Amazonなどで販売されている、いわゆる格安タブレットと呼ばれるジャンルの製品ですね。その中でも、ちゃんとしたスタイラスペンが付属しているタイプは今回が初体験なので、個人的にもかなり気になっていました。
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開封チェック:内容物と第一印象
入っていたのはタブレット本体、取扱説明書、USB Type-Cケーブル、スタイラスペン、SIMピン(MicroSD用、4GLTE非対応)、そして背面カバー。

説明書は一応日本語ですが、ところどころ怪しい翻訳もあります。ただこの辺は格安製品あるあるなのでご愛嬌ですね。


付属の背面カバーは金属プレート入りで、磁石でバチンと装着できるタイプ。しっかりした作りで、スタンドとしても使える構造になっています。
また、ペンを差し込める構造になっているためペンの収納に困らない。
全面保護ではなく背面のみなので好みは分かれそうですが、保持力はかなり強く安定感は高めです。
本体デザインと基本スペック
本体デザイン

画面サイズは10.95インチ、アスペクト比は16:10。解像度は2000×1200で、最近のタブレットとしては標準的。


側面には電源ボタン・ステレオスピーカー・USB Type-C端子。

上側にボリュームボタン・MicroSDカードスロットも搭載されています。

背面は金属素材で質感は意外と良好。アンテナ部分だけプラスチックになっている構造ですね。
スッペク
| MovinkPad11 | BekoQurd T4 | |
| SoC | Helio G99 | Helio G99 |
| メモリ | 8GB | 8GB |
| ストレージ | 128GB | 128GB |
| microSDスロット | なし | あり |
| モニター | 11.45インチ 3:2 IPS液晶 2200×1440 90Hz | 11インチ 16:10 IPS液晶 2000 x 1200 90Hz |
| ペン | 筆圧検知 8192段階 電池不要 | 筆圧検知 4096段階 電池必要 USI 2.0規格ペン使用可能 |
| 重量 | 588g | 490g |
| OS | Android14 | Android14 |
| 価格 | 69,080円 | 26,999円 |
SoCはHelio G99、メモリ8GB、ストレージ128GB。
この構成、実はワコムのMovinkPad 11とかなり近いんですよ。数値だけ見れば入門用お絵かきタブレットとしても期待できそうなスペックです。
付属スタイラスペンの仕様と注意点
サイドスイッチが2つ付いているのは評価ポイントです。消しゴムやスポイトなどを割り当てたい人には最低限欲しい装備ですからね。

ただしこのペン、電池式です。昔のSurfaceペンと同じような単6電池を使用します。
ワコム製品のような充電不要タイプに慣れていると、ちょっと時代を感じる部分ではあります。

ペン先が交換できると商品ページに記載がありますが、Amazonを見る限り芯の単体販売は無いように見える。

メーカーに『あるのかないのかどっちなんだ?』と問い合わせたところ

替え芯の単品販売はなく、消耗したらUSI2.0ペンごと買い替えてくださいとのこと。
つまり、『ないないあるよ!』
ペン先交換できるって書いてあるのに売ってないのかよ、というツッコミは案件なので飲み込みました。
同じようにキーボード接続端子に使える純正キーボードも『ないないあるよ!』とのこと。
なんなんだよ?
初期設定とシステム周り

設定自体はスムーズで、余計なプリインストールアプリもほぼ無し。動作も普通にサクサクしています。

個人的に嬉しかったのは明るさの自動調整機能があること。環境センサーも搭載されています。

さらにバッテリープロテクションモード(80%充電制限)とバイパス充電機能まで搭載。
この辺はむしろ格安タブレットとしては優秀です。

ちなみにダブルタップでスリープ解除は設定項目にはありませんでしたが、なぜかデフォルトで有効化されていました。嫌いじゃない。

充電の挙動が独特でいたわり充電の時は50%前後でうろうろするように充電制御されるっぽい。
お絵かき性能チェック:正直な感想


前提として、プンソンさんはいつもワコムのMovinkPad Pro14を使用してお絵描きをしています。
素人の癖にエントリーモデルのMovinkPad11も所有している変態。
はたして中華Android端末のペンの書き味はどうなんでしょうか?

まず視差はそこまで気にならないレベル。ただし画面端ではズレが目立ちます。

描画遅延も若干感じます。原因の一つはペンの押し込み方向に遊びがあること。タッチしても判定されない瞬間があり、書き始めでラグを感じる場面があります。

さらに斜め線をゆっくり引くとジッターが発生し、線がガタガタになります。
(手振れ補正を0にし、定規でゆっくりと斜め線を引く)

これはワコム製タブレットではほぼ起きない現象で、やはり価格差が出る部分ですね。

筆圧感知もかなり大雑把な印象で、入り抜きが繊細に表現できません。

ムービングパッド11と比べると線の滑らかさは明確に差があります。
ペン操作性とパームリジェクション

ペン自体は電池入りなので重め。長時間使っていると親指の付け根が痛くなってきました。
サイドボタンは2つあるものの、出っ張りが低くて分かりづらく、しかもかなり硬い。正直使いにくいです。

ペンが画面の近くにある間、誤タッチを防ぐために指での操作をオフにする機能、いわゆるパームリジェクションは搭載されていますが、ペンを離してから指操作が戻るまで約2秒かかります。
ペンで描いた後すぐ指を使ってキャンバスを移動させたり回転させたり拡大縮小させるような操作をする人にはかなりストレス。
ふざけるな!!と発狂しそうになりました。
結果として片手デバイス必須環境になります。
実作業してみた結果

慣れない環境で1枚絵を仕上げてみました。
今回も『香川県を勝手に応援するVTuber さぬきまい』さんを描きました。
作業時間は約18時間。ペンの使い勝手は決して良いとは言えませんが、完成まで持っていけることは確認できました。
私のような趣味絵レベルなら、時間をかければ十分描けるという印象です。
総評:安さ重視ならアリ、快適さ重視なら厳しい
ペン付きという点でお絵かき用途にも挑戦してみましたが、大手メーカー製に慣れている人には正直かなり厳しいと感じました。
「お絵かき始めてみたいけど高いのは無理」という方には、入門機として選択肢の一つにはなると思います。
快適さを求めるならワコム。コスパ重視ならこういった格安タブレット。
その住み分けはかなりハッキリしていますね。
以上、ペン付きAndroidタブレット「Becoud T4」の正直レビューでした。

















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