底辺Youtuber・プンソンです!
愛用のPCが壊れたかもしれません!
延長保証で修理に出します!
この記事は動画版があります
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愛用のOneMix3Pro
今回壊れたかもしれないのはこちら、2020年1月に購入したOneMix3Pro。
第10世代Core i5 10210Yという超省電力版CPUを搭載し当時AtomやCore Mなど貧弱なCPUを搭載したUMPCしか無い中、このサイズとしては驚異的な性能を持っていました。
OneNetBook社は変態配列ながら日本語版キーボードも用意してくれているのもあって寝床でのブログ執筆に使っていました。
この後すぐにモバイルCPUの性能がとてつもなくアップして見劣りするようになったのとGPDWINMAXなど他のPCを買ったのであんまり使わなくなっちゃったんですよね。
それでも日本語キーボードにこのサイズ感はなかなか替えがない感じです。
故障?
何がおかしいのかというとこれ、電源が入らないときがあるんですよね。
電源ボタンを長押しでオンなんですが全く無反応なことがある。
たまに電源ランプが点くんですが数秒で落ちる、スタートアップ修復までは進むが再起動するとまた落ちる、逆に勝手に電源が入っているときがある、などなど。
厄介なのが症状が出ないときもあって現在は症状が出ていない状態。
One Netbook One Mix/2/2S/3/4 Part8
この手の症状は結構あるようで5ちゃんねるの該当スレにも同じような報告が多数。
どうもキーボードの欠陥で電源が入らなくなるらしい。
バッテリーは1割程度の消耗なんですが膨張している可能性があるので交換してもらえるならしようかな。
ビックカメラの保証
- 購入時のポイントの半分を使って加入
- 消耗品や外的要因(物理破損やソフトウェア破損)は対象外
- PCのみ免責1万円
ここで家電アドバイザー的なお話になりますがビックカメラの延長保証はどうなのよってところ。
加入方法は購入時のポイントの半分を使用で、今回は140800円の購入額でポイント10%なので本来のポイント14080の半分、7040ポイントを使用して加入したことになります。
消耗品であるバッテリー交換なんかは有償になります。
これは大抵の会社の延長保証では対象外なので問題は無し。
控えめに言ってもクソと言っていいのは免責1万円というところ。
つまり保証対象の修理であってもユーザーは1万円を支払わないといけない。
PCの修理ではなかなかないと思いますが万が一修理額が1万円以下だった場合は全く保証されず全額ユーザー負担というもの。
さらにバッテリーなどの有償部品交換が発生した場合、それが加算される。
購入時、これを見た時点で『入る価値のないゴミ保証だな』と正直に、かなり正直に思いました。
(個人の感想です)
保証金相当のポイントを支払っているのにもかかわらず1万円を搾り取られるという意味不明。
保険に免責はつきものなので一概にクソと言ってはいけない気もしますが家電アドバイザーの私が知る限り家電量販店の延長保証で免責があるのはここだけのような気がするので競合他社と比較し客観的に見てもクソと言わざるを得ない。
1万円というと私の月の手取りの8.5%もの金額に相当、かなりの大金です。
このブログとYoutubeチャンネルですがマジで赤字ですのでよかったらチャンネル登録やお気に入り登録、動画のイイね押しといてください。
もはや保証と呼べる代物ではない気がして結局どうするかと思ったんですが家電アドバイザー的に地雷と分かっていても体験するために踏みに行く気概は必要かと思い加入してしまいました。
これからビックカメラでPCを買おうと思う方は以上の点を覚えておいてください。
具体的にどことはここでは言いませんが保証内容が業界最強の某社だとノートPCのキーボード故障は全額保証です。
(一体型PCのキーボードは付属品扱いで対象外)
じゃあなんでそこで買わなかったんだよと言われそうですが、こんな3年後に会社があるか分からないような中華の怪しいPCなんて取り扱ってないんですよ。。
仕方なくビックカメラで買った感じ。
受付
時代遅れ
修理を依頼したい
以下、保証の内容に関しては納得したものとして話を進めます。
しかし、マジでクソと言っていいのは受付方法。
修理はどこに受付フォームがあるのかなと思ってサイト内を探したんですがどうも電話受付だけっぽい。
おいおい、WEBで買ったものなんだからWEBで完結できるようにしろよと突っ込みたくなる。
チャットとかメールとかさぁ・・・これだから家電屋は時代遅れなんですよ。
しかもナビダイヤルなので電話代がかかる。
ワタクシ、プンソンはガチの陰キャで対人恐怖症ですので電話というのが嫌で仕方ありません。
なんでネット全盛の時代に旧世代の通信機を使わないといけないのか。
https://www.telnavi.jp/phone/0570001991
電話番号でググってみるとなかなか楽しそうなレビューが出てきますね。
ドキドキしながら電話を掛けました。
たらいまわし
- 長期保証専用修理ダイヤル (0570-00-1991)
- WEB通販サポートダイヤル (0570-06-7000)
- 引き取り修理受付ダイヤル (050-3163-9042)
死ぬほど電話嫌いな私ですが結局、3回電話をかける羽目になりました。
マジでクソです。
長期保証に入っているのでまずは長期保証専用の修理番号にコール。
なんかメールフォームがありますが※必須項目の都道府県のドロップダウンボックスのなかに香川県がないので送ることができないクソ仕様でした。
実店舗で買ってないやつは客じゃないと言わんばかりのサイトの設計でムカつきますが設計者はこれで本当にいいと思ったのか問い詰めたい。
商品を買ったにもかかわらずメールフォームを使わせてもらえないという現実にワタクシ、プンソンは悔しくて泣けてきて怒りで震えて涙が止まりません。
で、電話。
長期保証対象のもの以外は受付しねーよという旨の音声ガイダンスが流れたのでここでいいだろと思ったんですがPCなどの小物商品は店頭持ち込み対応になるという回答。
ビックカメラは四国に店舗がない旨を伝えるとWEB通販サポートダイヤルを案内されました。
WEB通販専用ダイヤル。
なぜかカタトコの日本語の音声ガイダンスが流れました。
自動音声くらい日本人に録音させろよと突っ込みたくなる。
この時点で非常に不安になりましたが電話に出たのは日本人のようで安心しました。
しかし、ここでは注文番号から購入履歴を確認されただけで次の引き取り修理専用ダイヤルを案内されました。
要するに先ほどの電話で案内されたところにかけたらそこも違ったということ。
普通の客ならブチ切れないまでもかなりの不満をため込む気がしますが大丈夫でしょうか?
まあ、間違いはしょうがないので人を責める気はないんですがこういった問い合わせに対するマニュアルが会社としてできているのかは気になる。
引き取り修理受付ダイヤル
ここでもカタコトの日本語の自動音声でもはやビックカメラという会社自体が心配になりましたが電話に出たのは日本人で、ここでようやく受付ができました。
こことWeb通販専用ダイヤルを分ける必要があるのかと、いささか疑問が残りますが。。
受付の電話をしたのが2023年1月19日。
21日以降で引き取りができるというので23日AMで指定しました。
往復の送料として3000円が免責とは別に加算されることになりますがメーカー直に送っても送料はかかるだろうからまあそれは仕方ないでしょう。
今回、持ち込み修理対象品で店舗が近くにないというもしかしたら特殊な例だったのかも知れませんがとにかくどこに連絡したらいいのか分かりづらい。
ユーザビリティの低さは保証の質以前の問題です。
ビックカメラさん、もっとわかりやすくしてください。
次はないと思いますが。
引き取り
- 本体
- 電源コード
- ACアダプター
- 症状を書いた紙
引き取りまでにこれらを用意しておきました。
PCはもちろんリカバリをかけてWindows10の状態にしパスワードもかけていない状態。
ACアダプターと電源用のUSBケーブルはどれが純正だったか忘れてしまったのでブログ記事の写真を見て特定。
こういう時に覚え書目的で付属品一覧をまとめておくと役に立ちますね。
症状を書いた紙はとくに用意しろとは言われませんでしたが電話で伝えただけでは症状が分かりづらいので作りました。
現在の業務PCであるThinkPad X13 Gen3についてきたワードで初めて作った文書がこれとはね。。
PC輸送便的なので手配されるようなので箱は向こうで用意してもらえます。
そして23日に旅立っていきました。
ちょうど各地で大雪が降っていた時なので無事に届くか不安でしたが。。。
経過
海外系PCの修理は時間がかかるものと思ってはいますがさすがに1ヶ月かかるなら一本くらい経過の連絡を入れるのではないかと思っていましたが考えが甘かった。
普通の客ならさすがに一か月音沙汰がなかったらどうなっているか確認の連絡を入れると思いますが、今回はビックカメラの修理対応がまともかどうかの実験も兼ねているのでこちらから催促するのはやめておこうと思います。
見積連絡
そう思っているとその次の日、2/25に引き取り修理センターから連絡がありました。
(仕事で取れなくてかけ直したため通話録音ソフト上では発信したことになっています)
- 電源が入らないことがあるのはキーボード交換が必要
- バッテリーの膨張はなかったので今回は交換なし。
- 保証なしだった場合の修理費は22550円
- 延長保証の免責10000円と往復送料3000円で請求額13000円。
なんだ、特にトラブルもなく終わりそうだな、ネタとしてはツマンネとか思いながら了承しようと思った瞬間。。。
『日本語キーボードが生産終了なので英語キーボードになります』と伝えられる。
皆さん、日本語キーボードが魅力で数ある中華UMPCの中からこれを買ったのに修理したら英語キーボードになって返ってくるらしいですよ?
日本語版が英語版になって返ってくる。
友達にDVDを貸したら洋モノになって返ってくるようなものですよ、喜ぶ人はいるかも知れませんが普通のユーザーだったら到底納得せんでしょう。
私はこのPCを予約して発売日に買ったので正味3年経たずに部品供給が終了したことになります。
さすがに短すぎる。
これはメーカー側の問題ではあるんですが、3年経たずにまともなサポートが受けられなくなるような製品に3年保証を付けて売るのはビックカメラ側にも問題があるでしょう。
取引契約時に保守関係の確認をやったのかということになります。
(一般的にPC類は部品保有期限を明示しなくても良いことにはなっていますが・・・)
ぶっちゃけ手持ちの中華UMPCは全部英語キーボードなんで別に英語キーボードでも問題はないんですが、このままOKするのもナメられてる気がしたのとネタとしてはちと弱いのでちょいと交渉してみることに。
『3年で部品無くなっちゃうんですかぁ?おかしいですよねぇ、日本語キーボードがウリで買ったのにそれじゃ困りますよねぇ~?そこはなんとかしてもらわないとぉ?』とあくまで丁寧な口調で攻めてみたところ休み明けにもう一度メーカーに確認してもらえることに。
こういう局面で怒鳴り散らす種類の人間もいますが、どう考えてもそれは損な生き方です。
相手も人間、サルじゃないんだから理性を持って交渉に挑んだほうがいいほうに転ぶことが多いですよ。
で、休み明けの2/27にもう一回電話がかかってきました。
その結果
『テックワン(代理店)いわく、探したら日本語キーボードが一個だけ見つかったのでこれで修理するアルよ!』とのこと。
あるのかないのかどっちなんだと突っ込みたくなりましたがビックカメラに言っても仕方ないのと正直もう面倒くさくなったので何も言わずそのまま続行してもらうことに。
闇を暴く
さて、今回提示された有償修理時の金額である22550円。
果たして保証に入っていてお得だったのでしょうかってところですが
免責10000円+送料3000円+保証加入代7040ポイントを円換算すると20040円となり、2510円安くなったことになります。
たしかに安くはなってるんですがぶっちゃけ、あまりお得感はない。
さらに深堀りしますが、この22550円という金額はビックカメラの取り分が乗っていると思われるので実際のメーカーが請求している額はもっと安いのではないかと思います。
あくまで私の憶測ですが、メーカー請求額である仕切り額(税別)に3割ほど載せて消費税を入れているのではないかと。
ジャンクなOneMix3 Proを復活させる件 – イエスタディズ
メーカー直に修理に出された方の2022年5月のブログ記事ですが、こちらでは
ー検査代 2,750円(税込)
ー交換技術費 9,625円(税込)
ーキーボード代 4,290円(税込)
ーバッテリー代 10,000円(税込)
となっていたようです。
バッテリーは今回私は交換しないので省くと2750+9625+4290=16665円。
値上がりしている可能性もありますが直で送ったらこの金額でいけるのかよ。。
これを税別にして3割の上乗せをして消費税をかけると15150×1.3×1.1=21664円。
んー、ちょっと足りませんがなんとなくそれっぽい数字になりましたねぇ。
まあ、あくまで私の妄想ですのでこの辺の裏事情に詳しい方はこっそり教えてください。
上記ブログのメーカー直に修理修理出しした額とビックカメラ保証で支払った1万円+加入料7040ポイントを円換算して比較(送料は除外)すると・・・
保証に加入せずに直接修理に出した方が安いという結果に。
中華PCのメーカーは修理費が安い傾向にあるのでやたらと高額になる国内メーカーPCの修理ならば元は取れるかもしれません。
あと、引用元ブログでは発送から3日で完了連絡がきたらしいですが、一か月以上かかった私とは何が違うんでしょうねぇ?
到着
電話があって数日後の3/3の午前中に着払いでPCが戻ってきました。
私の記憶が正しければメーカーからビックカメラ修理センターに戻ってきてウチに発送する際に連絡するという話だった気がしますが当然のようにそのような連絡はありませんでした。
別に発送連絡なんか要らないんですが自分からすると言っておいてしてこないのは何なのよってなりますね。。
ちゃんとキーボードは日本語版が使用されていますね。
つーか日本語キーボードがもう無いって絶対怪しいよな、だったらこの機種よりも後に発売されたCore i7搭載モデルなんかも修理できないって話になるじゃん。
まあ普通に起動してリカバリもされているようです。
メーカーの修理報告書が無くてビックカメラが発行している修理報告書だけってことはやっぱこの金額はやっぱビックカメラの取り分が上乗せされた金額なんでしょうかね。
というわけでビックカメラの延長保証を使ったPCの修理を体験してみました。
まあ、個人的に『次はないかな』と思いました。
皆様のご感想お待ちしております。
それではまた。
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