先日、食洗機を購入したという記事を書きました。
6月に購入してすでに数か月使用しているわけですがやはりタンク式はめんどくさい。
そこで今回は分岐水栓を取り付けようと思います。
この記事は動画版があります
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NP-TSP1
先日紹介した食洗機がこちら。
薄型で省スペースでありながら工事不要の水タンク式と水道直結式の切り替えができるという優れもの。
食洗機というものを試してみたいけど取り付け工事ができない、または面倒というご家庭向けの商品ですね。
私も食洗機を試してみたくて買ったんで最初はタンクに水を入れて使っていたんですがこれが非常にめんどくさい。
付属の2リットルカップに4杯半も水を入れないといけないのでそれをやっている間に皿なんて洗えるんじゃないかと思ってしまいます。
これでは時短家電の意味があまりないので重い腰を上げて自分で工事をすることにしました。
分岐水栓を選ぶ
工事と言っても大げさなものではなく水栓の部分に水の経路を分岐させる『分岐水栓』を買ってきて取り付けるだけです。
ただし、水栓の部分というのは星の数ほど種類があるためご家庭の水栓の型番に合ったものを購入しなくてはいけません。
我が家の水栓は土台の部分にシールで型番が貼ってあり、TOTOのTKJ33U3Sと判明しました。
パナソニック 分岐水栓ガイド
こちらで型番を入力して合う分岐水栓を検索すればオッケー
類似型番でTKJ33U3とTKJ33U3Rというのがあるんですが末尾にRなしの方だと出てくる分岐水栓型番はCB-SSC6。
末尾Rの方はCB-SSG6というものになる。
分岐水栓は1万円以上するという安い買い物ではないので購入誤りは避けたいところ。
中身はベースとなるハブの部分、分岐コックと説明書。
スペアのパッキンも付いていました。
分岐水栓を取り付ける
工具
分岐水栓は水栓のパーツの間に挟む形で取り付けるため、まずは現在の水栓の部品を外さないといけません。
工具としてはウォーターポンププライヤーがあるといいとどっかの解説しているブログで見たのでダイソーで適当なレンチと一緒に買ってきました。
この程度の工具なら確か家に転がってたと思うんですがあるあるな話、必要な時に出てこないんですよね。。
給水→給湯へ変更
取付前の下準備として湯を直接食洗機へ流せるように変更します。
まずはハブの部分の中のパーツを押し出します。
内部パーツには二か所穴が開いていて、一つはパッキン付きのキャップでふさがれています。
もう片方の穴に差し込むと水が通る穴をふさぎつつお湯が通る穴が開通するという仕組み。
食洗機はヒーターで水を温めて洗浄するので最初からお湯を入れるようにしていた方がエコな訳ですね。
パーツを外す
作業手順はあくまで我が家の水栓であるTKJ33U3Sのものですのでご注意。
あらかじめ水道の栓を閉めておきます。
まずはレバーを外しますがレバー下の湯と水の矢印が描かれたキャップをマイナスの精密ドライバーでほじくって外します。
中に六角のイモネジがありますね、プラスの場合もあるそうです。
3ミリの六角レンチで軽く緩めてやるとレバーが引っこ抜けます。
で、この頭が四角形になっているカバーナットを外すんですが・・・
ウォーターポンププライヤーでつかんで回してみるんですが死ぬほど固くて回らない!
水垢で固着しているようですね。
あとウォーターポンププライヤーだと強く握っておかないと保持できないのとつかむ部分が頭の六角部分と平行になってないのでしっかりと力が伝わりません。
まあ分かってたんですが滑って傷が付いちゃいますね。。
ウォーターポンププライヤーで回せとか書いてるブログ、嘘つくなよ・・・
というわけで急遽ホームセンターに走ってカバーナットの径である37mm対応のモーターレンチを買ってきました。
これなら握らなくても保持できますし六角に対して接触部分が平行になっていますのでしっかりと力が伝わります。
で、若干固かったものの今までの苦労は何だったんだってくらいにあっさりパキンと回りました。
皆様、やはり工具は適したものを使わないと銭だけでなく時間も失いますよ。
死ぬほど汚いんで軽くフキフキしておきました。
取付
でっぱりの位置を合わせてハブを取り付け、ネジの部分を手で回します。
これ、手で固く締めるだけなんですがまた固着したら外すのが大変そうですね。。
分岐コックの取り付けはまずフィルター付きパッキンをハブ側に入れてナットの部分をレンチを二本使って締める感じ?
・・・なんですがここで悲報・ダイソーで適当に買ったレンチのサイズが合わず。
ここでも安物買いの銭失いが発動しました。
仕方が無いのでウォーターポンププライヤーとモーターレンチを使って締めました。
この時点で水漏れ防止ストッパーを押さえながらお湯の栓を回してお湯が出てきたらOKかな。
接続
後日、注文していたホースが届きました。
NP-TSP1はタンク式で使うのがデフォなんでホースは別売となっています。
純正ホースで2000円くらいだったかな。
ホースを分岐水栓につなぐだけ。
フックがしっかりひっかかって抜けないようになっています。
万が一抜けても水漏れ防止ストッパーで水が出ないようになっています。
洗濯機専用水栓と同じ仕組みですね。
ホースが固くて取り回しがしにくいのはどうしようもないですね。
使いやすくなった!
この機種はデフォルトでタンクを使うようになっているため設定で水道直結への切り替えが必要です。
説明書の通りに設定し・・・
使うときは分岐コックの栓を開けて食洗機をスタートするだけ!
本来の食洗機の使い勝手になり非常に楽になりました。
タンクに水を入れるだけで数分かかってましたからね・・・
これまでの結論からしてやはり食洗機は多少無理してでも工事をして水道直結型のでかいやつを買うべき!
5年後くらいにぶっ壊れたら最上位のでっかいやつを買おうと思います。
さて、表題の業者とどっちが安いかなんですが、家電量販店の一般的な据え置き型食洗機の取付工事代金は5500円程度と意外と安い。
(もちろん分岐水栓の代金は別ですよ)
今回工具を買うのに4000円くらいかかってるので手間を考えると業者に頼むのがいいかもしれませんね。
まあ工具は手元に残るのと経験が積めるっていうメリットはありますがこんなでっかい工具、なかなか使う機会はないし分岐水栓を取り付けるという作業を一生のうちに何回もしないと思うので・・・どうでしょうか?
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