いきなりですが無性に食洗機が欲しくなったので買いました。
今回はこちらを紹介します。
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Youtubeチャンネルであるジャンクハウス・プンソンではブログの延長として、購入したジャンク品の紹介や修理、新品で購入したもののレビューなどもやっています。
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貧乏だからこそ時短家電を!
残念なことにワタクシ・プンソンは生涯独身が確定しています。
金のないキモヲタ男が結婚できるほど世の中も女さんも甘くないのです。
ならば近い将来必ず訪れるであろう一人暮らしに備えて家事の負担をできるだけ軽減しなくてはいけません。
現在は勝手に掃除をしてくれるロボット掃除機やセットしとけば乾燥までやってくれるドラム洗など、時短家電と呼ばれるものがたくさん出回っておりますね。
そういったものを少しずつ集めていこうと最近思うようになりました。
ブログやYoutubeをやって改めて思ったんですが今の時代、時間さえあれば金を作るチャンスはいくらでも訪れますので便利な家電で家事の負担を減らし、『貧乏暇なし』な状態にだけはならないようにしたいと思います。
パナソニックの食洗機 NP-TSP1
家庭用の据え置き型食洗機は大手のほとんどのメーカーが撤退してまともなラインナップがあるのはパナソニックだけって感じになっています。
東芝はラインナップが二種類しかなくやる気を全く感じません。
今にも撤退しそうですよねー。
なんか最近シロカとかいうメーカーのが家電量販店に並んでたりするんですがここ、調べてみたら出張修理対応しないんですよね。
食洗機みたいなデカくて水がたまるものを宅急便で送れとかユーザーをナメてるとしか思えません。
家電はどこまで行っても実用品なので最低限のサポート体制が無いメーカーのものを買っちゃうと後で確実に後悔します。
で、出張修理もしてくれるパナソニック製食洗機のお値段は驚異の88110円。
あれ、食洗機ってほんの数年前まで3万~5万円くらいで買えなかったっけ?
大手家電量販店がすべて同じ値段なのは別に口裏を合わせているのではなくパナソニックが導入している『メーカー指定価格商品』だからです。
メーカーが価格を固定して販売店側で変更できないようにしているんですよね。
最近はニュースなんかでも話題になることがあるのでひそかに有名な話になってきています。
店で値切れないようなコミュ障の私でも平等な値段で買えるというマジで全メーカーこれにしてくれ的なシステムではありますね。
しかしお手頃な価格で固定してくれたらいいんですがかなり強気な値段で固定しているのでボッタクリ感が半端ない。
まあ、物の価値が分からない貧乏人は買うなというスタンスは嫌いじゃないです。
私は熱狂的なパナソニック信者として有名ですが以前買った現在のYoutube撮影用カメラであるDC-GH6も指定価格商品でしたね。
これはカメラオタの私的には安すぎだろって思うくらいモノが良かったので今回の食洗機も価値がわかるマニアが見たら妥当な価格だと思うんでしょうか?
置き場所
さて、食洗機を置くうえでやはり最大の難点が置き場所でしょう。
私の家はすでに築30年以上で食洗機のようなハイカラなものを置くように設計されていません。
以前も愚痴を言いましたがこの家を設計した奴は頭がおかしいのか明らかに住むことを考えていない箇所がある。
たとえばここの台所にある階段下のスペース。
いまは食器乾燥機を置いているんですがこのコンセント、アース付きの単独ブレーカーなんですよ。
つまり数百ワット程度の消費電力の食器乾燥機ではなくもっと大きなレンジや炊飯器を置くものと思いますがスペース的に狭すぎてオーブンレンジは置けないし炊飯器は蒸気が斜め天井にモロにあたってカビるのでダメ。
かろうじて温め解凍専用のクッソ安いレンジなら置けますがこれから新築で住もうって人間がそんなお粗末なものを置かんだろうと。
何も考えていないとしか思えない。
ならばシンク周りかカウンターに置くことになりそう。
よくカタログなんかにシンク周りに置いている写真があったりしますが普通に考えてこんなところに置いたら邪魔でしょ。。
というわけでカウンターの上に置くことにしました。
我が家はカウンター横に食卓こそありますが全く機能しておらずここで皆でそろって食事をするような温かい家庭などではないのでカウンターに物を置けなくなっても全く問題ありません。
パナソニックの食洗機カタログを見ると奥行きが29センチのスリムタイプならそのままで置けそうな感じ。
設置
重さですが貧弱坊やの私でも一人で持ち上がるくらいには軽いので女性でも大丈夫ではないかなと。
奥行きは29センチですがゴム足的なのがあって26.3センチ程度の幅があれば置けるそうな。
とりあえず微調整は後でするとして仮で置きます。
- カップ
- 小物入れ
- 吸盤
- 排水ホース(ホースバンド付き)
- サンプルの洗剤
- 背面パネル
まずは排水ホースを背面の排水口に突っ込んでホースバンドで固定します。
ここは適当にやると水漏れの原因になるのでしっかりしましょう。
アース線を必ずつなげと書いていますが日本の一般的な家庭のコンセントはどこにでもアースが付いているわけではないので今回は繋ぎません。
基本、死ぬのは運がねぇからだと諦められる人間なのでアース線を繋がない程度の危険性などは気にしません。
当たらなければどうということは無い。
コンセントは一般的な100Vですが最大消費電力が1185Wあることに注意!
おそらくヒーターでお湯にしたり温風乾燥の時の消費電力と思われますが電子レンジなんかと一緒な回路で使うとブレーカーが落ちるかもしれません。
電源を挿したら位置を微調整して電源をオン!
まあ、新品なので当たり前なんですが問題なく入りました。
これで設置は終わりですので試運転に入ります。
超簡単でしょ?
工事不要!
食洗機を持ってる方で『え、水道に繋がなくていいの?』と思う方もおられると思いますがこの食洗機、なんと水道直結だけでなく本体タンクに水を入れることで工事不要で設置が可能な優れものなのです!
本来、食洗機は水栓の部分に分岐水栓とよばれるパーツを取り付け、そこにホースをつなぐという工事が必要です。
めんどくさいことに水栓のメーカーや型番ごとに分岐水栓の型番も違い、水栓に貼ってある型番シールから合うものを探して購入しないといけません。
12000円となかなかのお値段になります。
なのでタンクで最初は使って面倒と感じたら分岐水栓を付けるかーってノリでこちらを買いました。
賃貸などの理由で分岐水栓をつけられない場合はこういったタンク式を選ぶことになると思います。
とにかくウチのような食洗機デビューな家でも買ってすぐに試せるというのは良い!
試運転
で、付属のカップで4杯半、約9リットルの水を入れるわけですがこれが死ぬほどめんどくさい。
工事不要はお手軽ですがこの作業をしている間に皿なんて洗えるんではないかと思う。
この時点ですでにお金ができたら分岐水栓を付けようと心に決めました。
説明書によると動作時間の短い試運転モードがあるようですのでそれをやってみました。
中でジャージャーと水がブチ当たる音が聞こえますね。
試運転が無事終わったんで今度は実際に皿を入れてみようと思います。
内部
中の広さなんですが4人分くらいのスリムサイズなのもあってレギュラーサイズに比べるとちょっと狭い感じ。
実質使うのは私とオカンの二人なのでスペック上は十分な気もしますがどうでしょうか?
上側のカゴはコップなどを置くところで使わないときは上げておくことができます。
その状態なら26センチのフライパンもギリギリ入るかな。。。
コップは太めのものだと2個並べることができない。
オカンがいつも飲んでるワンカップのガラス容器程度なら太めのコップと並べられる。
まな板や包丁をセットするところもありますが右端にある大皿を入れるところを使うと大きなまな板は入りませんしフライパンを入れるとまな板が入らない。
使う食器や置く配置をいろいろ考えないといけませんね。
私は休みの日の昼食にラーメンとチャーハンをよく作るんですがそのセットが入ってくれると嬉しいかなと思って仮で食器を配置してみているの図。
なんとかいけそうな感じかな?
扉は上に持ち上がって開け閉めの時にも極力出っ張らないように工夫されています。
前に開くやつは水栓に当たったりする可能性が出てきますからね。
本体は真っ白なんで洗う前の食器を触った汚れた手で触れると汚くなりそうです。
こまめにふき取りなどお手入れが必要ですね。
タンク式のこの機種は同じスリムタイプのタンクなしのタイプよりも高さがあるのが欠点。
しかし、我が家の場合は前においてある橋や調理器具にちょうど当たらなくなるのでデメリットになりませんでした。
ただ、置き場所によっては身長の低い方は手が届かないかもしれません。
実際に使ってみる
食器をセット
というわけでこの時朝の10時でしたが早く試してみたくてラーメンとチャーハンを作っているの図。
ラーメンはもちろん素ラーメンですしチャーハンは卵と調味料だけという独身男の適当チャーハン。
具を切ったりするのめんどくさいでしょ、こういうのでいいんだよこういうので。
- どんぶり大
- どんぶり小
- 菜箸
- 26センチフライパン
- 18センチ片手鍋
- 冷凍ご飯が入ってた耐熱タッパ
こいつらをあーだこーだと悩みながら結構無理やりぶち込んでみました。
ノズルから吹き出す水にうまく当たるように意識しないといけないのと食器をひっかける部分の自由度が微妙によろしくないので思ってたよりも入らない。
正直、これで4人分の食器とか無理だろって思う。
PCのバッテリーもちみたいにカタログ表記の半分くらいで見ないといけないかもしれない。
あとフライパンや鍋の取っ手が死ぬほど邪魔なので取っ手が取れるタイプのものに変えると自由度が上がると思う。
食洗機に合わせた調理器具や食器に変えるという必要も出てくるかな。
これから買う方は置き場所に余裕があるならぜったいにレギュラーサイズを買うべきです。
いまのところパナソニックだとレギュラーサイズでタンク式が無いで分岐水栓を付ける必要はありますがね。。
洗剤は投入口と書いている場所があるので専用のスペースに入るのかなと思ったら雑に底に転がるだけなんですね。。
コスパ的にはどうなんでしょうね、粉末型や液体型のものもあるのでなくなったときはいろいろ考えてみようと思います。
動作中
動作音ですがちょっと気になるかもしれませんね、トタン屋根に雨が当たるような音が響きます。
とくに我が家はリビングとキッチンがつながっているのでダイレクトに音が聞こえます。
テレビの音が聞こえない!ってほどでもないんですが壁一枚奥にある洗濯機の音よりは大きい。
まあ私は食後にリビングで過ごすことはほぼないので問題はありませんが。
仕上がり
約90分かけて終了するんですが、終了後2時間ほどドライキープ運転という送風のみの運転が行われます。
設定で切ることもできますし扉を開ければ自動で終了します。
仕上がりは予想以上。
結構適当に置いたんで重なって洗えてないんじゃないかと思ったんですがピカピカですね。
私はチャーハンを作るときに致死量の油を入れるのでフライパンも食器も油でギトギトになるんですが非常にきれいに落ちている。
お湯と洗剤で溶ける油汚れにはやはり強い印象ですね。
映像には撮らなかったんですが後日ハンバーグを焼いた後の油まみれのフライパンもそのまま突っ込んだら超きれいになりました。
若干乾燥が甘い部分もあったりしますがそこは個別で拭いてやれば問題ない。
とりあえずこのよく使うセットが洗えることが判明したので安心しました。
フライパンを買った
取っ手が取れるティファール!
同じような奴で価格が安いパール金属のものと悩んだんですがレビューサイトを見て熱の伝わり方が均一でないというのを見たのでティファールにしました。
試しにホットケーキを焼いてみましたが焼き色が均一で美しい。。
くっつかないので油もいらん。
試しにホットケーキミックスを溶いたこのべたべたのボウルを突っ込んでみたところ
非常にきれいに洗えていました。
熱で固まる卵系や小麦粉系は苦手かなと思っていましたが心配は無用だったようです。
試しにタレ付き肉を焼いた焼肉プレートを洗ってみましたがさすがにこいつは無理でした。
コゲ付き部分はあらかじめスポンジで落として油汚れを食洗機に任せるといった感じになりますね。
満足度★★★★☆
汚れの落ち具合には非常に満足しています。
庫内容量の不安は今後使う食器を変えたりして対応が必要ですね。
カウンターからはみ出るのを我慢してレギュラーサイズを買ってもよかったかもしれません。
給水の面倒さは今後分岐水栓を付けてやろうと思います。
コメント
ウチは真鍮ダイバータとかいう製品で水道の先端から分岐させましたねー
給水しなくていいのはほんと楽です
そういうのもあるんですね
ホースのとり回しに問題が無ければお手軽でよさそうですね。
粉末タイプの食洗機用の洗剤には研磨剤が含まれているため
フライパンのフッ素加工が痛みます、わたしも一度やって
焦げ付くようになってしまってから調べたクチです。
食洗機用でも中性洗剤と謳われている物には研磨剤が
入っていないらしくフッ素加工されたフライパンでも
大丈夫だそうですが、わたしはフライパンは諦めて
手洗いしてます。
そうなんですね、ありがとうございます
我が家で使ってるフィニッシュさんは弱アルカリ性との記載。
無くなったら液体の物も試してみようと思います。