今回はハードオフ伊予三島店で発掘したMacbook Late 2008を紹介します。
ちょっと古いMac
お値段2200円でジャンクボックスの中に無造作に突っ込まれていました。
HDDなしで付属品もなし。
唯一、根元から断線しているACアダプターが別のジャンク箱に入っていたので
おそらく動作確認ができずにジャンク扱いになったと踏んで購入しました。
ついこの前Macで痛い目みてるのにまた買ったのかよというツッコミはなしで。。
ジャンカーたるもの、一度の失敗で諦めてはいけないのです。
勢いで買った動作品のMacBook Proは非常に調子がよく
今や家でのメインノートPCとして大活躍してくれています。
ちなみにシリアルナンバーでモデルを確認したところ
MacBook 13インチ Late 2008というモデルでした。
調べたところこのLate 2008はMacBook Proのようなアルミ筐体になったモデルしか
情報が出てこず、この樹脂筐体のモデルはちょっとマニアックなようです。
中身はEarly 2008の廉価モデルとほぼ同一のようで
Core2DUO 2.1GHz 1GB RAM 120GB HDDというのがデフォルトの仕様だったようです。
A1181と名付けられているモデルの中では最後期のものですね。
各部を見ていきましょう。
左側面は電源端子、LAN端子、Mini DVI端子、FireWire、USB2.0端子が2個
マイク端子、ヘッドホン端子、ケンジントンロック
天板はこれでもかというくらいにステッカーでデコられています。
Macにステッカーをベタベタ貼るというのは信者的にどんな感じなのかは
わかりませんが、このマシンの歴史ということでそのままにしようと思います。
開いたところはカメラ横に一枚小さなシールが貼ってあるくらいで非常にきれい。
こういった白いPCは黄色く変色して汚くなるのが多いんですが
黄変は最小限に抑えられていますね。
キーボードも非常にきれい。
前の持ち主が大事にしていたのが窺い知れます。
ちょっと打ってみたところ若干固めな感じですが安物PCによくあるペコペコ感はなく
廉価モデルとはいえやっぱりMacだなぁと思います。
ガチのアルミ筐体であるMacbook Proと比べると安っぽさはあるものの
この年代のPCにはあまり無かったオシャレ感はいいと思います。
動作チェック
電源アダプターは手持ちのMagsafeのものが使えるので通電するか確認したところ・・・
おお、ちゃんとランプがついて通電していますね!
そのまま電源も入り、フォルダマークに?の表示が。
これはOSが入っていないという状態で、HDDなしで入手したので当然ですね。
HDDを入れてOSをインストールすれば使えそうな感じです。
HDDを装着しOSを入れてみる
HDDを装着します。
まずバッテリー横にあるつまみをコインで回すとバッテリーが外れます
HDDは矢印の部分に差し込むんですが、その前に○部分のネジを外して・・・
金具をとると出てくるレバーを引くとメモリーが出てきました。
このモデルのデフォルト搭載のメモリは1GBなんですが
なんと2GB+2GBの4GBまで増設されていました!
これだけでお得感アップです。
メモリはDDR2 533のSO-DIMMが使用可能。
はみ出ているベロを引っ張るとマウンターとネジが出てきました。
こういった部品は単品で入手すると高いことが多いのでラッキーです。
動作検証のため余ってた320GBのHDDを入れて元に戻しました。
OSですが、このモデルはMac OSX 10.5.4がデフォルトで入っていたようです。
サポートされてるのが10.7.5まで。
インストールメディアを買わないといけないのと10.7.5までアップしても
各種アプリがサポート切れでネットもままならない状態とのことですので
Linux Mintを試しに入れてみます。
インストールは以前ネットブックにインストールした時のように
すんなりいけたんですが、なぜか起動に5分くらいかかるのと
文字入力の切り替えがうまくできないのでボツ。
Windows10をインストールしてみました。
(USBメモリから立ち上がらなかったのでDVDメディアからインストール)
ライセンスはないので動作チェックくらいしかできませんが・・・
CPUはCore2Duo T8100
まあ、Windows Vistaの頃のマシンですので
Windows10を動かすのはギリギリという感じですかね。
このマシンの制限で32bitOSしかブートできないらしく
メモリも3GBしか認識されていません。
グラッフィック性能は低くYoutubeの1080p30がギリギリ再生できる感じ。
バッテリーは充電できてネット閲覧で3時間程度使用できました。
キーボードなども問題なく使えましたのでMacOSのインストールメディアを入手して
スタンドアロンでMacとして使用するのがやはり良いでしょうか・・・?
ちょいと考えてみようと思います。
今回はここまで・・・
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