【令和最新版】ミニアーケード筐体!アストロシティミニV!【だがmicroUSB】


2022年7月28日
セガトイズからアストロシティミニVが発売されました。

この記事は動画版があります


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アストロシティミニVとは

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セガ
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2020年12月17日に発売されたゲーム入りミニアーケード筐体である
アストロシティミニの後継というかバリエーションですね。

  • 自社・他社含め22種類の縦画面ゲーム(STGメイン)が遊べる
  • アスペクト比4:3の縦画面になった
  • レトロゲームの聖地と言われる『ゲーセンミカド』が協力している

といった特徴があります。

前回の無印アストロシティミニは勢いで予約したものの
『俺はセガのゲームが好きなんじゃねぇんだ、筐体が好きなんだよォォッ!』という事に気づき
遊ぶことはなくほぼほぼオブジェと化していました。
いや、マジで遊びたいゲームが無いんですわ・・・


今回、他社を含めたレトロな縦シューメインのラインナップとのことで
これまた勢いで予約したのが届きましたのでレビューします。

開封レビュー

同梱品

  • 本体
  • マニュアル
  • USBケーブル
  • HDMIケーブル






ACアダプターは5V2.0A以上のものを別で購入しないといけません。
製品の特性上、HDMIケーブルとか使う人しか使わないんだからいらねーだろと。
1000円高くしてもいいからACアダプターを付けてほしい。

各部を見ていく

液晶部


無印はワイド表示対応のゲームが一本もないのに16:9の液晶を採用するという
頭のおかしい仕様でしたが今回はまじめに設計したのか
イーグレットツーミニにコンプレックスを抱いたのかは知りませんが
4.6型の4:3液晶になっています。


シルエットはRSのフルフラットモニターに換装したアストロシティっぽい感じです。

ただイーグレットツーミニが縦横自在に回転できるうえにブラウン管の丸みまで
再現するというパーフェクトな仕様だったため激しく見劣りします。
無印のパーツ使いまわしとはいえこれでいいんですかセガトイズさん?

コントロール部


無印と変わった感じはしませんね。
ネオジオミニと違ってアナログレバーではなくカチカチとしたスイッチ式レバーなのは
相変わらず評価が高いですが、サイズの関係上やはりイーグレットツーミニのレバーには
操作性の面で大きく劣る。

しかしあくまでゲームができるミニチュアでありジョークアイテムなので
完ぺきな操作性を求めるのは酷かな。

ボタンもカチカチっとしたタイプ。
小さいながら連射はそこそこしやすい。
ただ、セミオートじゃないゲームは連射ボタンのお世話になると思います。
ゲーセンミカドがチューニングしてそのゲームに最適な連射速度の設定になっているとか。

スピーカー周り


左右にステレオスピーカー。
電源を入れるとスピーカーの間の部分にライトがつきます。
(本物は中に蛍光灯が入ってた)

JAMMAのゲームって設計レベルでモノラル音声なものがほとんどですので
ステレオスピーカーの恩恵はなかなか受けられないかなぁ。

背面

  • 電源スイッチ
  • HDMI出力端子
  • USB端子 x2
  • ヘッドホン端子
  • 給電用マイクロUSB端子



えーマジmicroUSB!?
microUSBが許されるのは平成までだよねー!

いつまでマイクロUSBとか言うすぐにブチ折れるクソ端子使ってるのよぉ!

いや、無印の基板の再利用なのかもしれませんが無印が発売した2020年の時点で
マイクロUSBは時代遅れでしたからね?
『どうせこんなの買うオッサンはUSB端子の種類など分からん!』とか思ってませんよね?

こういうのを2万円近く出して買うのって熱心なマニアだけなわけですから
もう少しユーザーの利便性を重視してほしいですよねー。


この辺のミニ筐体は同じ会社が設計しているらしいですがタイトーのイーグレットツーミニは
ちゃんとTYPE-C端子を搭載していますからね?
この差はどこで出てくるのか・・・?


スティックを出さずにカラバリばかり出した挙句にようやく出た対応スティックが
『ゲーム入りスティック』というユーザーをコケにしまくってるSNKが出した
ネオジオミニですらTYPE-Cでした。
これは2018年7月発売ですね。

電源オン



この時点でかなりやる気が削がれましたがUSBケーブルを接続して裏の電源スイッチをオン!
セーガーという音声とともにセガのロゴ
『アストロシティミニV!』という謎のおっさんの声(消せない)が流れた後


初回の言語設定の後ゲーム選択画面に。
PVで流れてた知らないオッサンの歌が流れたらどうしようかと思いましたが
そんなことはなく安心。

無印はセガが権利を持っているゲームオンリーで極めて上級者向けでしたが
今回は様々なメーカーの縦画面ゲームが収録されています。
権利的な部分をクリアするのが大変だったと想像できますね。


その分、収録タイトルが37作品→22作品と大幅に減っています。
値段が5000円上がって収録タイトルが2/3になっているので非常に割高感がありますが
全く遊ぶゲームが無かった無印に比べてこちらは遊びたいゲームが数本あるので
個人的には問題なし。

遊ぶ

メニュー操作


メニュー操作は上段のショット1が決定、ショット2がキャンセルに改善されています。
無印版は下段のボタンを使用していました。
コンシューマーゲーム機ならそれでいいんですがこれはアーケード筐体ですからね?

レバーボタン


操作はスイッチ式レバーだけあって小さいながらそこそこ操作しやすい。
でもやっぱりパッドやレバーは欲しい。

セミオートのゲームであればボタンの連射は苦にならない。
手連が必要なゲームはおとなしく連射ボタンを使うのが吉。

どこでもセーブ


どこでもセーブは2スロット分あり。
それと別でゲーム中にFボタンを押すことでスクリーンショットをとるような感覚で
どこでもセーブができる。
複数回とることができて戻したくなった時にFボタンを押しっぱなしにすることで
最新のものから順番に巻き戻っていきます。
苦手なシーンの直前でFボタンを押しておいて手軽に繰り返し練習できます。

ディップスイッチ


無印はゲーム中の難易度設定などを一切いじれないというユーザーをナメた仕様でしたが
今回はディップスイッチが実装されました。
ゲーム選択の詳細表示の時にCボタンで入れます。

アーケード基板と同じ設定ができるんでしょうか。
今回のラインナップで基板を持っているものがないので確認はできず。

全体設定


モニターの明るさや音量、画面効果を設定できます。

よく使うのは画面フィルターでしょうか?

  • なし
    ぼかしフィルタのような感じ
  • アーケード1
    ツブツブした感じになる
  • アーケード2
    縦のスキャンライン
  • シャープ
    ぼかしなしのクッキリドットになる




液晶の解像度の関係かスキャンラインを入れると等間隔に線が入らないので
モヤモヤした感じになる。
彩京のゲームなんかはピクセルアスペクト比が1:1じゃないゲームがあるせいか
ピクセルパーフェクトでの表示はできず。

強制2Pモード


アーケードのシューティングゲームはなぜか1P側で始めるより2P側で始めるほうが
難易度が低いタイトルがあります。
(敵が柔らかい、ランクが上がりにくいなど)
難易度の低い2P側でスタートしてハイスコアを狙うときなどに使用されています。


ゲーム開始時にDボタンかスタートボタンとAボタンを同時に決定すると
画面に『2P START』と表示されコンパネが2P側になります。

デモモード


ゲーム選択画面でCボタン。
デモが1ループ流れ次のタイトルのデモに移ります。

置物として使いたいときに有用。

ゲームの読み込みは非常に早く一瞬で終わります。

なんか違う


画面はTATSUTINTATSUJINですがこちらはイーグレットツーミニにも収録されています。

ただ、アストロシティミニV版はタイトーのロゴやコピーライトの文字が消されています。
あと、なんか背景の色もおかしい。

基板を持っていないのでどちらが正しいのかは不明ですがこれは大人に事情でしょうか。

HDMI出力


HDMI出力でモニターに接続すると横画面に縦に映ります。


設定で回転させれば縦モニター用の表示にできますので大画面で遊べます。

パッド・スティック

  • アストロシティミニ純正パッド
  • メガドライブミニ純正パッド
  • Mayflash F500 Elite(最新ファームウェア)


自分の手持ちで動作確認できたのはこちら。
メガドライブミニのパッドはメインで使うボタンが上段になった関係上、小さいボタンを
連射しなくてはならず使いづらい。
パッドコンフィグは無いのでどうしようもないですね。

多機能アーケードスティック!Mayflash F500 Eliteをゲット!
こんにちは、レバーはセイミツ・サンワに限ると思ってるプンソン(@setsuhiwa)です。 今回は多機能アーケードスティック Mayflash F500 Eliteを購入したため使用感をレビューしようと思います。

遅延


ゲームによって違うようでストライカーズ1945なんかはまともにプレイできないくらい
遅延がヤバい。

イーグレットツーミニの時にACアダプターの出力が足りないと遅延が増えると言われましたが
5V2.5Aのアダプターに純正ケーブルでも変わらず。
そもそもゲーム中でも0.6Aくらいしか使ってない。
ACアダプターの品質でゲームの品質も変わるならそれこそ専用ACアダプターを同梱しろって
話になりますね。

総合的には微妙


収録タイトルに不満はないし、UIなんかも改善されています。
ただそれ以外の部分で不満点が多い。

  • 電源端子はいい加減USB TYPE-Cにしてほしい
  • 起動時のオッサンの声を消したい(飛ばせない、音量0でも鳴る)
  • 値段が5000円上がったのに収録本数が少なすぎて割高感
  • セコいことしないでタイトーみたいにゲーム追加式にして欲しい
  • タイトルによっては遅延ひどすぎ、遊べるレベルではない

収録タイトルに魅力を感じれば買い。
無印のように投げ売りされるかはわかりませんが安くなるまで待つのも手。

次があるかはわかりませんがあったとしても
M2あたりが関わらない限りスルーすると思います。


そういえば私のツイッターはいいね100を超えたことが全くないような
ウンコアカウントなんですがUSB端子の件をツイートしたら多くのいいねをいただきました。

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セガトイズ
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コメント

  1. 匿名 より:

    PVに出ていたという知らないオッサン、PV観てないですが多分スゴい?人です。
    アーティストの人に確か「日本一歌の上手いサラリーマン」と言われていた気がするセガのサウンドクリエイターで、様々なゲーム内楽曲の歌唱を担当していたりします。
    セガの音ゲーにはこの人の楽曲以外にも、敢えてこの人に歌ってもらったカバー楽曲も有ったりします。

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