ゲームボーイアドバンスのバックライトIPS液晶化を解説!【美しすぎてヤバイ】


こんにちは、レトロゲームの改造にハマっているプンソン(@setsuhiwa)です。
今回はバックライト化企画・第三弾としましてゲームボーイアドバンス(以下GBA)の
IPS液晶への交換を行います。

この記事は動画版があります


動画で改造手順を解説しています。

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旧型は持っているが・・・


GBAに関してはバックライト液晶化が流行りだしたころに
古いTFT液晶キットを使って改造したものを持っているんですが
この液晶、応答速度が遅すぎて残像が出るといいますか
シーンが切り替わっても前の画面がうっすら残っているという
イマイチ品質の良くないものでした。

ただ、当時としては画期的でして見やすくなった液晶でFF2などを遊んでいました。

今回入手した液晶はそれからさらに進化しているようで美しくなっているとのこと。
これは楽しみですね。

液晶交換しちゃおう

ベース機体


ベースとなるGBAですが、安かったころにハードオフで108円で入手したもの。
昔は1000円以下であれば救出という名目でレトロゲーム機を買い漁っていましたが
最近GBAは値段が跳ね上がってジャンクでも1000円以上することが多い。
フロントライトがついたGBASPなんかショーケース内で5000円を超えていることすらある。


ジャンク理由は電源が入らないというモノですがGBA系の持病で電源スイッチの接触が
非常に悪くなるのでこれは何度かガシガシ動かしていると摩擦で接触がよくなり
なんとか電源が入るようにはなります。
今回はこのスイッチ不良も含めて快適に使えるようにしていきます。

IPS液晶キット(V2)の内容

  • 互換外装(今回はクリアブルーをチョイス)
  • ガラススクリーン(外装のセットの物とは別についてる)
  • 液晶画面
  • 液晶と基板をつなぐケーブル
  • クッション材
  • ワイヤー3本
  • 両面テープ
  • 絶縁シール
  • Y字とプラスドライバー


販売ページ
だいたい5000円台で入手が可能です。
これが高いか安いかは買う人次第でしょうか・・・私は妥当な値段かと思います。

分解


まずは任天堂機器でよく使われているY字ネジとプラスネジで固定されているので外すと
あっさり裏蓋が外れます。


バンパーやLRボタン、スイッチパーツがバラけるので外しておきましょう。


液晶とつながっているフィルムケーブルを外します。
コネクターの左右のストッパーを上げて引き抜く。


基板はプラスネジ3本でとまっているのでネジを抜くとあっさり外れます。

とりあえず今回は基板が外れればあとは不要。

スイッチ交換

互換スイッチが出た!


販売ページ
電源スイッチですが、内部の接点の汚れや酸化で接触不良になります。
今までは無水エタノールなどで洗浄してだましだまし使っていましたが
最近Aliexpressで互換スイッチが売られているのを見かけましたので今回は
こいつを使って新品スイッチで気持ちよくなろうと思います。


GBA用とGBASP用があり小さいスイッチを基板に実装してサイズ変換しているようです。
オリジナルはヌルヌルとした動きのスイッチですが
今回のはスライドさせるとカチッとした感触がありしっかり止まるようになっています。

表面実装だじょ


ただ、こいつは合計6点ではんだ付けされている表面実装なので
外す難易度が高いかもしれません。


ハンダを盛りまくって同時加熱で行けるかと思いましたが付近に小さなパーツがあり
一緒に取れかねん状態でしたのであきらめてニッパーで切開して
残ったパーツをハンダゴテで外すという方法を取りました。

GBAの基板はゲームギアとちがってランドの強度はなかなかあるのですが
それでもはがしたりしないかと神経を使います。

新しいスイッチを付ける


新たなスイッチは位置を合わせて穴にハンダを流し込むという取り付け方法です。
現物合わせしてみた感じ、基板の切れ込み部分を合わせて取り付けるといいようですね。

両面テープで仮止めしてハンダを流し込みました。

動作は良好


仮組みしてみたところ、電源は一発で入るようになりました。
前はスイッチに軽く触れただけで電源が落ちていましたがそれもなくなり
信頼性が増した感じです。

この互換スイッチは1つ100円ちょいしますが載ってるスイッチ自体は安く手に入るので
また調子が悪くなったら基板から剥がしてスイッチだけ交換すればいいですね。

組み込み

液晶周り


それでは新品の互換外装に液晶とメイン基板を組み込みます。
本来はIPS液晶の取り付けに外装の加工が必要なんですが今回はセラーが
セット販売していたものを購入したので既に加工済みです。


まずは切れ込みを合わせて両面テープを貼り付けます。


この辺の順番は好みですが私は先にスクリーンを取り付けました。
互換外装付属のアクリル板スクリーンは最初から傷やホコリが入っていたりと
質がよろしくないので別途付属していたガラススクリーンを使うのが良いです。


ホコリが入らないうちに液晶画面を両面テープで取り付けます。
フルラミネーションディスプレイだと気にしなくていいんですが
やはりホコリが入ると萎える。


GBCのときはすっかり忘れていましたが液晶の裏面に絶縁シートを貼り付けます。


液晶のコネクターと付属のフィルムケーブルのコネクターを合わせて接続する。
きっちりと位置を合わせてまっすぐ押し込む感じにしないと端子が破損しますので注意。
その後、ケーブルに貼られてる両面テープで固定。

ワイヤーをハンダ付け


液晶の明るさを変更するために各ボタンの入力を乗っ取ります。


フィルムケーブル上に『L』『R』『SEL』というランドがあるのでそこにまず
ハンダを乗せて・・・



  • L・・・TP9
  • R・・・TP8
  • SEL・・・TP2


ここが繋がるようにワイヤーをハンダ付けします。

基板の取り付け


まず、メイン基板上の液晶コネクターのピン数を確認。
初期版は40ピン、後期版は32ピンになっています。


40ピンの場合はそのままで上側を使えばいいんですが
32ピンの場合は下側のフィルムケーブルを軽く曲げて接続できるように折り返します。


ボタンパーツやゴムパーツを取り付けます。
互換外装の十字キーや接点ゴムはオリジナルと感触が変わる可能性があるので
好みによってそこだけオリジナルを流用するのもあり。
その場合はきれいに掃除してから取りつけましょう。


後は収まりがつくように基板を取り付けますが先ほどハンダ付けしたワイヤーの取り回しが
結構シビアで外装の切れ込みに通すようにやらないと線を挟んでしまい
外装がきっちりはまらない原因になります。


位置合わせをしながら絶縁テープで線を固定してやるといいでしょう。
ワイヤーが挟まってないのを確認したらネジで基板を固定。


あとは液晶のケーブルを差し込んでバンパーやLRボタン
電源スイッチの外装パーツを組み込んで蓋をして・・・


ステッカーや別売の液晶保護フィルムを貼って完成です。

動作チェック


問題なく映りました、バックライトは非常に明るく映像も美しい。


旧型バックライト液晶は完全にドットバイドットでドットの隙間で
ツブツブ感があります。


新型は高解像度液晶のようで4ピクセルを1ピクセルに拡大して表示しています。
なので肉眼ではドットの隙間がほぼ見えません。


IPS液晶なので視野角は広い。
フルラミネーションではないのでスクリーンとの間に隙間あり。


セレクトボタンを押しながらLRボタンで明るさの変更(10段階)
一番暗くしても旧型液晶より明るいかも。


応答速度も良好で妙な残像も残らない。


消費電力は最大輝度時、オリジナル液晶の4倍で最小輝度時でも2倍。
電池持ち時間は単純に1/2~1/4になっちゃうわけですね。
もともとの電圧が低い充電池を使っているとすぐに電源ランプが赤くなっちゃう印象。

意外なのが旧型バックライト液晶の消費電力がオリジナル液晶と同じだった点。
旧型液晶にもアドバンテージがありますね。

改造終了


今回入手したIPS液晶は明るく高精細で非常に良いものでした。
交換済みのものがオクやフリマアプリで高額で売られていますが
改造難易度は低いため自分でやっちゃうと安く済んでオススメ。

GBAはSFCクラスのゲームが追加要素ありで移植されているため
また遊んでいこうと思います。

これを買った後に気が付きましたが外装加工不要+タッチセンサー式のV3が出てるんですね。
そのうちこちらも試してみたいです。

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