Raspberry PiをRGBブラウン管に240pで映す!

DSC_1170.jpg
ラズベリーパイを使ったエミュレータマシンを作りゲームを楽しんでいますが
RGBブラウン管に映してみたくなりいろいろ調べてみました

アナログRGB出力のためのVGA666アダプター!

まずブラウン管に出力するにはアナログ信号でないといけません。
HDMIをアナログRGBに変換するのも手ですが
今回このVGA666アダプタを手配。

このアダプターを使うとGPIOからダイレクトにVGA信号が出せるそうです
Aliで540円くらいだったんで入手しました
各色6ビット出力なので666だそうです
フルカラーではないですがレトロゲームを映すなら十分な色数。

DSC_1171.jpg
装着。
ケースの蓋がつけられなくなるので蓋を削る必要がありますな

設定が必要


設定はこの動画を参考に

動画の説明にある通り、ラズパイのコンフィグファイルに

dtoverlay=vga666
enable_dpi_lcd=1
display_default_lcd=1
dpi_group=2
dpi_mode=87
#hdmi_timings=336 1 10 30 34 252 1 15 3 42 0 0 0 50 0 6400000 1 # 336:252 6.4MHz progressive
#hdmi_timings=336 1 10 30 34 252 1 15 3 42 0 0 0 50 0 6400000 1 # 336:252 6.4MHz progressive
#hdmi_timings=256 1 6 17 18 192 1 26 22 29 0 0 0 60 0 4800000 1 # 256:192 Sega Master System (NTSC)
#hdmi_timings=256 1 8 17 21 224 1 7 10 24 0 0 0 60 0 4800000 1 # 256:224 NES, SNES (NTSC)
hdmi_timings=320 1 20 29 35 224 1 10 14 16 0 0 0 60 0 6400000 1 # 320:224 Sega Genesis (NTSC)
#hdmi_timings=320 1 14 46 28 256 1 17 32 9 0 0 0 50 0 6400000 1 # 320:256 Amiga (PAL)

を追記すればよし
一般的なレトロゲームの320x224の解像度になります

15Khz対応ブラウン管につなぐ

DSC_1172.jpg
VGA端子が直に生えているアーケードモニターに接続してみました
映った!
(色が酷いことになってたんでこの後消磁しました)

DSC_1183.jpg
大事なのはピクセルアスペクト比を1:1にすること
そうでないとスケーリングがかかってドットがガタガタになります

DSC_1181.jpg
DSC_1173.jpg
DSC_1177.jpg
まぎれもない240pのドットバイドット表示!
アケ基板実機と遜色無い見た目でぱっと見わかりません

DSC_1199.jpg
VGA→RGB21ピン変換ケーブルを自作してWEGAに映してみた
同期信号を混合させる必要がありますが
簡単にダイオードをかませたあとHVをショートさせて対応。
(本当はICとかを使うらしいですが。。)

DSC_1197.jpg
320x224の解像度のネオジオなどと相性がいいです
問題点
・320x224より大きい解像度のゲームは縮小されてガタガタになる
横384ドットのゲームとかがネック

・横256ドットのゲームは左右に黒帯ができる
ファミコン、スーファミとかが該当
そこまで気にならないしモニター側の調整でどうにでもなる問題かな
特殊な解像度のゲームはSDカードを分けて差し替えるというのも手かな

やはりブラウン管で遊ぶレトロゲームは最高ですわ

コメント

  1. あかだま より:

    自作のVGA-RGB21変換ケーブルの作り方をもっと詳しく教えてもらっていいですか?
    実は私もあなたと全く同じことをやろうと考えていました。

    なのでお願いします!

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