ほうジャンクPCケースが330円ですか・・・
たいしたものですね
ジャンクPCケースはコスパが極めて高いらしく
それをベースにPCを自作するプロジャンカーもいるくらいです
オマケが本体
それにさりげなく付いているこのドライブ
今や貴重となった5インチフロッピーディスクドライブが
おまけでついてきてさらにコスパがいい。
・・・というわけで邪魔になるかなと思いながらも購入して帰りました。。
ハードオフ丸亀店にて。
内部をチェック
PCケース扱いで販売されていましたが
スタッフがわざわざバラして売るのが面倒だったのか中身が入っていました。
マザーボードはASUSのP5Aというやつでしょうか。
かなり古そうです。
グラフィック機能は無いようで、
今や滅んだAGPスロットがありそこにはDIAMONDと書かれたグラフィックボードが。
DiamondのRIVA TNT搭載カードVIPER V550がデビュー
当時の記事ですが形からしてVIPER V550という商品のようですね
マザーにサウンド機能も無いようでPCIスロットにはサウンドカードが。
CMI8738-SXと書かれたチップが付いています。
使われているチップの型番はドライバを探すときにヒントになるのでメモしましょう。
CMI8738-4CHPCI
カードの見た目から玄人志向のこのカードっぽい?
昔はオンボにサウンド機能があってもPCIにはサウンドカードを積んで
ノイズ低減をしたりYAMAHAのXG音源を鳴らしたりしてましたね。
その下にはさらにレガシーなISAバスが。
さすがにここにつなぐ機器は持ってない。。
CPUはSOCKET7のAMD K6-2 350が載っているようですね
RYZENどころかAthlonでもDuronでもない古いものです。
何気にAMDのCPUを初ゲットです。
メモリは3スロットあり、2枚刺さっていました。
マザーボードにはUSB端子がありますが
この時代のUSBは使い物にならないと思っていいでしょう。
パラレルポート、シリアルポートもあるので動けばレトロ機器との連携に使えそうです。
HDD以外、PCを動かすのに必要なものがそろっているので
モニターをつないで電源を入れてみました。
・・・お、BIOSキタ!
メモリは64MBx2で128MBのようですね。
5インチFDDの手直し
BIOS設定に入り、FDDのところを確認。
電池切れで設定がクリアされてるのかBドライブがNoneになっていますが・・・
設定変更で5.25inのドライブを設定できたのでBIOSレベルでは対応しているようです。
5インチドライブをAT互換機で使うにはまずBIOSが対応してるかが重要。
ドライブはエプソンのSD-680Lというもののようです。
98互換機から抜いたものでしょうか?
5インチドライブをAT互換機で使うにはジャンパー設定など変えないといけないとのことで
軽くググってみたところ・・・
工作室の記憶
SD-680Lの設定
先人が非常にわかりやすくまとめてくださってました。
もともとはなぜかDELLが公開していたデータのようでそれを補完されているようです。
それでこのFDDを確認してみましたが
どうもこのFDD、まったく手を入れていないようで
前の持ち主はこれで動かせてたのか不明なんですよねぇ。。
チェックポイントはSS4の回転数のジャンパー、
SS2のDAをショートさせる
写真に写ってないけどSS5のジャンパーをDC側に
今回はBドライブとして使用するためSS1はDX1に。
基板を外して裏返し、SS6の部分にあるS3の0Ω抵抗を除去。
S1をショート。
以上でBIOS起動時に読み込もうとした際にランプがつくようになりました。
実際動作するかはこの日は確認できず。
Windows98マシンとして復活させよう
FDDだけ外してケースは廃棄するつもりでしたが内部がほぼそろってるので
こいつを現役当時のように動くようにしてやろうと思い
改めてハードオフでいろいろ買ってきました。
まずはメモリ。
PC100の256MBを2枚購入。
各110円。
スペックからしてWindows98くらいしか動かないと思うので
メモリは512MBあればいいですね。
9x系はメモリを積みすぎると不具合が出ますので。。
ちなみに買ったメモリ、1枚はエラーでメモリチェック完走できず(´・ω・`)
最終的に256MB+64MB+64MBの384MB構成になりました。
まあ、2007年にWindows Vistaをメモリ512MBのマシンに入れて売ってた
鬼畜のようなメーカーもありますので
90年代のWin98マシンとしてはかなり多いほうでしょう。
マウスとキーボード。
USB端子がありますが使えるとは限らないのでここはPS/2端子のものを用意。
キーボードは110円でしたがマウスはボール式でない光学マウスだったせいか
220円しました。
HDDですが、マザーにSATAポートなどというハイカラな物は付いていないので
IDEのHDDを念のため2個入手。
あんまり容量が大きいと古いOSあるあるの○○GBの壁にひっかかるといけないので
20GBと40GBを購入。
IDEなのでマスター・スレーブがありジャンパー設定は確認してから付けないと
認識しなかったりします。
挿すだけで認識するような今のPCとは根本的に違うのです。。
ちなみに40GBのほうはこのPCでは何をやっても認識しませんでした(´・ω・`)
前の持ち主がDVDドライブをプライマリマスターにしてたので
HDDはセカンダリマスターにしました。。
傑作OSとして名高いWindows98SEをインストールします。
ワタクシ2005年くらいまでWin9xをメインマシンで使ってました。
当時やってたオンラインゲームがいきなり9x系を切り捨てて起動しなくなったため
仕方なくXPに乗り換えたんですよねぇ
起動ディスクからFDISKを実行、領域を確保してアクティブ化・・・
古いOSのインストールはとにかく面倒くさいんですが
20年くらい前に何十回もやったのですんなりいきました。
ウイルスを踏んだり変なドライバを入れて再起不能になったりと
失敗して再インストールしまくってたあの頃の経験があるからこそ今の私が居るのです。
PCは壊してナンボなのです。
無事インストールが終わりましたがデバイスドライバーが入ってないので
音も出ないし画面も16色で狭いです。
これは後々ドライバを探して入れてやりましょう。
(最終的にグラフィックドライバとサウンドドライバを入れました)
データのやり取りがFDDか光学メディアしかないのでクッソ面倒ですが。。
USBポートがデバイスマネージャー上で影も形も無いのと
メーカーHPにUSBドライバが無いので使えないということでいいのか・・・?
(BIOS上ではUSBキーボードは使用できた)
動作ですがOS自体が軽量なのと余分なものが入っていないのもあり
非常にサクサク動き快適です。
やっぱOSはシンプルなのが一番。
気になるドライブはちゃんとBドライブとして5.25インチFDが認識されています。
PC歴が浅い人は何でHDDはCドライブから始まるんだろうと思うかもしれませんが
レトロPCがFDDを2基積んでいた頃の名残なのです。。
ブランクの5インチフロッピーを入れてテストしました。
フォーマットは問題なし
テストファイルの読み書きもOKですので
問題なく使えそうですね。
5インチフロッピーの読み書きマシンとして復活
M88エミュレーター
こちらで公開されている『DITT』というソフトを使用すると
PC-88などのディスクイメージである.d88ファイルをディスクに書き戻しができて
実機で使えるようです。
OBSトップページ
魔法使いの妹子 (Mahou Tsukaino Deshi) product page
こちらで現在配布されているゲームを遊べるか試してみました。
DOSモードで再起動をかけて
ditt w B: ファイル名
・・・で書き戻しがはじまりました。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
先日修理したPC-8801MK2の電源を入れ書き戻したフロッピーを入れると
スムーズに読み込み起動しました!
このPC-8801MK2はFDDの動作確認ができてなかったので感動です!
モ~リン( @mourin_ymg )さんから一足早いバレンタイン!
PC-8001実機・およびパソコンミニ用の「まほわら MAI Reform」が完成しました!
こちらからDLしてください>https://t.co/DwfaO4J9o3新規デモや新曲、敵の新攻撃、80の表示限界に迫る大型ボスなど、あのBASIC版から別物へと進化しました。 pic.twitter.com/DSzmtrq0Rn
— ボマーン (@bomarn) February 10, 2020
PC-8001のゲームも動くというのでこちらで公開されているゲームも書き込んでみたところ
起動してくれました
(たまに画面の同期がとれなくなる時があるけど)
無印PC-8801MK2では遊べるゲームは少ないですが夢が広がります。
やはりレトロPCを趣味とするならばWindows98時代のPCはあったほうがいいですね。。
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新品PCはメーカー直販で買うといいかも?という記事です。
コメント
ディスクオンモジュールは小容量でHDD制限を抜けられるのであると便利そうですね。
まあCF変換の方が手軽ですよ