうです。

昇圧ケーブルで持ち運ぶ


バッテリー駆動がちょっと厳しいので外部バッテリーで運用できないかと思い
USBの5Vを9Vに昇圧するケーブルを購入しました。
これとプラグ径を変換するアダプターで駆動が可能と思われます。

変換プラグ径は外形4.8mm 内径1.7mmのがピッタリです。
(外形4.0mm 内径1.7mmでは外形部がゆるい)


2.1A出力のあるモバイルバッテリーと接続して動作・充電が可能でした。
純正ACアダプターの定格出力は1.1Aなんですが、
今回入手した昇圧ケーブルは定格出力が0.8Aほどと純正のACアダプターよりも少ない為
バッテリーを充電しながら起動させると変換基板部の発熱が若干大きくなります。

一応、これで外に持ち出せそうです。


用途を絞れば一流の働きをしてくれる?


・・・ということで今回入手したシグマリオン2はなかなか使えそうな一品でした。
特に電源ボタンを押してすぐにテキスト打ちが可能な点は便利で
SSDを積んだPCでもなかなかこのスピードは実現できません。
ブログの下書き用マシンとして今でも戦えるのではないでしょうか?
実際使ってみた感じですができることが少ない分、文字打ちに集中できる感じです。

確かにスマホなどと比べるとネット接続などの点で不便きわまりない感じですが
この不便さを楽しむのもレトロジャンカーとしての楽しみの一つなのです。

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