先日作ったサターンコントローラー変換器の記事で
少し紹介しましたが、CPS2 JAMMA Standard Connectorという
アーケード基板を手軽に遊ぶためのアダプターを入手しました。
個人製作アイテムはピンときたら買い!
このアイテムはぽめらん様が設計し個人でネットショップが作れるBASEで
販売している個人製作のブツです。(この記事を書いてる時点では品切れ中)
ここ近年、ネット上から個人で基板設計・発注が安価にできるようになり
こういった面白いアイテムが次々と生まれています。
私は今のところ基板を設計する技術は持ってないので
こういったのを自在に作れる人はうらやましいです。
このCPS2 JAMMA Standard Connectorは
JAMMAコネクターに基板が貼り付いていて
それにコントローラーや電源をつなぐコネクターが集結しています。
カプコンのCPS2基板での使用を想定しているとのことです。
ゴチャゴチャしやすい基板環境がすっきりとしますね。
付属品としてそれぞれのケーブルを自作するためのコネクターとピン。
4~6ボタン用のキックハーネス作成用のコネクターは初回特典とのこと。
この手の個人製作アイテムは基本的には部品の実装など手作業なため
作者様が作るのをやめたら二度と手に入らないので
ちょっとでも興味があったら即買いです。
ケーブル類を自作していく。
映像ケーブルやコントローラーのケーブルは
各ご家庭の環境で仕様が違うと思われるので自作が基本です。
付属のコネクタとピンを使い、製作します。
ハードオフで見切り品10円で売ってたVGAケーブルを線材にして
RGB21ピンケーブルを作ります。
RGB信号はそのまま出てくるので信号が非常に強く
そのままモニターにつなぐと白飛びするのでコネクターに1KΩの
ボリュームを付けてRGBそれぞれ調整できるようにしました。
同期分離回路を入れたケーブルを使うときがあるので
映像のコネクターに+5Vが来てたらうれしかったんですが
来ていないようです。。
キックハーネスと音声ケーブルもジャンク線材で作成。
コントローラーはこの手のでよく使われる拡張ネオジオ配置で
5・6ボタンが追加されています。
先日作ったサターンコントローラー変換器をつなぎます。
4ボタンまでならネオジオコントローラーでも使えます。
電源はどうする?
電源は最初、ペリフェラル端子が付いたHDD用のACアダプターを
使おうかと思いましたが、+5Vの出力が2Aしかなくて足らず起動しませんでした。
とりあえずATX電源のピンをショートさせて使うという手もありますが
かさばるし美しくない。
何かいい電源は無いかとハードオフへ行ったところ
ACU057A-0512という+5V 4.2A、+12V 3Aというなかなか強力なACアダプターを発見。
LACIEブランドといえば現在がエレコムが販売していますが
調べてみると過去にMAC用外付けHDDとして販売されていたものの
ACアダプターのようです。
このアダプターはオクでもあまり出回らず2000円くらいするのでラッキーでした。
ネオジオやCPS2世代の基板は+5Vが3A程度あれば起動すると思うので使えると思い確保。
これが使えればかなり配線がすっきりします。
コネクターは謎の4芯のコネクターでした。
DIN4ピンでもなく、マイクケーブルの4ピンとも違う。
線をぶった切ってやればいいのですができれば無改造で使いたいところ。
家にあったコネクター用のピンが使えそうだったので
ジャンクATX電源からむしり取ったペリフェラルコネクターに圧着。
熱収縮チューブでしっかり絶縁。
ピンアサインに合わせてズボっとハメます。
最後に抜けないように自己融着テープで固定&絶縁。
無事に起動しました!
とにかくセッティングがめんどくさかった基板が簡単に遊べて
これでいろいろと夢が広がります。
音声周りの配線を工夫すればMVSやほかの基板でも使えていい感じです。
コメント
パワーDINコネクターですね。これは特に珍しい端子でもないようです。
これは良い情報をありがとうございます、参考にします