今回はハードオフ新居浜西喜光地店で発見した
ソニーのBDプレイヤー BDP-S6700を紹介。
新しいジャンク
ジャンクで3300円とジャンクBDプレイヤーが安くなった昨今
なかなか高めの値段設定に感じるかもしれません。
しかし、まずこの機種ですが2020年現在『現行機』なんですよね。
量販店では新品が約20000円の値段で売られています。
ヤフオク中古相場も10000円くらいです。
現行機かつ高価なモデルだけあって4Kアップコンバート対応や
ネット動画サービス対応など機能が豊富です。
付属品はACアダプター、電源コード、リモコンと使用する上で必要なものは完備。
BDプレイヤーって結構な確率でリモコンが欠品しているか
意図的にジャンク青箱でバラ売りされているかで余計な出費になるんですよね。
ACアダプターの型番はAC-L1200WWで出力は12V1A。
リモコン型番はRMT-VB200J。
ソニーのテレビなら電源を入れたり音量調整などの簡単な操作も可能です。
前面にUSB端子あり。
外付けHDDに動画を入れて再生できそうです。
後ろには電源端子、LAN端子、HDMI端子、デジタル音声出力。
アナログ出力は無し。
動作チェック!
ジャンク理由が本体側電源端子が折れてるとのことで
『抜かないでください』との注意書きがありましたが
抜くなと言われたら抜きたくなるのが人の性。。
というわけで容赦無く抜きます。
・・・うむ、アダプター側は問題なさそうですね。
本体側はというと、内部のプラパーツが折れて音叉型端子が剥き出しになっていますね。
アダプター側の芯線部分を挟むようになっていてうまく差し込めば電源が入るようです。
というわけで元のように差し込み直して動作チェック!
電源はあっさり入り、リモコンも問題無し。
起動が超早く、リモコンの電源ボタンを押したワンテンポ後には
もう立ち上がっている感じです。
多機能モデルのため、Wifiも内蔵。
そのほか、Bluetoothもついているようです。
ネットワークに接続してひかりTVのチューナーの録画を再生してみました。
ネット上のレビューにはDLNAに相性があるみたいな口コミがありましたが
問題なくあっさり再生できました。
次にYoutube。
FireTV Stickに比べるとややもっさりした操作感覚ですが
一昔前のBDプレイヤーにおまけでついていたYoutube再生機能に比べると
かなりサクサク動く感じで不便は感じません。
そのほか、Amazonのプライムビデオなども視聴できるようで
再生専用のBDプレイヤーとしてはかなり高機能な代物のようです。
もちろんですがディスク再生も問題なくBDMV、BDAV、DVDが
途切れることなく再生できました。
PCでエンコードして外付けHDDに入れたMP4などの動画ファイルの再生も問題なくでき
NTFSやexFATのフォーマットにも対応しているので大容量の動画も安心です。
ブチ折れた電源端子の交換を行う
とりあえず現状でも問題なく動くんですがこの極上のBDプレイヤーを
気分的にきれいに直してあげたいと思い、分解しました。
背面のネジを外して・・・
基板上にあるこのコネクターを交換すれば新品同様になるはずです。
・・・というわけでAliexpressで適合するコネクターを入手。
外径5.5mm、内径3.0mmの基板実装型のコネクターを購入しました。
10個単位でしか買えなかったので1500円ほどしましたが
まあ、こういう部材はいくつ持っていても損はないので。
パナソニックのBDプレイヤーでも同じ部品が使われていたと思います。
基板を外すには各ケーブルと基板を固定しているネジを外します。
フラットケーブルは固定レバーはなく引き抜くだけのタイプです。
一番幅の広いケーブルはかなり固く入っているので抜く時に痛めないように注意。
基板は防振剤のようなものに貼り付いているので若干強引に引き剥がします。
電源が外付けになっている関係上、電解コンデンサが載っていませんね。
故障には強そうです。
基板の裏面からハンダを抜いてコネクターを外します。
ハンダが溶けやすいように新しいハンダを馴染ませてハンダ吸い取り線で
吸い取ることで比較的簡単に外れました。
中がブチ折れた旧コネクタとの比較。
若干の外装の違いがあるものの寸法はほぼ同じです。
元どおり組み立てて動作チェックをしたところ問題なく動作しました。
先日購入したコマンドーのBDをこのプレイヤーで毎日観ています。
動画再生能力に関しては現在所有しているBDプレイヤーの中でも
ピカイチの性能で家のソニー製TVとの相性もいいので
格安で手に入って大変満足です。
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