こんにちは、携帯ゲーム機が大量に貯まりつつあるプンソン(@setsuhiwa)です。
以前の戦果報告でお見せした110円のGBAを余っている部品で
きれいにしてあげようと思います。
この記事は動画版があります
Youtubeチャンネルであるジャンクハウス・プンソンではブログの延長として
購入したジャンク品の紹介や修理、新品で購入したもののレビューなどもやっています。
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状態確認
外装はまあまあきれいですがまず問題は液晶。
保管状態が悪かったのか液晶がガサガサになっています。
以前の記事で取り上げた偏光板が劣化するビネガーシンドロームでしょうか?
また、電源が入りづらい。
何度か電源スイッチをガシガシ動かした後絶妙なポイントで止めれば
奇跡的に入ることがあります。
- 電源スイッチのメンテ
- 液晶を手持ちのものに交換
- 外装交換
今回はこの3点をやっていこうと思います。
メンテナンス
電源スイッチを洗浄
以前IPS液晶化した時の記事ではスイッチを互換品に交換してやりましたが
表面実装のスイッチを外すのはやや難易度が高いので
今回はオリジナルのスイッチを洗浄してやる方法を取ります。
スイッチの構造はベース、スライドする接点、金属カバーの3つの構造になっていて
金属カバーは上からかぶせてハンダ付けされているだけですので
ハンダを溶かせばカバーを浮かせることができます。
薄いマイナスドライバーなどを差し込んでハンダを溶かしながら持ち上げていくと・・・
各接点はなんか黒く変色していかにも導通が悪そうな感じですので
綿棒と無水エタノールでゴシゴシと洗浄して接点復活剤を表面保護のために
薄く塗っておきましょう。
パーツをもとに戻して金属カバーをハンダ付けしなおしましょう。
この時、カバーが曲がっている場合はスライド接点パーツを押し込むような方向に
曲げなおして付け直しましょう。
組みなおした結果、電源スイッチの具合がかなり良くなり
一発で電源が入るようになりました。
スイッチは交換してやるのが一番いいんですがメイン機体じゃないのでこれでいいでしょう。
モニター交換
モニターは偏光板を交換してやってもいいんですが面倒なので
先日IPS液晶に交換して余ったモニターを再利用します。
分解方法も上記記事を参考にしてください。
モニターは両面テープで固定されていますが外装を軽くひねるように
力を加えると簡単に外れます。
両面テープは再利用するので剥がしてモニター側に貼っておきましょう。
外装交換
外装ですがかなり昔にAliexpressで購入していたものが
使う機会がなく放置されていたので使っちゃいましょう。
(この互換外装は電池カバー固定がちょっと緩いんであまり好きではないが・・・)
ゴムパーツと十字キーは付属の物だと結構感触が変わるので
お好みで純正を清掃して流用するなりしましょう。
また、今回互換外装に付属していたスクリーンはアクリル製で
最初からゴミや傷が入っていたので手持ちのガラススクリーンに交換しました。
中華の非ライセンス品というのを理解しうえで購入を。
また、セラーよってはボタンゴムなどが付いていない場合があります。
完成!
こうして使用不能な状態から新品のように蘇ったGBA。
クリアオレンジの外装もなかなかきれいですね。
オリジナルの反射型液晶も明るい環境で遊べばなかなか見やすいですね。
今後もこういった捨てられてしまいそうなゲーム機を救っていこうと思います。
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コメント
GBAのスイッチで電源ONが安定しない場合の対策。
GBAのスイッチ部品の上の金属板とスライド式接点スイッチの隙間を先端が薄いマイナスドライバでこじ開け、その隙間に 食品包装のプラに覆われた平らな形状の針金を必要な長さでハサミなどで切断、その隙間にしっかり差し込みます。その後ずれないように差し込んだ後は反対側を上側にしっかり折り曲げる。中央付近・片側の端付近の2箇所で同様に行います。
それにより、スライド式接点スイッチが下側に押されることで、しっかり接点が接触するので、電源ONが安定する。
電源ONが安定しない場合は、接点洗浄剤を隙間に吹きかけて、スライド式接点スイッチをon・off往復。
偶然にも解決策を発見しました。 2022年5月29日
結局のところ金具の接触と汚れのせいですね
スイッチに物を挟んで押さえつけるのは良い方法かもしれません
[…] https://setsuhiwa.com/110yen-gba-refresh/ […]