タブレットにもなるPC! 東芝 Dynabook SS M200 160L/2Xを入手!


今回はハードオフ高松郷東店で入手した
東芝 Dybnabook SS M200 160L/2Xを紹介します。

タブレットにもなるPC!


古そうなマシンでいつもならスルーするのですが
画面が回転しそうなヒンジの部分を見てこれはタブレットPCだと気付きました。
ヒンジの部分を中心に液晶がくるっと回転してタブレットスタイルで使えるやつです。
液晶は12.1型で小型とは言い難いですが使いやすそうなサイズです。

今でこそSurfaceなど、ペンが使えるPCなど珍しくありませんが
当時としてはなかなか尖ったマシンであったのではないでしょうか?
こういった面白そうなPCは実用性は置いておいて所有しておく価値があります。
また、こんなマシンが過去にあったというのを紹介するのもこのブログの趣旨であるのです。

各部を見ていく


天板はシルバー。
年代が古いので小傷がついていますがまあ、きれいな方でしょう。
お値段は1100円でした。

 
前面にはSDカードスロット、マイク・ヘッドホン端子、ボリューム調整
液晶開閉のラッチがあります。

ボリュームはソフト制御ではなく抵抗器による物理調整です。
物理的に調整できるというのはビジネスマシンとしては嬉しい仕様です。

ラッチのボタン部分にはガムテープの接着剤が固まった跡があり
タブレットモード固定で使用されていた痕跡がありました。
爪でガリガリと削るように擦ってやれば取れるのでまあ、問題ないでしょう。


右側面にはスタイラスペンの収納部分が。
ペンもしっかり付属していました。
こういったタブレット型のPCのペンって大抵欠品しているので嬉しいですね。


左側面にはWifiの物理スイッチとPCカードスロット。
光学ドライブはありません。


背面には電源端子、USB2.0x2、VGA端子、モデム・LANポート。
ACアダプターは付属していませんでしたが東芝のPCでよく使用される
15Vのものが流用可能です。


キーボードはほぼ使用されていない感じでテカリなどなくきれい。
液晶側には十字スティックのようなボタン、画面回転ボタンと思われる
特殊ボタンなどがあります。
こういったボタンは専用のユーティリティが必要と思われるので
リカバリディスクがない今回は使用できないと思っていいでしょう。


電源スイッチはスライド式。
電源スイッチをロックするスイッチもあり。


OSはWindows XP Tablet Editionが入っていたようです。
そしてCentrinoのシールが貼ってあることからCPUはPentium Mが
搭載されていることが予想できます。

さらに爆熱で有名なGeforce FXがGPUとして載っているようです。
当時のオンボードグラフィックに比べれば3D性能は期待できそうで
当時のちょっとしたゲームが動いてくれそうですね。

デジタイザ部分はお絵描きをする方々に定評のあるワコム製ですね。


裏面。
バッテリー、メモリー、HDDなど必要な部分にはすぐアクセスできるように
なっているのでメンテ性は良さそうです。
XPのプロダクトキーもあり。
専用のドックがあったようで接続用の端子がありました。

HDDを入れてOSをインストール


HDDは欠品でネジは付属していました。
東芝のモバイルPCということで1.8インチの専用HDDかと思いましたが
普通の2.5インチのIDEハードディスクが使用できるようです。


こういったタブレット端末にHDDを入れるのは現代ではあり得ない行為ですので
先日入手したSD-IDE変換アダプターを使用して32GBのSDカードを入れ
擬似SSD化をします。

使えそうならmSATA SSDを変換してやってもいいですね。


メモリですがデフォルトでは512MB載っているようですが768MBに増設されていました。
せっかくなのでそれらを撤去し手持ちの1GBを2枚入れて最大の2GBへ増設してやりました。
これだけあればこの時代のマシンで困ることはないでしょう。


手持ちの電源アダプターを使用したところ電源はしっかり入りました。
HDDなどのアイコンがあり起動画面でブートデバイスをダイレクトに選べるようです。

ハートを90度回転させたようなCentrinoのロゴもしっかりでていますね。
CentrinoはPentium Mとインテル製Wifiチップが載ったPCに与えられるロゴで
CPUをCeleronに変えたりWifiボードを別のメーカーに変えるとこのロゴが出なくなります。


OSを入れる方法ですが、どうもUSB接続のドライブだと
ブートはできるもののインストール中に止まったりして不安定ですので
東芝製のPCカード接続のものを使用しました。
この時代の物であっても純正ドライブでないと使えないという事態に陥るんですね・・・


今回はリカバリディスクが付属しておらず、Windows XP Tablet Editionは
最近のOSと違って単体で手に入らないので検証として普通のXPをインストールします。
リカバリディスクがうまく手に入ればいいんですがね。


インストール後。
やはり認識されないデバイスが山のようにありました。
日本の東芝ではドライバがほぼ公開されていないので海外サイトを廻って
ある程度揃えることができました。

しかしこのマシンの液晶ですがこの世代、サイズでは珍しく1400×1050という
極めて高解像度な代物となっています。
発色も年代物の割りにきれいです。

XPなのでもちろんインターネットに繋ぐこともままならない状態ですので
基本はスタンドアロンで使うことになると思います。


付属のペンですがワコムのペンタブレットについているようなタイプのものですね。
電池は不要のようです。
軸の部分にボタンと頭の部分に消しゴムボタンがあり機能の割り当てが可能。


タブレットスタイルへの変更ですが今どきの360°液晶が開くタイプではなく
こんな感じでヒンジ部分を中心にクルっと液晶を回転させて


パタンと閉じる。
本来は液晶部分のボタンで画面をワンタッチで縦画面に変更したりできるようですが
ドライバが当たってないため変更不可。


気になるデジタイザなんですが、適当なドライバを入れたのでは動かず
ネット上で探し回って『PenTablet_505-7.exe』というファイル名の
ドライバを入れることでペンで画面をタッチしてカーソル操作を行うことが
できるようになりました。
操作感はなかなかよくいい感じにペンにカーソルが追従してくれます。

いろいろ我慢すればGIMPなどの無料ソフトを入れて液タブのような
使い方もできるかもしれません。


タブレットスタイルでの文字入力ですが、OSがTablet Editionではないためか
非常に使いづらいソフトキーボードしか使用できません。
これは辛い。。

全体的な使用感ですが、SDカードで擬似SSD化したのもあって起動はそこそこ早く
OSの基本操作もキビキビ動いてくれます。
やはりフラッシュメモリのランダムリードの速さがモノを言っているようです。
CPUがXPを動かす上で十分な性能を持っているPentium Mというのと
メモリが2GB載っているのもそれを助けているようです。

ゲームを動かしてみる


これでゲームをすることはないと思うんですがせっかくグラフィックチップが
載っているのでゲームを試してみました。
当時物のゲームはあまりないんですが2Dゲーなのにクッソ重い
メディアカイトが販売してたGGXX#REをチョイス。


前作のGGXもPC版が出ていましたがとにかく重いんですよ、このゲーム。
並大抵のグラフィック機能ではまるで水中でバトルしているかのような
スローな展開になります。


動作させた感じですが、画面モードをTrueカラーにするとクッソ重い。
色数を落としたHighカラーならなんとかアーケード実機同等の速度で動きます。
やはりこの時代のノートPCでは重いゲームは厳しそうです。
読み込みに関しては疑似SSD化をしたおかげか快適。

というわけで、XP世代のタブレットPCを入手したお話でした。
やはりリカバリディスクがないと本来の機能を楽しむことができず
中途半端な代物となりましたがXP世代のマシンとして保存しておこうと思います。

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