ちょっと前に予告されてたPS4&Nintendo Switch用
アーケードアーカイブス グラディウスIIIが2020年12月24日発売になりました
不朽の名作
説明の必要もないかもしれませんがグラディウスIIIは1989年にアーケードゲームで登場した
コナミの横スクロールシューティングゲームです。
沙羅曼蛇を入れるかどうかで変わりますが『グラディウス』シリーズとしては3作目。
このグラディウスIIIですが、ループゲーなのと当時のプレイヤースキルの向上もあり
簡単にクリアされないように難易度が非常に高く設定されています。
- 敵の当たり判定がクソでかい、見た目とズレている
- 復活時は破壊不能の最強の5面ボス
- ステージクリア時に謎の当たり判定が発生し突然死する
- 3面が異様に長いうえボスが3面とは思えないほどクソ強い
- 最難関のキューブラッシュ
- 一周クリアに1時間かかる(沙羅曼蛇は15分前後、グラIIは30分前後)
など、作りの粗さやバグや『やりすぎ』で難易度が引き上げられているため
理不尽ゲーとしても有名。
仮にマスター(製作者)のサポートがあったとしてもクリアが難しいゲームなんですが
なぜかそこに危険な魅力を感じるわけですよ。
超難度の3面・5面が安定して抜けられるようになると一気に9面までは行けるようになり
途端に面白くなるのでやりこんでみてほしいゲームです。
今回の移植はすごい
過去の移植は微妙だった
過去にPS2版(IVとカップリング)、PSP版(全部入りのグラディウスポータブル)が
ありましたがPS2版のグラディウスIIIはコントローラーの入力にひどい遅延があり
遊びにくい代物でした。
PSP版はあのサイズが小さく自弾が見えないほど残像のひどい液晶では
プレイが困難でさらにDL版が存在しないため入手が困難で中古価格も高め。
今回のアーケードアーカイブズ版は800円ちょいとお手頃価格で
『アーケードゲームを忠実に再現する』のが趣旨のアケアカとは思えないほど
おまけ要素が充実しています。
- 各バージョンを収録(New版、Old版、アジア版)
- キャラバンモードとハイスコアモード
- カスタムモード
- こだわり設定
順番に紹介していきます
各バージョン
グラディウスIIIには3つのバージョンがあり
国内版Oldバージョン、国内版Newバージョン、アジア版が存在します
今レトロゲームがあるゲーセンに置いてあるのは出回りの多い
国内版Oldバージョンと思われます。
我が家にある基板もOldバージョン。
Newバージョンは一部のバグを修正したもので私は現物を見たことがありません。
出回りはかなり少ないようです。
アジア版はパワーアップカプセルが多く出るなど難易度が低下しているようです。
このアジア版の移植は今回が初ですね。
キャラバンモードとハイスコアモード
アケアカでは恒例になっている得点を競うモードです
特にキャラバンモードは5分間でどれだけの得点がとれるかというもので
実質2面頭くらいまでのプレイになるため初心者でも遊びやすい。
気が付くと何度も繰り返しプレイしてしまってます。
オンラインランキングに登録可能。
カスタムモード
- ステージや復活地点からのシーンセレクト
- 当たり判定の表示
- ボタン一発でフル装備
- オプションハンターの調整
・・・などといった練習にうってつけのモードとなっています。
アケアカは基板の再現にステータスを全振りしている関係上、
ステージセレクトといったおまけは皆無だったわけですが
今回のグラディウスIIIは特別仕様ということらしいです。
こだわり設定
バグを再現するか修正するかの設定。
上で紹介した突然死などは最初からオフになってるようです。
バグをそのままで遊ぶのもよし、このあたりを弄って
遊びやすくなった『調整版』的なノリで遊ぶのもありかなと。
個人的にはバグや判定ズレなどあってこそのグラIIIと思っているので
修正なしで遊びますね。。
ちょっと気になる点
基板引っ張り出して比較してみるとほんのちょっとだけ音のピッチが高い感じ?
アケアカ版は音が鮮明なせいでそう聞こえるのかもしれんけど・・・#グラディウスIII pic.twitter.com/DELe8DF4fS— §( ´_ゝ`)§ (@setsuhiwa) December 26, 2020
初プレイで音に違和感を感じたのでアーケード基板とSwitch版をキャプって比較しましたが
サウンドのピッチが若干高い気がします。
オーケストラヒットなんかが分かりやすいんですが微妙に音痴に聴こえるんですよね
普段から遊んだりサントラを聴いたりしてる人くらいしか気づかないであろう程度ですが
修正が来るかもしれません。
オススメ装備
初めてプレイする方へのオススメ装備ですがエディット無しならTYPE B。
広範囲に攻撃できて2面の泡などに効果的なスプレッドボムと
地形や7面の火山弾に食われにくいリップルレーザーが強いです。
弱点はスプレッドボムのエフェクトのせいで視認性が悪くなるのと
上方向への攻撃が弱いので壁にある程度張り付いたりオプションを
効果的に使う必要があります。
エディットなら写真の装備がオススメ。
レーザーはツインレーザーでもいいと思いますが火山弾に食われやすくなります。
『!』のリメインオプションは残機が減る代わりに最大で一気に4個のオプションが
装備できるので復活時の立て直しやオプションハンターに食われたときの切り札に。
他の装備はクセが強すぎるので最初のうちはあまりお勧めしません。
タメ撃ち可能で超威力のE.LASERなんかはロマンがありますが。。。
総合的には非常に満足
万人にオススメできるゲームではありませんが
私はグラディウス正史の中では沙羅曼蛇の次に好きなゲームですね
お手軽に遊びたい場合はSwitch+十字コン(L)の組み合わせがオススメ
じっくり遊びたい場合はPS4+アケコンでしょうか
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