意外と知らない?電球の種類とお得な選び方


画像のようなタイプの電球って切れやすいですよね
買い替える際の選び方って意外と知らない方が多いようですので
記事にします

電球の種類

白熱電球


昔からあるタイプの電球。
電気を流すことで中のフィラメントが発光する。
エネルギーのロスが大きく、その多くは熱に変わる。
値段は安いが寿命が短く、2000時間程度。
電源のオンオフで寿命が縮まるため
トイレのような頻繁にオンオフするようなところには向かない。
ガラスなので割れやすい。
国内では主要メーカーはすでに生産を終了している

電球型蛍光灯


電球の形をした外装の中にウンコのようにぐるぐる巻いた
細い蛍光灯が入っている。
もしくはカバーが無くウンコがむき出しになってる奴もあり。
白熱電球より遥かに消費電力が少なく
寿命も9000~20000時間と長い
安物は点け始めが暗く、だんだん明るくなったり
スイッチオンから点灯まで一瞬のタイムラグがあったりする。
すぐ点灯、すぐ明るい商品はわざわざパッケージに書いてたりします。
よく大きさや形がモデルチェンジするため
買い替えに行っても同じモデルが無かったりする。
三種類の中で一番コストと寿命のバランスがいいが
これも生産を終了したメーカーが多い。

LED電球


ここ近年普及している長寿命電球
中に発光ダイオードが入っている
寿命が長く、定格40000時間とのことだが
電源基板などの寿命が先に来るので40000時間使えるかは怪しい。
消費電力は3種の中では一番少ないが蛍光灯より若干少ない程度。
ここ最近安くなってきたがまだまだ高め
ちょっとギラギラした光に感じる
虫を寄せ付ける波長の光が少ない(少しは出てる)
安物はスイッチオンから点灯までに一瞬のタイムラグがある
白熱球に比べると光る範囲が狭く、直線的な光で部屋の雰囲気が変わる可能性あり。
機器によっては太くなってる根元の部分が干渉して入らない可能性があり。
これも1年くらいでモデルチェンジするので
買い替えるときに同じ型番の物は無いと思ったほうがいいです。

電球の色について

電球色


白熱電球のオレンジっぽい光の色です
白熱電球はこの色しか出せません
落ち着きたいトイレや風呂場などにお勧め
オレンジ色のパッケージが多い

昼白色(ナチュラル色)


自然光に近い色味の光です
白いんですがなんとなく黄色っぽいというか緑っぽいというか
何とも言えない色味です
食卓や洗面所などにおすすめ
緑色のパッケージが多い

昼光色(クール色)


白いんですが若干青みがかかった白です
電気屋の電球コーナーで並べてディスプレイされているのを見ると
昼白色に比べてその青さがわかると思います
文字がハッキリ見やすいと言われていますので読書や勉強をする部屋や
リビングにおすすめ。
食卓や洗面所では食材や顔が青白く見えるためおすすめしません。
青色のパッケージが多い

明るさ(ワット数)について


使用する器具によって使える最大ワット数が決められてたりするので
それより大きなものは使わないようにしましょう。
(発熱がおおきくなり機器が溶けたりする)

白熱球には60W型など、ワット数が明記されているため探すのは楽ですが
電球型蛍光灯やLED電球には明記されていないことが多く
買い替えの際に何ワット型だったのかわからないことが多いです
『LDA15~』とか『LDA7~』など、
型番に入っている数字(だいたいは実消費電力)で推測することになります。

電圧について

白熱球のお話ですが、電圧に関しては大体は100V仕様ですが
ミニクリプトン球など110V表記のものもあります
110Vの物は100Vのものより若干暗くなりますが寿命が長くなります。

また、仏壇用の電球など、12Vのものがあり誤って100Vで使用すると
一瞬で切れますので注意。

電球の口金について


ネジの径は規格になっていて『E〇〇』で表されます(〇には数字が入る)
一般家庭でよく使われるのは
E26(照明用の大きめの電球)
E17(間接照明などの小さめの電球)
E12(照明器具の常夜灯など)
数字の部分がそのままネジの直径です(単位はミリ)
交換で買いに行く際は口金を間違えないようにしましょう

特殊な機器に入れる場合の注意点

間に回路が仕込まれている器具


電球型蛍光灯やLED電球は
調光機能がついた機器や看板灯など電子制御で点いたり消えたりする機器には
使えないことが多いです。
調光対応の物はパッケージに明記されていますので確認しましょう

また、断熱材が仕込まれた器具にも対応が明記されたものを買いましょう

すごく・・・大きいです・・・


カバーを上からかぶせるタイプの機器も注意。
最近の大手メーカーはだいぶ小さくなりましたが
技術力の低いメーカーの商品は
同じ明るさの白熱球に対してバカでかいです。
そのせいでカバーに干渉して入らないことが多々あり。

大抵、パッケージにサイズ比較が載ってるので確認しましょう。
わざわざパッケージに記載しないといけないくらい
ちょっと前のLED電球はサイズがでかかったんですよね・・・

保証って付いてるの?


メーカーによってはLED電球に
5年の長期保証を付けているところがあります。
(2019年現在・独自調査)

保証を付けているメーカー
・パナソニック
・東芝
・アイリスオーヤマ
・オーム電機

付いていないメーカー
・日立
・朝日電器(エルパ)

一部対象外があるかもしれませんので買うときには
パッケージを確認しましょう
保証が付いているものは5年保証と明記されていることが多いです。
保証期間内に切れたときはメーカーに送ることで
新品と交換してもらえます。

パナソニックは途中から保証を付けだしましたが
付いていなかった時代の物でも保証を受けることが可能。
ロット番号から保証期間か否か判断できる。
LED電球 保証制度
↑くわしくはパナソニック公式へ

どこのメーカーのを買うのがお得か?

保証が付いているメーカーから選ぶとして
アイリスオーヤマは過去に修理に出した際に
『このモデルは生産終了で在庫が無いので代替品を送る』といって
ワンランク暗い電球を送ってきたことがあるので自分は絶対買いません。
調べてみると当時、本当に商品ラインナップに同等品が無かったため
やむなくこのような対応になったと思われますが・・・

このようなことがあるため、安さにつられて二流・三流メーカーの品を買うより
商品のラインナップが豊富なパナソニックか東芝のを買うのが良いと思います。

また、日立は保証なしですが日本製というメリットがあります。
ほかのメーカーは中国製です。

とはいえ万が一のために保証はあった方がいいですよね・・・

まとめ買いや買い替えでお得!?

あまりネット上では大々的に公表されていないようですが
家電量販店の店頭によっては『LED電球まとめ買い値引き』なるものが存在し
対象商品を一度に購入した個数によって一個当たり100円~300円ほどの
値引きをしているところもあります。
買えば買うほど得なので家中の電球を交換したい場合は
一気に変えてしまうのがいいでしょう。

また、切れた電球を持って行ってLEDに買い替えると
値引きがある店舗もあります。
行きつけの店舗でそういったサービスがあるか確認して買いましょう。

LED電球は総合的にお得なのか?

業界がLEDへの買い替えを推進しているため
今電球を買いに行くと売り場のほとんどは
LED電球に占領されていると思います
現在使用しているのが白熱球で、よく使う場所の電球ならば
LEDに交換を推奨します。
消費電力は6割~8割ほど少なくなります。

電球型蛍光灯から取り換える場合ですが
そこまで消費電力は変わらないため
切れていないのであれば無理に変える必要はないと思います

私の家は2012年ごろにすべての電球を白熱球からLEDに交換しました。
それまでトイレや風呂場や玄関など年に1回は交換していましたが
LEDにしてから7年ほど切れていません。
十分に元は取れているのではないかと思います。

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