日本でも出す出す詐欺で数か月放置した挙句に2023年12月8日にいきなり発売されたLenovoのハンドヘルド型ゲーミングPCであるLegion Go。
ほんのちょっと前まで買う予定にはしていたんですが結局かうのをやめました。
その理由とは・・・?
先に言っときますが・・・ワタクシはLenovoのアンチじゃぁありません。
仕事用として23万円のThinkpadを自腹で購入するくらいの熱狂的な信者です。
それでも『要らん』と判断した理由があるのです。
そして金は無いですがそれが理由で買えないというわけでもありません。
金なんて全部つぎ込めば解決する話なので。
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発表後のネット上での反応
公式に発売が発表されてネット上でマイナス評価が多かった部分が値段ですね。
競合であるASUSのROG ALLYが109800円なのに対し134860円。
確かにここまでくると割高感があったりほかの選択肢が見えてくるので怯む方も多いと思います。
しかしワタクシ、この点に関しては正直そんなもんだろとしか思っていません。
液晶が大きい点や分離型コントローラーなど目に見える部分だけでもROGALLYより明らかにコストはかかってそうなんで数万円高いのは仕方ないかなと。
ほかの国に比べて高めな気がするんでそこで『おま国』感があるのはいただけない点ですかね。。
購入しない理由①・コントローラーの保証
分離型コントローラーは好き嫌いがあると思いますのでそこは考えません。
重要なのは分離できるがゆえに生まれる制限ですね。
私が以前から気にしていたのは『このコントローラー、壊れたときに家電量販店の延長保証の対象になるのだろうか』という点。
そこで家電量販店最強の保証内容を誇るケーズデンキのオンラインショップから問い合わせてみたところ・・・
そう、分離できる=本体ではなく付属品扱いとなりあのケーズデンキの延長保証をもってしても対象外になってしまうのです。
ほかの会社はどうなのかって話ですがそもそもの基本的な保証内容がクソすぎて使わんので知らん。
以前、ROGALLYで同じように問い合わせたときはコントローラー部も保証対象という回答をいただきました。
これはROGALLYのコントローラーが本体と一体になっているからです。
延長保証を付けないと不安で発狂しそうになる民としてはこの差は大きい。
ちなみにLenovo公式の延長保証はどうかというとこれも対象外でした。
そもそもカートに入れるときに1年の保証しか表示されません。
購入しない理由②・サイズと重さ
ワタクシ以前、GPDWINMAX2という10.1インチで1kgほどの重さのゲーミングPCを購入しましたがやはり手に持って使うゲーム機としてはデカくて重すぎた・・・
今回Legion Goの重さは合わせて854gとのことですがそれでも普通に考えて重いよね・・・
やっぱ重いと使わなくなるんですよ、もはやGPDWINMAX2は普通にノートPCとして使っています。
じゃあ置いて使えよってなるとそれならもう別にノート型でいいだろってなります。
購入しない理由③・ストレージ
量販店モデルは512GB一択みたいでこんなもんで足りねーだろと。
海外での発表では1TBのモデルがあるとされていましたが今のところ量販モデルも直販モデルも512GBのみ。
512GBといえばROGALLYも同じ条件なんですがこちらは非公式かつ無理やりながらも2280のM.2 SSDが搭載でき、安価に増設が可能でしたがこちらは海外の分解画像を見る限りこれまたマニアックな2242のM.2 SSDを使用しておりさらに変換アダプターなどで2280 M.2 SSDを搭載できるような余分なスペースが無い。
それならROGALLYでいいやってなりますね。
(こっちはこっちでSDカードが死ぬ問題がほったらかしですが。)
購入しない理由④・液晶がダメダメ
一見、カタログスペック上は解像度・リフレッシュレート・色域ともにハイエンドな液晶を使ってそうな感じなんですがついこの間、『ネイティブランドスケープ液晶ではない』ということが判明しました。
【11月13日訂正】記事初出時、Legion Goにはネイティブのランドスケープ液晶が搭載されているとしておりましたが、入手したサンプルで確認したところ正しくはポートレート液晶でした。
PC Watch 『くぅ~なぜまだ買えない!触って感じた「Legion Go」の魅力』より引用
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1545096.html
だめじゃん
これを聞いて完全に買う気が無くなりました。
過去に何度か紹介していますがこれがどういうことかというと。
液晶にはノートPCなどに使われてる横液晶(ランドスケープ)とスマホやタブレットなどに使われている縦液晶(ポートレート)があり、Legion Goは横画面で使用するのが前提であるWindows機でありながら縦型液晶を使用しているということ。
Legion Gaming Communityより引用
https://gaming.lenovo.com/uk/connect/groups/legion-products/f/forum/5321/legion-go-native-portrait-or-landscape-that-is-the-question/
Legion Gaming Communityに投稿された画像を引用しますが『Active signal mode』の部分が縦長の解像度になっていますね。
これは縦液晶をソフト的に横に回転させて表示させているということ。
なぜこれが問題なのかというとこのせいでゲームやアプリによっては画面が一部しか表示されないということがあります。
なので私はこの手のゲーム機を買うときにネイティブランドスケープ液晶かどうかをかなり重視しています。
せっかく性能が良くてもゲームがまともに表示されないんじゃぁクソの役にも立ちませんからね。
最近買った中ではROGALLYやGPDWINMAX2がネイティブランドスケープ液晶を使用。
GPDWIN4は変換基板をかまして表示不具合が出ないように横液晶として認識させているようですね。
あと以前話したと思いますが性能に対して解像度が高すぎるのとゲームとの相性が悪いと個人的に思ってる16:10の液晶という点もいただけない部分。
純粋にタブレットとして使う分にはきれいだし最高なんですけどね・・・
あくまでゲーム機として出すならここはROGALLYのように恥じらいを持ったスッペクにしてほしかったかなと。
今回はスルー
というわけで私がLegion Goを買うのをやめた理由でした。
結局どれを買えばいいのか?という話ですが私はASUSのROGALLYをお勧めします。
あと中華製ということに抵抗がないのであれば言い逃れができないデザインのGPDWIN4がいいですかね
こいつはキーボードが付いているのとメモリやSSDの容量が多いモデルを選べるのがいいですね
ただし十字キーの出来があまりにもクソすぎるんでその辺を許容できる方向けですね
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