2~3月は進学・就職など新生活の準備シーズンになりますが
引っ越しで家電をどうそろえるかという問題が出てきますね。
『私ならこう選ぶ!』という内容で記事にしようと思います。
私のすごく偏った考え方で書きますのでネタ程度に考えてください。
基本的な心得・確認事項
引っ越し先に家電・その他はあるのか?
最近は借家に家電やインターネット回線がセットになっているところも
多くなってきているようで、そういったところを選ぶのであればあまり心配は
いらないと思います。
しかし、何もない状態から一式そろえる必要がある場合は
選ぶのになかなか骨の折れる作業になると思います。
どこで買うか?
今のご時世、実店舗に行って家族総出で買い物をするのはオワコンと思ってるので
可能であればネットでポチポチするのがいいと思います。
もし何か買い忘れてもその場でポチれば早ければ次の日には届きますしね。
Amazonとかでも大型家電の設置サービスを行っているのでそこは安心。
新生活で込み合う時期、家電量販店は配送日時の融通が利かないことが多い。
良質な延長保証が欲しい場合はそれだけ家電量販店のネットショップでポチればいい。
不安な場合は家電量販店に行って話を聞きながら買うことになりますが
現在の情勢的に最低限の人数で行きましょう。
しかし、新生活の準備はいろいろと不安な要素も多いと思いますが
家電屋の店員に聞くよりネットでそっち方面のプロの記事を読んだ方が確実。
家電屋の店員はあくまで店を儲けさせるために物を売るプロであって
引っ越しのプロではないのです。
家電量販店オリジナルブランドはクソ地雷
一部の家電量販店が販売している家電量販店オリジナルブランドは
『この形、あのメーカー(微妙なところ)のあの製品(安いやつ)と同じだよね?』と
いうものがほとんどです。
当然ですが家電量販は家電を開発する技術や生産力など持ち合わせていませんので
家電メーカーに作らせて自社のブランドで売っているのです。
『安けりゃいい』と思っている方もちょっと買うのはストップ。
こういったオリジナルブランドの家電は他社家電量販店で修理を断られることが多く
地元で買って引っ越し先の近くにその会社がなかった場合非常に面倒です。
また、こういった量販店独自ブランドは不要になって処分する際の
リサイクル料金が一般的なメーカーのものより高いことがほとんどですので
それを考えると多少安くてもわざわざ買う必要はありません。
捨てる時に他より高いというのは損した気分になります。
セット物は買ってはいけない
この時期になると家電量販店では新生活のパンフレットが置かれ
専用の新生活セットが組まれて通常価格より若干安く販売されていますが・・・
明らかに微妙なゴミが混ざっていて総合的なコスパは良くないため
あくまで参考までにして一から全部選んだ方が安いし良質な製品が揃えられる。
上記の家電量販店オリジナルブランドで塗り固められていることも多く
正直ゴミの詰め合わせを買っているようなものです。
配送の時間指定はできないものと思え
新生活の時期は何十件もの新生活の配送があるため訪問時間を指定するのは困難です。
当日は確実に受け取り出来るように一日中、誰か一人は必ず現地にいるようにしましょう。
配送の時間が合わなかった場合、他の客にも迷惑がかかるため容赦なく後日に回されます。
宅急便など時間指定ができる場合もあくまで訪問目安と考え、あまりアテにしないように。
大学後期試験の方は最悪現地調達になる
後期試験の発表は3月下旬になりますのでそこから家探し、家電探しは困難を極めます。
家電量販店の場合、この時期になると新生活用の家電は在庫を切らすことが多く
引っ越し日までに間に合わないことが多々あります。
また、配送の希望日の空きが無かったりといろいろときわどいです。
ここは逆に考えて『家電なんか数日くらい無くてもイイじゃないか』と
思う方がいいです。
現地の電気屋にキャンセル分などでひょっこり在庫が有ったりするので
散策がてら寄ってみるといいです。
私も大阪に引っ越した時は地元で家電を買って送ろうとは思わず
引っ越してから現地の電気屋で冷蔵庫・洗濯機を調達しました。
ただ、今の時代Amazonなどネット通販なら普通に在庫があるかもしれませんね。
マジで実店舗はオワコン。
最低限必要なもの・場合によっては必要なもの
冷蔵庫
人間が現代的な生活を営むために食品の保存庫となる冷蔵庫は必要不可欠。
あくまで一人暮らしであれば、170リットルクラスまでの
小型冷蔵庫で問題ないと思います。
ただ、このクラスは冷凍室が小さめで自動製氷はないのでそこは注意。
ハイアールなどの中国メーカーのものは安くてこの時期も在庫が豊富にあるため
実店舗ではお勧めされると思いますが私の経験上、初期不良率と1年以内の故障率が
国内メーカーよりも高い感じがするためお勧めしません。
故障すると貴重な食糧をロスしてしまう冷蔵庫に関しては
信頼性の高いものを選ぶのがいいです。
シャープ製ならば扉をつけかえることで右開き左開きどちらにも変更可能な
商品もあり、汎用性が高いです。
このクラスなら直冷式ではないため霜取りも不要です。
当たりはずれあるかもしれませんが、私が学生の時に購入したシャープの小型冷蔵庫は
20年以上たった今もノートラブルで動き続けています。
洗濯機
ただ、冷蔵庫と同じ理由でハイアールなどの中国メーカーは避ける。
洗濯に慣れない世代はよく洗濯槽と本体の間に靴下などを落として故障させるので注意。
保証対象外になります。
また、持ち帰りで購入し自分で搬入する場合、寝かせた状態で移動させるのは絶対NG。
槽の回転の軸が曲がるのか中心がズレるのか、洗濯機が巨大なバイブレーションモーターに
早変わりし再起不能(リタイア)となります。
私は大阪から京都に引っ越す際、寝かせた状態で軽トラに積んで一台ブチ壊しました。
炊飯器
米は力だ!
これに関しては安いマイコン式で良い派と
長く使うことを考えてIH式派に分かれると思います。
経験上、1万円以下の安いマイコン式は下からのみの加熱で熱が釜全体に伝わらないため
失敗することがありクッソまずいご飯に仕上がることがそれなりの回数ありました。
なので個人的には釜全体を発熱させ加熱ムラの少ないIH式を推したい。
3合炊きににするか5.5合炊きにするかですが
3合炊きはマイコン式のものがほとんどでIH式の物は正直コスパがよくない。
したがってIH式にするなら出回りが良く安い5.5合炊きとなりますが
一人暮らしでは少々サイズが大きいので悩むところ。
アイリスオーヤマが3合かつ圧力IH式の物を安く売ってるのでこういうのもアリかと。
個人的には象印やパナソニックのが安く手に入るならばそっちにしたい。
一人用と称しておしゃれなデザインの1.5合炊きの炊飯器も見かけることがありますが
素直に普通の炊飯器を買った方がいいと思います。
炊飯器は長く使えるので奮発して高いのを買うのもアリですが高級機はお手入れが
絶望的に面倒な機種もあるので注意。
必要に応じて販売店側の延長保証もつけるといいです。
クリーナー
まず買ってはいけないのが数千円で買えるバッテリー式のハンディクリーナー。
たいていのものが吸引力が弱い、バッテリーがもたないなどいいところがないです。
普通のタイプの掃除機の場合、ノズルにブラシも何もついていない安いものもボツ。
フローリングならまだいいですがカーペットだとまるで吸いません。
謎粉がいっぱい溜まって『こんなに取れてるーキモーい!』と楽しみながら掃除ができます。
私もダイソンにしてから謎粉や猫の毛がモッサリ取れるのが面白くて
自分で掃除機をかける頻度が上がりました。
充電スタンドが付いているスティック型にすると片付けも楽です。
パナソニック・日立あたりのハンディ型にもなる2in1が無難でしょうか。
奮発してダイソンもアリ。
特警ウインスペクターのウォルターみたいなデザインのクリーナーが人気。
なかなかかっこいいフォルムで2 in 1なのでハンディにもなる。
しかし経験上、ノズルと本体のつなぎ目部分の蛇腹パーツの耐久性が
イマイチなのか破れやすい感じがします。
照明器具
その場合はLEDシーリングライトを購入しましょう。
私の場合、2年住んだ大阪のマンションは照明器具無し、8年住んだ京都のアパートは
照明器具が最初からついていました。
現在、蛍光灯の照明器具は売られていないのでLEDタイプになります。
大手ならばパナソニック・日立・NECあたり。
安い中小企業ので良ければ小泉成器・瀧住・アイリスオーヤマあたりになりますか。
ポイントは部屋の畳数より1段階~2段階大き目の畳数表記のものを買うこと。
(8畳の部屋なら10~12畳用といった感じで)
まともなLED照明であれば調光ができるはずですので明るすぎた場合はフォローできます。
同じ畳数のを買ってしまうと『思ったより暗かった』というときにフォローができません。
工事不要で簡単に取り付け・取り外しができます。
照明器具を自分で買わなければいけない借家であればこれが付いているはずです。
ガステーブル・IHクッキングヒーター
無い場合こういった一口もしくは二口のIHクッキングヒーターを購入しましょう。
しかし、こういった簡易的な100Vタイプのものはガステーブルに比べると火力が劣ります。
火が欲しい時に補助としてカセットコンロがあるといいかも。
引っ越し先のガス会社を確認。
それぞれ専用のガステーブル・ガスホース(付属していない)を購入しましょう。
ガステーブルは強火力側が左右どちらになるかで製品が分かれており
強火力側が壁側にならないように購入するのがオススメ。
家電量販店で購入・配送をお願いした場合、家電屋の配送業者は
ガス器具の設置をしないところが多いので自分でガスホースをつなぐ必要があり。
あると便利なもの
TV
『くだらねーTVなんか見ない』という層も増えてきているので必須ではないです。
NHK除けに置かないという手もあります。
TVを購入する場合、コスパ最強なのが中国メーカーのハイセンス。
中国メーカーで同じようなレベルの商品を出しているところもありますが
ハイセンスはREGZAを売っている東芝映像ソリューションを子会社に持つという
強みがありTVに関しては信頼できるメーカーと言えますね。
故障の際、対象機種ならちゃんと出張修理もしてくれます。
紹介している32N20は視野角の広いIPSパネル・ムラの少ない直下型LEDバックライト・
Youtubeなどに対応・外付けHDD録画対応・メーカー3年保証と優れた点が多いです。
解像度が1366×768なのが残念ですが気になる場合は部屋の広さとの相談になりますが
奮発して43型クラスの高解像度のものも安いのでそっちを買うのもあり。
惜しい部分は国内メーカーよりリサイクル料金が若干高いところ。
よーわからんメーカーの20インチくらいのTVが安く売られたりしますが
画質が悪い(視野角が狭い)・インターネット非対応・リサイクル料金が高いなど
良いことはありません。
レンジ
食事の手間とコストが削減できます。
『調理をするか否か』で電子レンジかオーブンレンジかを選ぶことになります。
温めと解凍だけであれば1万円以下のツインバードやアイリスオーヤマの
安いものでもいいと思います。
使用する本人と相談を。
トースター代わりに使いたいという方もいますがオーブンレンジでトーストは
クッソ面倒なんで2000円くらいのトースターを買った方がいい。
レンジもオーブンも庫内のお手入れを怠ると庫内で飛び散った食品カスが炭化し
発煙・発火事故に至る可能性があるため使用者にお伝えください。
また、重要な部分で安いレンジには交流の周波数50Hzと60Hz両対応に
なっていない商品が多く、引っ越し先の電気がどちらなのかで選んで
買わなければなりません。
東日本は50Hz、西日本は60Hzなんですがその境界あたりの方は
家の管理会社や電力会社に確認を。
ノートPC
買ってはいけない | 買え | |
CPU | Celeron Pentum Atom AMD ○○シリーズ Athlon | Core iシリーズ Ryzenシリーズ |
メモリ | ~4GB(増設不可) | 8GB以上 |
ストレージ | HDD | HDD+Optane SSD |
Office | なしもしくは Microsoft以外 (ただし場合による) | Microsoft Office |
学校で使うPCという条件であればこの辺りをおさえておけばいいかなと。
買ってはいけない項目が一個でも該当するPCは現代のWindows10で
快適に使えない可能性が高いです。
- CPU
PCの処理をする頭脳です。
Celeron・Atom・AMD ○○シリーズ(○○にはアルファベットと数字が入る)は
とにかく速度が遅くWindowsアップデートがかかろうものなら
CPU使用率が100%に張り付き他の作業が困難なレベルになります。
PentiumとAthlonは昔は家庭向けハイエンドに付けられた名前でしたが
現在は下位モデルに毛が生えた程度の扱いでわざわざ選ぶものでもありません。
理想は最新世代のCore i5やRyzen5以上。 - メモリ
アプリ実行に必要なデータを一時的に入れる器と思ってください。
これが多いと作業に必要なデータをたくさんためておくことができ快適です。
2021年のローエンドPCが4GBなのでやっぱり8GBは欲しいですね。
4GBだと裏でWindowsアップデートが動いたときにもっさりします。 - ストレージ
OSや保存データを入れる器でこれのスピードが速いと快適に動きます。
もっともWindowsの操作の体感の速さにかかわる部分で
HDDのみの構成だと現代のWindowsは快適に動かないうえに
振動や衝撃に非常に弱いため、持ち運びを想定する学生PCでは
故障のリスクが高まります。
本命はスピードが早く振動にも強いSSD搭載のマシン。
HDDのみのマシンとは次元が違う快適さです。 - Office
これに関しては学校でMicrosoft Office有りという指定があると思いますが
学校によっては学生の間はライセンスが無料で使用できる場合もあります。
学校がoffice365 educationを契約してるか確認しましょう。
Office無しのPCを安く買ってOfficeもアカデミック版で安く買うという手もあるので
使用者の状況次第となります。
インターネットは家電量販店で契約してはいけない
量販店で新生活の買い物をした場合
『家電とセットでネット契約したらお値引きやキャッシュバックがあってお得ですよ』と
言葉巧みにインターネットの契約も迫られますが別に家電量販で契約しなくても
回線業者のHPなどから直接契約してキャッシュバックを受けることができます。
量販店で契約すると店の取り分でキャッシュバックの額が少なくなる可能性があり。
店にとって旨味の大きい回線業者をゴリ押しされる可能性もあるでしょう。
また、後日キャッシュバックになった場合、契約した店まで受け取りにいかないと
いけない場合もありいろいろと面倒です。
ちょこっとネットで探せば家電量販の条件を上回るところが見つかると思います。
一度契約すると数年間は使い続けるであろうネット契約ですので
騒がしい量販店でせかされながら契約するより自宅で落ち着いたときに
ゆっくりと吟味しながら自分で申し込むが吉。
オプションなしでも最高金額のキャッシュバック【@nifty with ドコモ光】
申し込むなら光回線一択。
やはり光回線は無線系回線とは速度と安定性がまるで違います。
無線系は工事が不要なのでお手軽ではあるんですが通信制限があったり時間帯や
エリアの混雑状態によって通信がクッソ遅かったりとデメリットが大きいです。
YoutubeやVODなど動画をガッツリ観るなら光回線一択です。
ドコモ・au・ソフトバンクなど現在契約中の携帯キャリア系の業者ならば
料金が安くなったりポイントがもらえたりなどの特典もあり。
住む家を選ぶ時も重要で光回線が契約できるエリアの家を選びましょう。
Amazonプライムなどビデオサービスを契約すれば充実した新生活が送れます。
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