生粋のネオジオっ子であったワタクシの家には
もちろん当時買ったネオジオCD(初期型のフロントローディングタイプ)があります
しかし、先日動作確認をした時、ディスクを入れても読み込まず
再びトレイが出てきたりそのまままったく動かなくなったりという
症状が出るようになったため修理することにしました
トレイの不調!
トレイがしまい込まれたときの音に違和感を感じたので
バラして挙動を確認することに。
トレイが中に入った後、ピックアップユニットがガチャンと上に上がってきて
CDをロック、その後スピンアップを開始という流れのようですが
どうもユニットが途中で引っかかって上がりきらずに読み込みが
開始されないのが原因のようでした。
手でユニットを持ち上げてやると正常に読み込むので
ピックアップレーザーなどは正常な感じですね
なのでこの辺のメカニカルな部分を調整してやります
分解と各部グリスアップ
まずトレイを引っこ抜きます
紫の○のパーツを外した後、オレンジの○のパーツ(左右にある)を
外側に広げてトレイを引っ張るとスポンと抜けます
紫の○のパーツはトレイが定位置まで出たことを認識させるスイッチを押すための物なので
無くさないように注意。
(無いとトレイを出した時にすぐに引っ込んでしまう)
自分はどっかに飛ばしてしまったので適当なネジを突っ込みました
あとは二箇所ネジを外してフレキとコネクタを一個外すとピックアップユニットが外れ、
ギア周りが見えるようになります
このあたりを清掃してグリスアップしましたが改善せず。。
ゴムベルトが原因?
モーターとギアを繋げるこのゴムベルトがゆるいのか空回りしているようだったので・・・
小さめの輪ゴムを二重にして代用してみたところいい感じに動くようになりました
輪ゴムでは耐久性が問題なので代用品のゴムベルトを入れないといけませんね
この故障、フロントローディングだから起こるもので
後期のトップローディングやネオジオCDZでは起こらないですねぇ
あとはピックアップレンズの清掃をして元に戻しました
代替ゴムベルトを入手
輪ゴムは即効で劣化してプーリーをいためる可能性があるため
代替ゴムベルトを探すことにしました
このドライブユニットの事を調べているとどうもメガCDと
ほとんど同じ仕組みをしているようでベルトも同じものを使っていると思ったので
直径25mm、太さ1.6mmの角ベルトを戦国伝承千石電商さんから入手
メガCDではこのベルトで代替可能との事
入れてみたところピッタリでした
トレイの開閉も問題なし!
まだまだ現役でがんばってくれそうです
もう一台、トップローディングを入手
ハードオフで動作未チェックのネオジオCDを入手
ネオジオCDは初期型はトレイが電動で開閉するタイプでしたが
それ以降は上部の蓋を押してパカっとひらくトップローディングになっています
個人的には上記のトレイ開閉トラブルがあったりしますが
フロントローディングのほうが高級感があって好きです
こいつらのACアダプターはプラグが特殊なので無いと動作確認ができませんよねぇ
ACアダプターの青箱をガサってみましたが無かったので手持ちの初期型のアダプターを挿してテスト
あら、何事も無く正常動作しちゃった
武士道列伝のセーブデータが残っていました
つーか邪天降臨之章でレベル50まで上げなくてもいいだろう。。
気になったのが試しに入れてみたバックアップディスクがそのまま起動した点。
私の認識ではバックアップ起動は初期型のみ可能だった気がしますが。。
当時、友人もネオジオCDを持ってて餓狼3の正規ディスクを使ったスワップ法で
必死こいてバックアップディスクを起動していました。
ローディングのタイプでなくてロットによって違うんですかねぇ
とりあえずこの子は予備として保管しておきます
動画とか
当時の各機種の比較をしてみました
長い長いと言われてネタにされてるネオジオCDのロードですが
拡張カセットを使用してるサターンは別格としても
PSもそれなりの読み込み時間があったんですよねぇ
なので特別ネオジオCDが遅いとは思っていませんでした
むしろPSはその移植度でその読み込みは何なんだと
後期タイトルは置いといてほぼそのままの移植というのは大きなメリットでした
ネオジオゲー屈指の演出といえばRB餓狼のED。
PS2のネオジオオンラインコレクションのはROM版の演出の尺に無理やりCD音源を当ててる関係で
音ズレしてイマイチなのでネオジオCD版が最高なのです
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