CPS2基板・ハイパーストリートファイターIIを電池レス化した話

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CPS2基板の自殺問題に終止符が打たれたようですので
遅ればせながらワタクシも祭りに参加しておきました

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なんでCPS2すぐ死んでしまうん?


カプコンのCPS2基板はコピー防止のための起動用セキュリティキーが
電池切れで飛んでしまい再起不能になるのは有名な話。。

個人でセキュリティキーを書き戻す手段はあるにはあったんですが
ちょっとアーケード基板が好きなだけのマニアにとっては敷居の高いものでした。

しかしここ最近、一つ実装するだけで簡単にセキュリティキーを
書き戻せる基板のキットが国内外で製作・販売されています。
今回そのうちの一つ、のすけ様作の『CPicS2を入手しました。

CPicS2を組み立てる


内容はシンプルで数センチ角の基板と
コネクタ、PICマイコンの12F509、ICソケットのみ
要するにPICの各ピンとCPS2のサブボードにある
コネクタのピンを直結する形になります


マニュアルの通りにPICにプログラムを書き込みます。
セキュリティキーは様々な大人の事情で書き込まれていませんので
マニュアルに従いCPS2 Desuiciderという
プログラムのソースコードから探し出す。

つまりCPicS2を使うにはライターが必須なわけですが
この手の趣味をやるとき、ROMライターはあるとかなり便利なので
安い奴でもいいので一つ持っておくべき。


コネクタとICソケットをハンダ付けしてPICを差します

サブボードに実装

お師匠様より 『動くかわからんけど要る?』と連絡があり 基板をいただきました

我が家には以前頂いたハパ2の基板があります
こいつも電池入りですので対策します。


ケースを開けます。
このハパ2の基板は一体型基板でマザーとROMが
一つの基板に収まっている特殊な奴です。


こいつが長年、CPS2基板のオーナーを悩ませてきた電池。
電池が切れる前に適切な手順で電池を交換する必要があり
今までCPS2オーナーは約5年ごとにこいつを交換してきました

この電池は放置しておくと液漏れしたり時には破裂することもあるそうで
非常に厄介な代物です。

私も電池交換をしていましたがそれも億劫になり
2012年くらいにすべてのCPS2基板をいったん手放しました。


電池をニッパーで切除しました。
2003年12月のロットのようです
16年も切れずに持ちこたえたのか。。

ゲーセンで稼働している間は電池の減りは少ないはずなので
通電の頻度が下がる個人保管の場合、死にやすくなると思います。


電池を抜いてしばらく放置するとセキュリティキーが消えます
ファミコンのセーブデータと同じく電池でデータを保持しているせいです。

セキュリティキーが飛ぶとこのようにゲームが起動しなくなり
この状態になってしまうと電池を交換しても復活しません。


CPicS2を実装します。
・・・といっても基板上にあるコネクタに差し込むだけ。
電池の切除以外は無改造でいいというのが素晴らしいです。

CPS2基板にはコネクタがあるタイプと無いタイプがありますが
この一枚基板はコネクタありのタイプ。
コネクタが無いタイプは合うタイプのキットが必要です

原理としては電源を入れるたびに
PICが自動でセキュリティキーを基板に書き戻し、
リセットをかけてゲームを起動させるというもののようです。
なのでこいつを付けていれば電池が不要になります。

無事電池レスに!


無事立ち上がりました

CPS2の電池レス化は昔からあり、複合化したROMに
載せ替えるというものでしたが
そいつはプログラム改変になり、アーケードの仕様そのままで楽しめるという
基板の趣旨から外れるため微妙なものでした。

こいつは正規のセキュリティキーで立ち上がるため
プログラムの改変が不要という優れものです
開発者の方々には感謝!

電池切れの心配がなくなったため、手放したCPS2基板を少しずつ
買い戻していこうと思います。

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