今回はAmazonでずっと気になってた
モバイルバッテリーを入手したのでレビューします。
モバ充は現代人に必須
手軽にUSB電源を持ち歩けるモバイルバッテリーはスマホなど携帯する現代人にとって
必須のアイテムと言えるでしょう。
有事の際にこれで命拾いすることもあると思います。
現在私が使っているものは2012年に購入したcheeroの10000mAhのもの。
当時はまだモバイルバッテリー自体が一般にはさほど普及しておらず
さらに大容量モバイルバッテリーなどは家電量販店に売っておらず
私のモバイルバッテリーをみた人は『それ外付けHDD?』と勘違いしていました。
今では10000mAhとかは普通に量販店などでも売ってますね。
まだ劣化している感じもなく、普通に使えるわけですが
そろそろ新しいのが欲しいと思ったため今回のブツを購入しました。
中身を確認
大きな箱を開けると中に一式が入っていました
順番に見ていきましょう
まずはこの中に突っ込まれている付属品。
本体充電用ACアダプター、DCケーブル、Type-Cケーブル
DC変換プラグ。
DC変換プラグは以前単品で購入したものと同一の物と思われます
これだけで1000円以上しますのでお得でした。
ちょうど予備も欲しかったところですしね。
本体と多言語マニュアルと収納ケース。
ケースは本体を入れるには十分ですが付属品を全部入れることはできませんね。。
本体はアルミ製?でヘアライン加工が入っています。
液晶画面があり、情報を確認できるようです。
インターフェイスですが左から電源ボタン、DC入力端子、
USB端子、USB TYPE-C端子、USB端子(QC対応)、DC出力端子。
後ほど説明しますがDC出力端子があるのがこのモバイルバッテリーの優れたところです。
裏面にはヘアライン加工で反射してクッソ見づらいですが仕様が書かれています。
記載の通り、このバッテリーは通常の5V出力だけに飽き足らず
DC出力、USB-PDやQCによる急速充電が可能です。
20200625と印刷されているのでその日の製造ということでしょうか?
この手のモバイルバッテリーにもつけることを義務付けられたPSEマークもありますね。
サイズですが結構大きく、Nintendo Switchの本体部分よりもひとまわり大きい。
サイズは190x105x17ミリで重さは545gとのこと。
ポケットに入れての持ち歩きは無理でカバンなどが必要ですね。
容量と機能面を考えると仕方のない部分ですね。
動作チェック
USB 5V出力
早速ですが動作チェックを行います。
本体の電源ボタンを押すとスリープから解除され、現在の電池残量、電圧などが
表示されるようになっています。
バックライト付き液晶ですので暗いところでも確認できて便利。
バックライトはしばらくすると消えるようになっています。
この状態でUSB機器に繋ぐと給電されます。
アストロシティミニで動作チェックしたところ問題なく遊べました。
QCにも対応しているようですが対応機器を持っていないので検証できず。
DC出力
次にDC出力をチェックします。
電源が入っている状態で電源ボタンを押すと
5V→9V→12V→15V→16V→19V→19.5V→20V→24V→5V…
といった感じで電圧が切り替わります。
電流は16Vまでは6A、それ以上は5Aまで出せるようで24Vならば120Wもの
高出力が可能なようです。
電圧をテスターで測ってみるとちょっと高めに出ているようですが
まあ、このくらいなら誤差の範囲かな・・・
DC出力と付属のケーブルを使用すればノートPCへの充電も可能です。
ただ、自力で電源が入らないくらい放電した状態のPCに挿してみたところ
充電が始まりませんでした。
完全に使えなくなる前に使用しないといけませんね。
DC出力の電圧を12VにしてポータブルDVDプレイヤーに繋いだところ
これも問題なく動作しました。
Amazonの商品説明にはPCのみ対応と書いていましたが
まあ、電圧が出てるなら動くでしょうね・・・
付属の変換プラグを使用すれば様々な機器を動かすことができますね。
USB-PD出力
最近は充電をUSB Type-C端子から行うPCも増えているため
USB-PDに対応しているモバイルバッテリーがあると便利です。
今回購入したものも対応しており、最大で20V3A(60W)の給電が可能です。
私が所有しているPCではGPDWINMAXやOneMix3ProがUSB-PDで
充電する仕様になっています。
今後、遠征などをした際にこいつらを出先で使うことになりそうですので
こういった充電機器のPD対応は必須となります。
付属のケーブルはUSB-PDに対応していないと記載されていましたが
挿してみると20Vでの給電が始まりました。
GPDWINMAXで性能をフルに使う重いゲームを遊びながら充電しましたが
ちゃんとバッテリー残量は増えていったので給電量に問題はないようですね。
当たり前かもしれませんが高出力で使用するとモリモリと
モバイルバッテリー側の残量が減っていきます。
目盛りの減り方が一定ではないようで最後の1〜0目盛りが結構粘ってくれます。
もしかすると何度か充放電すると回路が残量を覚えて馴染むかもしれません。
発熱はほんのりと暖かくなる程度です。
金属外装なので放熱性は良さそうです。
どのくらい充電できるのか?
放置しててバッテリー残量がほぼ0になってた第七世代iPadを充電したところ
満タンから3目盛り減りました。
1.5回分くらいの容量になるようですね。
1A程度のスピードで充電されるようで満充電までに8時間くらいかかりました。
バッテリー残量が50%ほどのThinkpad X250に繋ぎ
電源を入れて1時間ほどネット閲覧で使用。
この状態で1目盛り減っただけでした。
ノートPCの補助電源としても十分使えそうですね。
残量20%の状態のNintendo Switchを満充電したところ
1目盛りも減りませんでした。
スマホなどを充電するならかなりの回数を充電できそうです。
本体の充電はちょっと不便?
モバイルバッテリー本体は付属のACアダプターをDC IN端子に接続して行います。
一応、USB TYPE-C端子からUSB PD対応ACアダプターで充電ができるようですが
20Vで充電すると壊れると商品説明に書かれているのでDC IN端子を使うのが安全でしょう。
DC端子からの充電は12V〜19Vに対応しているようですので
安定化電源を19Vに設定して充電したところ空の状態から3時間程度で満充電になりました。
充電するには最低でも12V2A程度の電源が必要なためACアダプターを持ち歩かないと
気軽に充電することができませんがこの容量のバッテリーなら仕方ありませんね。
あと、中華モバイルバッテリーは発火事故が多発しているようですので
使用の際は目の届く範囲で。
大容量と多彩な出力が魅力でお勧めします。
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