Windows8世代のPCが1100円だと…?
しかし、手持ちで合うACアダプターが無い#ハードオフ pic.twitter.com/RB0UTfTsgg— §( ´_ゝ`)§ (@setsuhiwa) May 14, 2020
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今回はハードオフ丸亀店で偶然発見したhpのProBook 450G1を紹介します。
出会いは偶然
ハードオフ丸亀店のジャンクPCコーナーなんですが上段・中段の棚に
そこそこ新しいやつが置いてあり、最下段に古すぎて産廃レベルのジャンクが
青箱に無造作に突っ込まれています。
いつもはその青箱は見る気にもならずスルーしていたんですが
先日手に入れたLibrettoのせいか、Windows95やら98やらのPCも漁りたくなり
青箱の中のジャンクノートを一つずつ確認していたところ・・・
ん?
なんかこれ妙に新しくね?
90年代から2000年代までのゴツゴツした武骨なマシンの中に混じって
今風のスマートでスタイリッシュなノートPCが入っていました。
Windows8Proのエムブレムシールが貼ってあるので2013年ごろのマシンでしょうか?
しかし、ここは初代Atomのネットブックを5000円やら10000円という鬼(オーガ)な値段で
売ってるハードオフ丸亀店だぜ、セレブや貴族しか買わないような値段がついているに
違いない・・・
え、一桁間違えてね?
1100円という、いつものこの店の所業からは考えられないほど激安でした。
これならば下賤な私でも十分手の届く値段です。
各部を確認していく
と、いうわけで即確保してきましたので各部点検していきましょう。
まず天板ですがかなりきれいですね。
表面がラバーのような感じでコーティングされています。
年月とともにベタベタにならないか心配ですが。。
液晶は見る感じ割れもなく非常にきれい。。
ビジネスモデルらしくノングレア液晶で映り込みがなくていいですね。
ベゼルにはhpの特徴である『MADE IN TOKYO』の文字が。
ヒンジもしっかりしていました。
キーボードはちょいと文字消えがありテカリも気になりますね。
どうしても気になったら交換用キーボードは手に入りますので
交換してもいいですね。
タッチパッドもありますがこちらは綺麗。
前の持ち主はマウスをメインで使ってたんでしょうね。
左側面には電源差込口、VGA端子、LANポート
HDMI出力端子、USB3.0ポート
右側面
ヘッドホン端子、マイク端子、USB3.0ポート、DVDマルチドライブ
筐体は全体的にきれいで塗装ハゲなどほとんどありませんでしたが
一点だけ、指紋認証ユニットの横に打痕が。
マイナスドライバーでも落としたんでしょうか?
CPUはシールのデザインから第四世代のCore i5と判明。
まだまだ普通に戦えるマシンであり直ればかなりお得と言えます。
動作チェック!
hpのノートPCはプラグが他メーカーのものと違い
手持ちのものが流用できなかったので動作確認はしばらく先になるかなと思いましたが
帰りに寄った別のハードオフで発見したので購入。
550円でした。
こんな感じで円筒状の中に細いピンがあるタイプのプラグになっています。
他メーカーでもこのタイプのがあるんですがhpのは中のピンが細めで
他メーカーのは入らないことが多いです。
電源コードもよくあるメガネケーブルではなく
ミッキーケーブルと呼ばれる怒られそうな名前のケーブルです。
ミッキーケーブルは手持ちで何本かあるのでこれは購入せず。
コードを挿して電源オン!
しかし、Capslockキーのランプが点滅して起動せず(´・ω・`)
・・・と思ったらメモリが入ってないんだった。。
そりゃ起動せんわ。
まずは背面のラッチをスライドさせてバッテリーを外します。
バッテリーを外した状態でもう一度ラッチをスライドさせると
裏蓋が下にずれて外せます。
なんとメモリやHDD交換に工具が必要ないだけでなく
バッテリーを外し忘れることがないという合理的な仕様。
内部。
メモリとHDDが抜き取られていますね。
幸い、HDDのマウンターは残されていました。
メモリは手持ちのものを装着。
DDR3L 12800が使用可能です。
4+4GBで8GB構成になりました。
改めて動作チェックしてみましたが起動せず(´・ω・`)
画面は無反応でCapslockランプが2回点滅していました。
CMOSクリアを試しましたがその時は『COMSクリアされたので再起動します』といった
旨の英語メッセージが出て電源が落ちた後2回点滅で立ち上がらず。
Capslockランプ2回点滅って何だ?
HPノートブックPC – コンピューターが起動せず、
LEDが点灯する、またはビープ音コードが鳴る
公式HPの情報によると2回点滅はBIOS異常とのこと。
PCを動かす基本プログラムが破損しているので正常に起動しないようです。
ドライバーダウンロード
しかし、そんじょそこらで売ってるPCだとBIOS破損の修理は
ROM焼きなどの作業が必要になりますがビジネス系PCは
ユーザーで簡単に修復できるものが多いようです。
今回のProBook450 G1もメーカーサイトで公開されている
BIOSアップデートユーティリティから修復用USBメモリを作ることができるようです。
早速、作成してみました。
USBメモリを挿して電源を入れてしばらく待っていると
USBメモリのアクセスランプが光りだしました。
データを読み込んでいるようです。
そして再起動がかかって・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
無事BIOS修復が完了したようです
BIOS設定画面に入ることができました。
何度か電源を入り切りしてみましたが100%立ち上がってくるので
問題なさそうです。
PCが立ち上がらないとき、ただ壊れたと思って捨ててしまう前に
メーカーサイトを見てみると今回のように対応策がある場合があります。
あとはWindows10を入れるのみ
手持ちのHDDを入れてWindows10Proをインストール。
もともと8Proのモデルでライセンスキーはマザーに格納されているので
そのままライセンス認証されました。
こうして無事復活したProBookちゃん。
バッテリーもしっかり生きていてネット閲覧で2時間以上使えました。
ゲームは厳しいですが文書作成などは不自由なくこなせますね。
質感が結構いいのでたまに持ち出してやろうと思います。
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