
2025年10月16日!
ついに発売されましたよASUSのハンドヘルド型ゲーミングPC、ROGXBOXALLY!
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以前の動画で高評価100いったら買いますぅぅぅ!!!という約束をして
余裕で100いっちゃったので

約束を守る男プンソンさんは今回予約開始日に即予約してきました。
今回購入したのはもちろん、上位版のROGXBOXALLYX!
私と同じく旧型初代からの買い替えの方が多いのではないかと思いますので比較しながらやっていこうかなと。去年出たROG ALLY Xは買ってないので知らん。
スッペク
| ROG ALLY | ROG XBOX ALLY X | |
| CPU | AMD RYZEN Z1 EXTREAM | AMD RYZEN AI Z2 EXTREME |
| メモリ | 16GB | 24GB |
| ストレージ | 512GB | 1TB |
| モニター | 7インチ 16:9 1080P 120Hz FreeSync Premium | 7インチ 16:9 1080P 120Hz FreeSync Premium |
| ポート | USB 3.2 Gen 2 Type-C x1 | USB4 Type-C x1 USB 3.2 Gen 2 Type-C x1 |
| カードリーダー | UHS-II | UHS-II UHS-I(DDR200対応) |
| バッテリー | 40Wh | 80Wh |
| 重量 | 598g | 715g |
| OS | Windows11 | Windows11 |
| 価格 | 109,800円 | 139,800円 |
ざっくり初代とスッペクを比較しますと。
・新型RYZENに変わって性能アップ!AI機能に対応!
・メモリが16GBから24GBに変わった!
・デフォルトのSSDが512GBから1TBになった!
・USB4のTYPE-C端子が1つ追加された!
・カードリーダーがDDR200に対応した!
・バッテリー容量が2倍になった!
・重量が598gから715gに重くなった!
・・・といった感じでしょうか?
内容物

箱は思ってたよりすごく大きい。
初代は白い箱でしたが今回は本体の色に合わせて黒になっていますね。
- 本体
- ACアダプター
- 冊子類
- 簡易スタンド
入っているものは初代と変わらない感じでしょうか?

ACアダプターはケーブル一体型のもの。
65W出力ですが、ドックなどを中継する場合はその分電力をとられるので100Wのアダプターを付けてほしかったかも。

今回も謎の紙製スタンドが付いていました。
こんなもん使わねーだろと思いますがROGのロゴが入ったアイテムなのでまあ、コレクションとして。
各部

保護の為とご尊顔がボロンしないように保護フィルムを貼りました。
買ったのはミヤビックスのこちら。
旧型用ですがサイズはピッタリでした。

前面レイアウトは基本的に同じですが新たにXBOXボタンがつきました!
シイタケがあるってだけで公式感が出ますよね

上側には電源ボタン、イヤホンジャック、MicroSDカードスロット
音量ボタン、TYPE-C端子が二つ。

9割くらいの方が『いらねぇって』と思ったであろう純正アクセサリーしかつながらない謎の端子は去年バージョンのROGALLYXで廃止されました。

背面グリップが旧型に比べると大きく盛り上げているため握りやすくなっています。
初代は握る部分が平らだったため持ちにくいというわけではなかったんですが今思えば持ちにくかったです。
やはりゲームコントローラーのような形状になっているってのは大きい。

グリップの部分にはザラザラの滑り止め加工がされています。
よーく見るとこの滑りどめ、『ROG』って書いてるんですよね…PS5のパッドも来ん無かったですよネ確か。
持った感じは…まあ、重い。
電池込みで300GくらいあるXBOXのワイヤレスパッドの2倍以上の重さと考えればクッソ重いんですがこの中にハイパワーなPCが詰まっていると考えたらロマンしか無いですよね。
設定を終えて
中身はただのWindows11のPCなんでしょ?とか思われるかもしれませんが今回のものはWindows11をベースにしたカスタムOSのようです。
最初は何か普通のWindows11の挙動だったんですがWindowsアップデートをやっていると明らかに挙動が変わりました。

起動するとXBOXのUIが全画面表示され、コントローラーでゲーム選択などができるようになります。
旧型でもこういうのはありましたが今回はマイクロソフトが協力しているせいかOSとの一体感が強くとってつけたような感じは無くなっています。
この時、通常のWindowsの起動状態とは違いゲームに不要なバックグランドプロセスは動いていないとのこと。
そこに処理能力やメモリを取られることなくゲームのパフォーマンスが出るという事ですね。

もちろん通常のWindowsデスクトップを起動することも可能。

ただ、XBOX UIに戻るときに再起動をお勧めされる。
一かい起動させたWindowsのプロセスを切ることができないからでしょうか?
この状態でももちろんゲームはできますがパフォーマンスはやや落ちるのではないかと。

便利なのはXBOXアプリからSteamのクライアントにスムーズに移動できるところ。
私が主に利用している使い慣れたSteamのBIGピクチャーモードでコントローラーを使ってゲーム選択が可能。
感覚は本当にゲーム機っぽい。

コマンドセンターのボタンを押すとTDPなど各種設定がパッドで行える。
これはXBOXボタンからもアクセス可能。
この辺も初代はなんか呼び出した後のコントローラーの反応が悪かったり反応しなかったりという微妙な不具合があったんですが今のところ快適。

XBOXボタンを長押しすると現在開いてるアプリケーションの切り替えや終了ができる。
基本的に設定などマウスキーボードを使わずにほぼすべての操作ができるの快適ですね。

初代にあった充電を80%で止めるいたわり充電モードはありました。
今回はバッテリー容量が2倍になったので80%でも十分な時間遊べそうです。
遊んでみた感じ

視野角は広くリフレッシュレートが120Hzなので動きが非常になめらか。
タブレット用として使われる縦型液晶を無理やり流用したのではなくもともと横型として作られているネイティブランドスケープ液晶なので一部のアプリで発生する表示不具合などの相性問題もありません。

今回もSurfaceペンには非対応。
まあ、さすがにこれで絵を描いたりはせんだろう。。

十字キー、ボタンの感触は初代と同じでしょうか?
プチプチした感触のドームスイッチではなく古き良き導電ゴム接点式なので感触はやわらかめ。
十字キーはちゃんと中心軸があってシーソーのように動き全ボタンを押し込めない仕様。
これ重要。マジで重要。これを軽視してるメーカーは悔い改めてください。

うちの個体だけかもしれませんが右のグリップ付近の合わせの部分がイマイチなんですよね
ボタンを押してると若干ギシギシする。
プラスチックの質を下げたんだろうか、ガワのクオリティは初代の方が上って感じですね。

あと、初代からいわゆるセレクトスタートに当たるボタンとROGALLY独自のボタンの配置が上下逆になっているので慣れないうちは誤爆するかも。

コマンドセンターでコントロールモードをデスクトップにしているとアナログスティックでカーソル移動、R側ボタンでクリック操作が可能。
なんか自動だとうまく切り替わらんかった。
マウスキーボードが無くてもとりあえず操作は可能。

オペレーティングモードは『Windows』『サイレント』『パフォーマンス』『ターボ』『手動』がありざっくりとTDPの変更ができます。
TDPが低い設定にすると性能が落ちる代わりにバッテリーもちが長くなります。

手動はTDPとファン速度を自分で設定可能。
今回もターボモードだとCPU温度が90℃以上になることがあるのでフルスピードかつファン全開の設定を作っておくといいかもしれません。
ACアダプターを刺さないと速度に制限がかかるのも初代と同様。
ゲーム中のスリープからの復帰は遊ぶゲームにもよると思いますがはやい。
不要なプロセスが動いていないせいか復帰後の安定性も良くなっている気がします。

スピーカーの音は今回もかなり良い。
しっかりと前面にスピーカーのスペースが確保されていて持った時のスピーカーと耳の位置がマッチしているのかステレオ感がかなりよい。
ベンチ

CPUは8コア16スレッド
実装メモリは24GBですがビデオメモリに8GBほど割り振られているようで16GB程度で認識されています。
初代はメモリ量に若干の不安がありましたがこれだけあれば困る場面は少ないでしょう。
今回はAI対応なのでNPUのタブがありますが今回は割愛します。

ここからは電源を差したターボモード35Wでのベンチを試してみます
CINEBENCH R23
かなり性能アップしているのではと思いましたがマルチは旧型とほぼ同じ数値。
今回搭載されているRYZEN Z2 Extreamは第12世代以降のINTEL Coreiシリーズと同じように高性能コアと省電力コアの組み合わせで構成されていてそれぞれを効率よく使うことで従来より性能を落とすことなく省電力化に成功しているのです。

FF15ベンチ
フルHD標準品質で4732と旧型の3374の1.4倍の数値。
今となっては軽い部類のベンチになるんではと思いますが、ハンドヘルド機でやや快適が出せるようになるとはすごい時代になったものですね。


スト6ベンチ
結構重たいゲームなので内部解像度を最大にしてその他は極力下げた設定にします。
結果は快適。
旧型もベンチ上はそこそこ動いてるように見えますが重たい演出で激しくスローになったりと厳しいものがありました。

SSD
SSD速度はPCIe4.0の標準的な速度のものといった感じでしょうか。
早いSSDに変えるともっと速度は出ると思いますがコストと発熱の問題でこのあたりで妥協しているんでしょうかね。

SDスロット
今回はDDR200対応ということでサンディスクのDDR200対応カードを使ってみたところ200MB/sというそれっぽい数値が出ました。

ここで悲報!
旧型も測定しようかと思ってカードを差したらカードリーダーがぶっ壊れていました!
最後に使ったときは問題なかったと思うんですが…修理出さなきゃなぁ。
壊れやすさに定評のある旧型ROGALLYのカードリーダーですが、今回のROGXBOXALLYのカードリーダーはどうでしょうか?
旧型のカードリーダーでSDカードを1枚壊しているので不安ではある。
ま、使わないのが一番だろうか。。

バッテリーもち。
程よくGPUに負荷がかかってるゲームをターボモードで1時間動かしてみた結果、50%程度の消耗でした。
バッテリー容量が2倍になっているおかげで旧型でモリモリ減っていくゲームも余裕をもって遊べるようになりました。
今回、一番買ってよかったと思うポイントですね。
アクセサリー

旧型で使えていたアクセサリーは使えるのか!?
私が持っている汎用ドックは厚みが増えた関係でハマりませんでした。

昔紹介したニンテンドースイッチのグリップコントローラー用のケースも入らない。
この辺は新しく用意する必要がありますね…

旧型はHDMI出力時、運がよくて2画面まででしたが今回は3画面までいけるっぽい?
外部モニターに3画面出すと本体モニターは無効になります。
私は配信で3画面使うんですがこれなら軽いゲームの配信で使えそうかな…?
いずれROGXBOXALLYXだけでやるゲーム配信を試してみようと思います。
2000円弱で売っている中華製のカバーを購入してみました。

シリコンより硬いTPUのもので後ろにスタンドが付いてて便利。
グリップ部が若干太くなるんでより握りやすくなります。

問題は電源ボタンの指紋認証が死ぬほどやりにくくなる。。
この辺はもうちょい考えてほしかった。
正統進化!

というわけでROGXBOXALLYXをざっと紹介しました。
大きく重くなったものの純粋に性能アップしゲームに最適化された後継機にふさわしい出来かと思います
今回はやりませんでしたがお金ができたらSSD換装などやってみようと思います。
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