いいジャンクPCは無いかと立ち寄ったハードオフ高松桜町店にて
IFU-30A
初代系PCエンジンのCD-ROMユニットですな
このユニットとCDドライブ、PCエンジン本体がそろって
PCエンジンCD-ROM2システムになります
ACアダプタなし動作未チェック5400円
何気にお得なセットだった
これだけだと非常に微妙な価格なんですが
手に持った感じ、重量バランスが良かったのでもしやと思い
隙間から中を見てみるとコアグラ系PCエンジン本体がセットになっているようです
(緑色のスイッチが見えた)
本来、PCエンジン本体は別売なのでセットになっていれば十分アリな値段です
つーわけでお持ち帰り
説明書もついててお得
PCエンジンDUOを3台も持ってるﾜﾀｸｼですが
この初代CD-ROM2システムは欲しかったんですよねぇ
本体はちょうど持ってなかった初代コアグラフィックスでした
(コアグラ２は持ってる)
動作チェック・・・しかし案の定
ACアダプターは家を漁ると9V、1.2A、センターマイナスというのが
出てきたので変換アダプタを差して使用。
若干出力が低いですがちょっとテストするだけなら問題ないと思います
無事通電してHuカードは問題なく立ち上がりました
まあ、この辺は壊れにくいですからね。。
CD-ROMはというと・・・
ウィーンとモーターが空回りする音がして読み込まないので
中を確認すると
ギアが欠けてらっしゃった
しかし、この若干黄色いギアは材質の劣化で必ず欠ける代物のようで、
この程度は想定内。
代替えギアを入手し交換
一昔前ならかなり苦労したようですが
今は代替ギアがオクに出品されてたりするのでそれを手配。
1500円くらいしましたがこれで直るなら安い。。
ギアを交換するため基板を外す。
2本あるフラットケーブルに注意
このギアを固定してる黒いカットワッシャーを外そうとしたら。。
ボロっと崩れました。。
かなりの劣化でたまごボーロより柔らかいかもしれん。。
交換後の写真を撮り忘れましたが無事交換して
仮組みして起動テスト
システムカードは欠品だったため手持ちの
スーパーシステムカードを挿入。
(´・ω・｀)
カッツンカッツンと音がしてエラーで止まったり
延々と回り続けて終わらなかったり。。
まあ、これも想定内
各部メンテナンスを実施
とりあえず簡単なところから原因をつぶしていきましょう
まずコンデンサを交換。
写真を撮り忘れましたが
PCエンジン保守の館(新館)
↑こちらの通りに内部清掃とグリスアップ
それでもダメだったので最終手段のピックアップ調整に入ります
このドライブ、どうやら前の持ち主が分解しているようで
このボリュームもいじられてると見て間違いないですね。。
2時間以上、繊細なボリューム調整をした結果・・・
起動したーｯ！！
他のソフトもOK
この後、もう少し調整を追い込んで終了しました
ドリームキャストの遥か上を行くシーク音のうるささですが
当時はこんなもんだったんでしょうねぇ
難点として、本体の熱が上がるとCD-Rに書き込んだ
バックアップの読み込みが怪しくなります
冷えてるときはサクサク読み込むんですが数十分遊んでいると
リードエラーを起こしたりしまいにはフリーズしたり。。
まあ、正規CDは正常に読み込むので問題はないんですが
せっかくのCD-ROM2システムですので白エンジンを装着しました。
やはりこの組み合わせがいいですなぁ
当時、子供のお年玉程度では買えない価格(定価24800円＋57300円)の
こいつに憧れたものです
アーケードカードProが欲しくなりますな。。
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コメント
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細かくて申し訳ないのですが、cdドライブ30300円、インターフェイスユニット27000円の57300円だったと思います。
ハローマックで定価で買いました。
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おっとそうでしたか、修正しときました！
とても楽しいブログですね
ありがとうございます、今後も記事を増やしていきますのでよろしくお願いいたします
2年前にしたり顔で価格をコメントしたのですが、
発売当初物品税があり価格は59800円が正しいのだそうです。
その後になくなりCD＋IFのセットが57300円になったそうです。
黙ってようかと思ったのですが訂正させてください。
あらそうなんですね、最終的に57300円になったようですのでそれでいきましょう